監督が得意な音楽合わせのエディットや、映像ギミック的にもこれまで以上に斬新な進化を感じた。複雑なキャラクター設定や演出の全てが刺激的な良作。
登場人物、皆に感情移入できる丁寧な作りだった。事故のシーンのリアリティも最近の映画の中ではとことん突き詰められていて良かった。
悲劇が喜劇となり悲劇になって終わる映画。サムネと予告編のトーンだけではコメディとわからず。
戯曲が原作というのも納得の会話劇。試合を見せずに野球を描いたり、高校生らしい葛藤やどうでもいいことを気にしてしまう感じを淡々と描いているのがよかった。
もう少し丁寧に乙骨くんと里香ちゃんのことを描いてくれても良かったなぁ。記憶飛んだのか?ってくらい直ぐに終わる。あとヌーの曲2曲も流す必要ある?
原作未読なので、こんなもんなのかもしれないな〜と思いつつ。時系列を戻したり進めたりという演出を、もう少しわかりやすく処理しても良かったと思う。
何の情報もいれずに観に行き、PART1と表示されたときの衝撃。砂漠の世界の美しさ。ティモシーシャラメの存在感。ハンスジマーの音楽。
記憶に残ったポイント。
終盤様々なことが明らかになっていくとき、興奮が止まらなかった。ホラーというジャンルに囚われない新しい発想だらけの一本。
多様性を意識しているのは良いことだと思うが、この作品はただ配役をそうしただけのように見えた。また、全体的にCGのレベルが甘いと思う。IMAXではない劇場なら気にならなかったかも。
最後のダニエル・クレイグ版ボンドということで、もっと色々なアクションシーンが見たかったけど、いままでが凄すぎたのかな。今後、こんなにこの役が似合う人が現れるのだろうか。おつかれさまでした。
前作よりも色々とスケールダウンした印象。そして、リアリティに欠ける(と言ってもヤクザや当時の警察のことは知らんが)展開が増えたように思う。
まず脚本が酷い。前作のような推理モノを期待して観に行くとがっかりする。
そして撮影も酷い。クドイほどカメラワークするくせにスムーズじゃないのはいただけない。演出もクドイ。がっかりです。
和製チャイルドプレイみたいな映画。いろいろとダメだけど、カラコレでもっとムードは出せたはず。役者がかわいそう。
まず、KIRINJI堀込さんの劇伴がとっても良い。
脚本も演出も稚拙。詰めの甘い部分が多いし、藤原竜也を活かしきれていないので退屈な映画になってしまってると思う。
面白いロードムービーの形だと思うし、上映時間を感じさせないゆったりとした時間が流れている作品。キャスティングもバッチリだし、長回しFIX多めの撮影や、演技の間も本当に良い。劇中劇がいいアクセントになっ>>続きを読む
久しぶりに鑑賞。はじめて見た時は、謎が謎を呼ぶ後半に理解が及ばなかったが、今回は何故か腑に落ちて、作画の素晴らしさも相まってこのスコアとなった。
悪くないし良くもない、不思議な作品。
原作ファンです。キャスティングやロケーション、構図に至るまで完全に原作をリスペクトして制作しているのが伝わり好感。
肝心のあの曲が流れるクライマックスシーンが、もう少しドラマチックでも良かったと思う>>続きを読む
映像美と芦田愛菜さんの演技力がとにかく凄い映画。話が難解過ぎて置いてけぼりになっても、その2点のみで突破できるくらいだ。
音の演出は凄くいい。白黒であることも見る側の想像力を刺激していいんだけど、ストーリーが乗り切れなかった。楽しみにしていただけに残念。
ラストシーンがすべて。このシーンを見るためだけにもう一度頭から見たいくらいだ。
石井監督は理解しづらい主人公を立てて見終わる頃には感情移入させてしまうのが本当に上手い。ラスト、合成までしてタイトルにこだわる演出は必要はなかったと思う。それ以外は本当に良かっただけに残念だった。
いまの時代によく出来たオリジナル娯楽作品だと思った。色々とツッコミどころはあるけど、読後感も含めて良かったです。
撮影が本当に素晴らしかった。時代によってキーカラーやアスペクト比を変えているのも効いてる。
タイムリープ物の皮を被って強烈なメッセージを伝える不思議な作品。タイムリープ自体にこれほど意味を持たせられるのが凄いし、終わり方も文句なしに良い。おすすめです。
あー、こういう人生もあるんだろうなぁ、って何故か納得してしまうほどキャスティングが良かった。居心地の良い映画。
セリフに頼らず、映像と演技で物語をしっかりと紡いでる。それがすごいと思った。
1カット1カットが長めだけど、全然見れるからすごい。
見えない敵と闘う、緊迫感のあるストーリーで全体的に楽しめるが、合成やCGなど映像的な面で色々と残念だった。
三島ばかりではなく、学生にも均等にスポットが当てられていて面白い。全員が濃く、途中からギャグを見ているような気持ちになった。
しっかりと完結させることよりも、最後まで実験的で映像美を追求している姿勢に圧倒された。音響も凄い。
役所広司も西川美和も仲野太賀もすごい。幕切れもすごく良かった。
公式がPRで「ラスト15分が〜」みたいな安い言葉で宣伝していたけど、鑑賞前に不必要な情報が入るだけの下劣な宣伝なので二度とすんな。
死んだ父ちゃんに魔法で再会するあらすじの中で描いているのが、主人公の抱える問題だったり兄弟の絆だったのが上手いな、と思いつつ。何かにつけて都合よくことが運ぶのが違和感でした。
銀魂ももう15年なんだ。15年間楽しませてもらった大好きな作品です。が、色眼鏡無しでコメントさせていただきます。
宮脇監督がメインになってから、ギャグの間合いが悪くなり、アクションも見応えがなくなり>>続きを読む