全編Blenderで制作されてアカデミー賞とった作品と聞いて鑑賞。水の表現とカメラワークの凄み。特にカメラワークは他のCGアニメ映画と一線を画していると思う。お金があればもっとレンダリング精度は上げら>>続きを読む
「カメ止めの再来」みたいなことを言われているけど、全くの別物。ただただ映画愛(撮影所愛)とエンタメに振り切った脚本を、全員知らない役者さんだけど見事に2時間見ていられる作品に仕上がっていた。
企画は面白いが、それ以外のすべてが三流以下の地獄のような作品。映画としてもお笑いとしても歴史に残るほどに稚拙。狙ってやっていたとしてもキツい。世界のキタノ、どこへ?
想像できちゃうようなストーリーだけど、演出と映像に見応えがあり楽しめた。日本用のキャッチコピーや邦題が足を運ぶ人を減らしていると思う。「ロボ泣き」って言われて見に行かないでしょ。
「いや、気功チートすぎるだろ」とか細かいことが気にならないくらいテンポ良く展開するし、熱量高くまとまったTHE香港映画。アクション監督が谷垣健治さんとエンドロールで知り、納得。
キングスマンの教会のシーンを5分に1回見ているような、とにかく養蜂家がキレて暴れているだけの映画。それ以外の要素がほぼなく、手放しで笑えるアクション映画に仕上がっていた。
お金を払う価値のある記録映像。途中、「薬ってすごいな」と衝撃を受け、それ以前も以降もほぼ覚えていない。
メインの役者をしっかりと選ぶべきだった。演技に緊張感が無く、ホラーになっていない。また、サブで少し著名な演者を出すのも悪手。無駄な情報となり、物語の筋から脱線する。SNSで話題になっていたので期待しす>>続きを読む
独特の静けさの中で、ギリギリあり得そうな超能力を獲得してしまった子どもたちによるバトル(?)が繰り広げられる。不思議な空気の映画。
ロッククライミングをしていた主人公がとあるトラウマで登れなくなり、ひょんなことから電波塔のようなところに登ることになる経緯に全く共感できないため、単純なアトラクションムービーとしてしか見られなかった。
2024年ワースト1。役者(特に古川琴音)の棒演技が途中から気にならなくなるくらい脚本も演出も信じられないほど酷い。
古き良き70-80年代のアメリカ映画のような感じ。本当に最近公開されたのか?と疑うほどに往年感があって良い。誰も死なないし誰も不幸にはならない。とても好きな映画でした。
山田尚子監督×吉田玲子脚本でこのポスターだと「バンドもの」なんだろうなぁ〜くらいの感じで見に行ったが、いい意味で全く違って良かった。きみの色というタイトルも、カトリック系の寄宿学校を舞台にしている意味>>続きを読む
いわゆる前作のような作品を期待している人は肩透かしを食らったと感じるのだと思います。私は、ジョーカーというフィクションの中で、人間ドラマを描く別作品だと捉えればそれほど違和感なく見られました。あまり抑>>続きを読む
戦場カメラマンの視点で描くアメリカで内戦が起こったら?的な話。どうやって撮ったの?と思うようなシーンもたくさんあるし、リアリティのある戦争描写に目を見張る。若い素人カメラマンをメインで登場させる必要が>>続きを読む
近年のティムバートン作品で一番良い出来。持ち味のクラフト感を存分に味わえるし、ダニーエルフマンの劇伴もバッチリ。そしてすべてが馬鹿馬鹿しい。朝イチの自分しか客のいないIMAXを味わえたのも込みで最高の>>続きを読む
悪い意味で舞台を見てるよう。セリフは面白いのに、映画的な面白さがほぼない単調な会話劇が続いてるだけに感じた。
前作の女の子が歳を重ねて思春期になり、頭の中の感情が複雑に増えて〜、という続編としての着眼点はすごく良いと思った。それ以上の驚きが無かったのが残念。
最近の劇伴が大野克夫ではなく菅野祐悟になったのは本当に良い選択。それ以外のストーリーやクオリティは相変わらずで今年も爆笑させてもらいました。ファンムービーの要素が強い。
原作既読。前章が予想を裏切り良い出来だったので後章は期待を込めてBESTIAで鑑賞。前章の伏線や仕掛けを回収するのに尺を使わなければいけないため基本駆け足になり、前章で良かった門出とおんたんに軸足を置>>続きを読む
スターサンズの実話モチーフシリーズ。基本的に物語は進展もしないし救いもしない。本編よろしくドキュメンタリーや報道で映像化すれば良いような内容だが、風化や無関心といった事実にきっちりとフォーカスできると>>続きを読む
最低限の人物相関と知識を入れた状態で鑑賞すべきだったと反省。この映画を日本で公開することを躊躇う理由が見当たらなかった。ホイテホイテマさんのギミッキーな撮影は鳴りを顰め、音で見せる映画だった。
原作既読。
この原作をどう映画にするのか?と思っていたし正直全然期待していなかったが丁寧に作られているし初見でもストーリーがわかりやすく整理されていて良かった。後篇も期待していいと感じた。
観客も不快になるような夫(と思われる)からの騒音にはじまり、殺人なのか自殺なのかを陪審員のような気持ちで見守る映画。結論らしい結論は用意されておらず、モヤっとする人もいるかも。
訳がわからないようでわかる。筋書きがめちゃくちゃなようでめちゃくちゃじゃない。主人公にとって夢が現実かわからない数日間を観客も味わうことができる怪作。
撮影手法や画づくりの面で目を見張るカットがたくさんある。フランケンシュタインや、シザーハンズのような話だけど、それらと違ってメッセージ性はそんなになく、シュールでアーティスティックなコメディを見ている>>続きを読む
映画館での特別上映で。この男のキャラクター設定や時代背景の説明は端的に導入部で上手く消化してしまい、てっとり早く物語を展開してしまうのは流石。いまの時代になにかと配慮しなければならなくなった女性たちの>>続きを読む
すぐに感想が書けず1.5ヶ月ほど経ってしまった。こういうテーマを扱う映画が苦手な人はそもそも観なければいいし、私は観て良かったと思っている。井上陽水の曲がすごく印象に残っている。
着想・テーマに対して、展開や人物設定が全く効いていない。主要な登場人物の関係性も新鮮と言えば新鮮だけど、正直気持ちのいいものではない。それが岡田麿里だと言えばそれまでなのだけれど。
原作を読まずに観たかった。凄く出来の良い実写化だと思う。原作をそのまま映像化するのではなく、ドラマの根幹となるテーマを新たに付して映像化しているのが流石。
山下さん×野木さんというキャスティングをし>>続きを読む
原作未読です。ストーリーは未読でもわかりやすかった。アイヌ語の注釈的なテロップは、台詞で既に理解できているところが殆どなのでなくて良いと思う。また、そもそも撮影照明グレーディングがチープで劇場クオリテ>>続きを読む
週末だし終末ということですかね。明確な答えを出さずに終わる作品が好きなので、こういう幕切れもアリかな?とは思いましたが、色々と伏線じみたことを詰め込んでいたのだから、驚きのラストを期待してしまった。