Tallowさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

サベージ・キラー(2013年製作の映画)

3.9

ジャケットから溢れるB級感期待で観ました。ホラー、スリラー、バイオレンス、エロ、グロ、純愛、何でもありなのにストーリーがバラバラにならない作りは通常のA級作品です。プロット、脚本、キャスト、演出のバラ>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.3

フラッドピットの良さって映画の中で「カッコ良さ」を出しきって、作品後に引っ張らないことだとおもいます。キアヌやディカプリオみたいに作品外でもカッコイイのは純粋に映画を観るものからすると邪魔でしかないよ>>続きを読む

デス・ルーム(2006年製作の映画)

2.1

オッパイホラーが印象的だった。日本俳優陣の微妙な本気感にほくそ笑んでしまった。
オムニバス的に繰り広げられる各々のストーリー。オチの部分はおじいさんが持って行くと言う一人勝ちな作品。
1時間くらい見て
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.1

国際線機内映画。いわゆるマーベル、アベンジャー系のSFヒーロー映画は普段はまず観ないのですが、「きっとこうなんだろうなぁ」と言うものが全て綺麗に収まっていました。
しかしながら飛行機の小さい画面でみる
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.7

スコセッシ監督作品。「沈黙」を見てから彼の作品に疑念を持ち始めてしまい、しばらくは離れようと思っていたのですが、見てしまいました。
「映画は疑念をもって観るものではない。」と言う事がよくわかりました。
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.6

日本映画専門チャンネルにて通算7回目(かな?〕の鑑賞。
流石に市ヶ谷基地に関しては一切描かれていませんが、特殊なシチュエーションではありますが、「国防の限界」を知るためには教材の様に優れた作品ですね。
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.1

2回目のT2を見に行こうと予習のために観ました。T2観てからみるT1は格別の、面白さでした。
明日は劇場の波長が何かの拍子で異常を起こし、あの「宗教歌」を観客全員で大合唱してしまうハプニングを期待して
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.1

ここ最近は監督で映画を選ぶ傾向にあって、「フィンチャー監督だから」という理由でこの作品をチョイス。
全く逆の方向性で裏切られました。フィンチャー監督においては数少ないハッピーエンドな作品だと思います。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

にわか映画ファン故の「取りこぼしている作品」を見直そう期間。タランティーノ監督の美学が伺える作品。芝居の大仰さは歌舞伎を見ている様でした。そんな芝居であってもスルー出来ない感に惚れ惚れしてニヤニヤが止>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.4

まさかの初見でした。
主要登場人物各々が「生」や「世」に対して全く違う価値観を持ってぶつかり合っている作品。それぞれが間逆の価値観だったりするのにもかかわらず、全員の考え方に対して理解が及んでしまう造
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.9

観終わるまで気が付かなかったけど、LOOPER振りのジョゼフ・ゴードン君、びっくりする程良い役者になっていて驚きました。
物語としてはスーパーハッカー・スノーデンVSアメリカ国防の図式が、「シン・ゴジ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

2.5

見終えてしばらくして冷静になって考えるとスコセッシ監督作品として合点がいくものの、鑑賞中は自分の中の偏ったナショナリズムが随所で首を出し、他者が描く日本像に若干のストレスを感じてしまい、自ら非常に難し>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

3.8

冒頭の音楽がすごくダサいんだけどテンポが徐々に上がっていって最後にとてもカッコよくなる。「ジャーン」って終わって物語が始まる。音楽の最中に舞台がロンドンの中心部である事のみを映し出す。ダニー・ボイル流>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.5

2017/08/07
DVDにて再鑑賞。劇場公開時に観てサントラ漬けになっていた作品なので音楽だけで大満足。
思ったのは圧倒的な「光量不足」。劇場の「ビカビカ」感を感じる為にもテレビの明るさは最大で観
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北の国から'95秘密(1995年製作の映画)

3.8

シリーズ後期の中で唯一前後編に分かれていないのがよくわかるほどテンポが小気味良い。純をはじめとする大勢がシュウちゃんの過去に拘る感覚は富良野と言う地方都市の小さなコミュニティだからなのか?
という疑問
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北の国から'92巣立ち(1992年製作の映画)

4.0

ドラマを観る際には、「虚構である」と言う事を前提に観ます。その上で製作陣の「巧い」とか「下手」とかが浮き彫りに見えてくるのが個人的には面白いと思っています。そう言う意味では「構えて観ているはずの自分が>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.3


恐怖以上戦慄未満の連続で緊張感のある作品だった。
過分に音で脅かすわけでもなく、あくまでも映像で見せる緊張感。
人間の脳が感じる恐怖のツボの種類をよく理解しているなぁと感心しながら見終えるとクレジッ
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

3.5

初恋の後半からは二人の子供の恋愛事情がドラマの大半を占める様になった。その中でそれまでの主題であった「家族の絆」が離れて暮らす事によってスポットライトが分散されてしまい、一万円札の件に集約されてしまい>>続きを読む

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.7

「承認欲求に駆られた若者がバカをやる」と然もありなんな内容だけど、現代風につくられており、思いの外楽しめました。ブラックサイト、チャットルーム等、この手の作品は何だかんだ言って好きで見てしまいますな。>>続きを読む

北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

3.5

純くんが恋をする事によってそれまでのこのシリーズの持ち味でもあった「家族の絆」的なものが希薄になった気がします。また、リアルタイムで見ていた時には気にならなかったが、ヒロインである玲ちゃんが製作時に世>>続きを読む

北の国から'84夏(1984年製作の映画)

4.0

夏とはあるものの、丸太小屋が焼けると言う大きな事件は回想の中で起こる。そこから始まる純と正吉の間に起こる違和感が二人の関係性にズレを生み出し、半年を経たこの夏に大きく露呈する。
そのズレをうまく表現し
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

悪役デニーロの中でもトップクラスの格好良さ。
正義の筈の弁護士が迫り来る恐怖から法を侵かすことも厭わず家族を守る…アメリカ映画では良くある展開だが、一定の割合で銃乱射事件の猟奇的な事件のスタートってこ
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北の国から '83冬(1983年製作の映画)

3.5

テレビ版24話明けで鑑賞。本編に比べて比較的平和な冬。大滝秀治推しとしては見応えが少なかったなー

バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.0

‪封切り3番目の回を鑑賞。いきなり5と繋がってない時間軸。エイダとリオン、クリス、ジルはいずこ?ローラ不発。共闘予定のウェスカーはまさか(やはり…という説もある)の敵役スタート。水平三連式ショットガン>>続きを読む

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