Tallowさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

雪の轍(2014年製作の映画)

3.3

鑑賞メーター2016/3/13より引用

哲学や美学を押し付けられるとこうなるよねーな作品。
酔って語り始めてすぐにカッカしてしまう富裕層と酔っ払っていても人間としての矜持を示す貧困層の対比は面白かっ
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ミスト(2007年製作の映画)

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鑑賞メーター2016/4/7より引用

ずっと観ていられるけど3日後にはすっかり忘れているであろう然もありなんな内容。良くも悪くも霧がいろいろ誤魔化してくれている。A級とB級の間を縫うようにしてどっち
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

2.9

鑑賞メーター2016/4/26より引用

目黒シネマで鑑賞。実話ベースものなのでドラマティックさには欠ける、アメリカ特有の「掟」的なものは割と理解できない方だけどがそれでも飽きさせない作り。ジョニーデ
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恋の渦(2013年製作の映画)

2.5

鑑賞メーター2016/5/9より引用

愛の渦と間違えて鑑賞。制作側の思う壷なのかな?w
それでも最後まで見れたのは面白かったのだろう……。
「そうかーこれが恋かー。やっぱメンドクサイなー」と素直に思
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.3

鑑賞メーター2016/5/9より引用

ヒューマニズムを繊細に描くサム・ライミ監督の才能の多彩さは圧巻。電車の中の人々がスパイダーマンを助けて守るシーンや、引っ越し中のおばさんの台詞など、アメリカ人で
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

鑑賞メーター2016/6/19より引用

ひかりテレビで再々鑑賞。2の良さに埋もれていた今作だけど奇才サム・ライミの人間性の描き方は健在。アメージング完結の暁にはサム・ライミ監督で続編を希望。あ、MJ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

鑑賞メーター2016/6/27より引用

5年に一度程度の頻度で見続けているけど毎回新鮮な気持ちで見ることができる。逆に言うと強烈な主題が無いからなのか?「戦争は悪」を語るには戦闘シーンや破壊描写は希
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アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

3.2

心理学の真実を求めた本人より実験名としての方が有名なミルグラム博士本人に焦点が当たっているので「es」の様なものを期待して見ると肩透かしにあいます。

映画というより記録映像に近い。突然ナレーターに替
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エミリー 悪夢のベビーシッター(2015年製作の映画)

2.1

流石合理主義国家アメリカ、子供欲しけりゃ手段選ばず……ってオイッ!!
普通に誘拐すれば良くね?犠牲者(※ハムちゃんも含む)浮かばれませんわー。
3兄弟の男女構成と年齢設定は巧いけど映画全体として活かせ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

新感染で少し韓国映画へのハードルが低くなったところで観ておきたかったので本日4本目に鑑賞。悪趣味至極。実際に朗読会なんてあったのかなぁ?
騙し騙されの描写は見事でしたがエロ描写はtoo matchだっ
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ドント・ハングアップ(2016年製作の映画)

3.2

前情報ゼロでも「コンプライアンス」を思いだす冒頭、シエンナ・ギロリー(無駄遣い〜w)だったのですね。
「NERVE」的なおバカさん達が救われずに復讐でキッチリケジメつけられています。巻き込まれた両親以
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

4.0

公開初日‼︎
過去編最終章であるVIに向けての前フリ要素多目でしたが、コロニー落としの全容と「通常の3倍の速度」のリミッター外しのシーンは迫力ありました。

逆シャアとF91をDVDで済ませ、Z劇場版
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

大量殺人犯の娘が、周囲やマスコミによって与えられたトラウマと闘いながら普通に生きて行こうとするも、引かれ合うようにちょっと頭のおかしい人々が集まってしまう。

もっと倒錯している世界が描かれている作品
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

映画の日の2本目‼︎

オープニングからタイトルロゴが出るまで鳥肌が止まらなかった。「次車買うなら絶対スバル」ってなった。

パーフェクトな大音量のカーアクションに相まって、正直古くてダッサい音楽がち
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

吹替で再鑑賞。
釜山に帰ると言うストーリーだったり、音楽に関しては韓国独特の表現なのでしょうけれどもおびただしい数のゾンビは今となってはiPhoneのCMかと思うほど最先端の映像美(?)ですね。
身勝
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メッセンジャー(2017年製作の映画)

3.4

宇宙一人ぼっち系作品。
謎の三和音(ドミソ)を発信する3つの球体を探しに10年間の宇宙の旅に出る宇宙飛行士。基本的に宇宙船コックピット、探査船コックピット、太陽系の星の地上の3シチュエーションでストー
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

日本原作アニメーションのハリウッド実写化という枠組みの中では原作へのリスペクトが強く表現できていながら独自のオリジナリティも感じられます。(と言っても桃井かおりセクションに尽きますが…)

名シーンが
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.5

劇場公開時は「DVDでいいかなー」とスルーしたシリーズ最終章(なのか?)

思ったよりアクション要素か多めでしたが「劇場で見たかった…」と言うほどでもなかった。
前作までの「息を殺してやり過ごす」的な
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.5

2016/9/4鑑賞メーターより引用

設定は良いのにどうしてここまでつまらないものになってしまったのだろう?
冒頭でそれなりのテンションを期待してしまったのはあるけど……
もう少しヒステリックに進ん
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.7

再鑑賞。改めて観ると姉弟がトラウマ的な経験をすることによって各々のトラウマを克服していく物語なのですね。良くも悪くも「子供、がんばる」「婆さん、奇妙」など、シャマラン監督の特色が強く出ている作品ですね>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.6

2016/9/21鑑賞メーターより引用

設定が設定だけに緊張感をどう見せるか?に尽きると思う。その点ではよく出来ており、緊張感の疎密をしっかり楽しめた。惜しいのはその緊張感を緩和する点が「おマヌケセ
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パラノーマル・アクティビティ5(2015年製作の映画)

2.6

2016/9/25鑑賞メーターより引用


個人的に4からオワコン感あったけど、POV時代のパイオニア的シリーズなので押さえておこうと思って鑑賞。色々な伏線も散りばめられているのだろうけど映画として退
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.2

「未来予想図Ⅱ」
序盤がやや冗長ではありますが、なんとか着地成功させてますね。
そういや、アメリカのパージ法、いつから施行になるんでしたっけ?^_^

2016/9/28鑑賞メーターより引用

一作目
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パージ(2013年製作の映画)

3.3

新作発表ニュースを見て盛り上がってたところに放送していたので観てしまいました。イーサン・ホークの銃の構え方の屁っ放り腰がジワジワきますね。カッコイイリボルバーの台無し感、好きです。

2016/9/2
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ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

3.6

エル・ファニングって喜怒哀楽を表情に表す時の筋肉の使用量が極端に少ない女優さんだなぁと思います。ひたすらニュートラルな表情の近似顔で存在感の有る演技を見せつけてくれます。更に言うと笑顔にもう一段階プー>>続きを読む

自虐の詩(2007年製作の映画)

4.0

2回目。午後ローにて。
恐らくあの時代のあの日本で生活をしていた人にしか理解できないであろう日本特有の男女の、貧富の、極道への、たくさんの差別の文化が面白おかしく描かれています。
そう言う意味ではむし
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パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

3.5

単純な単語のみのタイトルって過去に観たかどうか忘れて観てしまいがちですね。まさにこの作品がそうでした。前回観た時はトレスポ観る前だったのでユアン・マクレガー&ユエン・ブレムナーのコンビもスルーしてしま>>続きを読む

血と骨(2004年製作の映画)

3.2

主演もさる事ながら気の利いているキャストが素晴らしい。

1人の凶悪な暴力人生を描いているにしては彼が何を求めているのか?
最近観た「ブロンソン」も破茶滅茶な暴力描写の際立つ作品でしたが暴力の動機がは
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.0

裏切りof the dead
一番周り見えてる役どころの松重豊の眉間&への字がなんかいいですね。
忘れがちだけど無言のヒットマン高橋克典は顔の割れてない花菱なんだねー。

2017/10/9
最終章の
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.0

何度見ても飽きない「バカヤローコノヤロー」コメディ。

鑑賞メーター2015/8/5より引用

二回目、「引き金を 引かない阿呆に 引く阿呆 」な作品。スーツの「シワ」まで演出がなされている。立場の強
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BAD FILM(2012年製作の映画)

2.8

鑑賞メーター2015/8/13 より引用

若かりし頃の園子温の大根っぷり草不可避、シドチェーンが支離滅裂な内容の象徴になっていると思う。 サブカルよろしく尺長い分得るものは少ない。この尺なら愛のむき
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マザー(2014年製作の映画)

2.7

鑑賞メーター2015/8/14 より引用

多分作品的には楳図ワールドなんだろうけど映画としては今ひとつ。 「はいはい、漂流、漂流」感は否めなかった。 ハマり役らしき人が真行寺さん以外いないって言う…
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

鑑賞メーター2015/8/17 より引用

TBSにて、内容はさておき終盤の野沢那智の登場に感動。いい声だねー

エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

2.9

鑑賞メーター2015/12/18 より引用

3の感想にも書いたけど「よく作る気になったね」と……。クローンか人造人間位でしかリザレクション方法ないもんなー。人間愛はロボットに押し付けて人間たちは冷血
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.8

鑑賞メーター2015/12/16より引用

ケーブルテレビシリーズ一挙放送にて鑑賞。D.フィンチャー監督は「救いのない絶望」を表現させたら一流だね。シガニーウィーバーが「呪縛に終止符を打つ」という意味
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アルプスの少女ハイジ(1979年製作の映画)

4.0

2016/1/2 鑑賞メーターより引用
ひかりテレビにて一気見放送。
自然児ハイジよりも過去に大きな罪を犯し、神に見放され、村の人々に軽蔑され、村の人々を軽蔑するおじいさんがハイジを守るためにコミュニ
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