KTさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

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青春映画の良作
テーマ、人物描写に対して、こんな感じでしょ、知らんけど、といった部分がない。
悪い男が出て来ない。

映画監督を目指す新人監督のやる事はこういう事だと思う。次回作の話もすぐ来るだろう。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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よく出来た映画の作り方って本を全部覚えてる人が、その本に加筆してる、ようなことをしてるのがシャマランだと思う。
だからカット割りがずっと変。
いつもアメリカの大作みたいな顔で日本で上映されるのでズレが
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ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

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自ら意味がないと言っているが、意味はある。伝統的な石造りの街角に子供がサッカーやったり犬がウロウロしたりラジオでサッカー聴いてたりする風景はとても豊かだと思う。何を切り取るかは大事だ。

なんか映画観
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

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観客が、酷いなーとか悲しいなーとか言って、でも私には関係ないわ、ってとこまでがこの映画だと思う。

日本の移民政策をみればほとんど受け入れないので、世界的にみれば知らないとこでどうにかせいっていう加害
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世界(2023年製作の映画)

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子供のキラキラを残したい、とのことだけど演出が下手でリアルさ、キラキラは失われている。掃除してる子達とか、自転車で一緒に歩いてくれてる子とか。

長く回せば何かあるだろう、ってのは演出じゃないのではな
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The Son/息子(2022年製作の映画)

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安易なお涙頂戴は選択肢にも入ってないようで、テーマの表現に真面目に取り組まれてると思う。
ラストもひねりもないが敢えてそういう選択をしてるのじゃないか。

もし役者だったらヒュー・ジャックマンの役やっ
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コンペティション(2021年製作の映画)

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面白かったのだが、

映画全体ってことでなく、
お笑いの1つ1つについて、
エブエブはすべり散らしていて、
逆転のトライアングルは???
RRRは面白いのだけど
この映画は面白かったと思う。

パンツ
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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

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役者、表現者を目指しててはみたものの、どこを目指せばいいか分からない人など観ればいいかと思う。
 杉村春子さんとか改めて見ると全身で全く隙のない役者の動きをしているし、そこにはやはり考え方とか理論があ
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ぼく モグラ キツネ 馬(2022年製作の映画)

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結構どん底の人等に向けて作られていると感じる、ので出来るだけ届くようにセリフが多いのだろうか。

個人的には誰も全く話さない方が豊かだと思う。

Winny(2023年製作の映画)

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監督のTwitterで
7年間の裁判記録を全部読む
弁護士を呼んで裁判をリアリに再現
というのが流れてきたので観ました。

東出さんはCMに出れないから俳優に振り切ってるので良い。

脚本の2番手と撮
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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ずーっと同じスタッフを使うスピルバーグの編集を調べたらレディー・プレイヤー・ワンくらいからサラ・ブロシャーという女性をマイケル・カーンと組ませて使っている。スピルバーグとスタッフ間のやり取りを聞いてみ>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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監督のサム・メンデスは30代で「アメリカン・ビューティー」でアカデミー賞を取っている。撮影はロジャー・ディンキンス、編集はリー・スミスでノーランの作品も幾つかやってる。
 最初の30分くらいはストーリ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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「スクエア」もそうけどセレブ風刺の対セレブ映画というか、テーマもストーリーも個別のコメディ要素も映画的技術もそこまで際立つものが無いように思うのだが、パルムドールと評価が高い映画。
 ヨーロッパの自称
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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あらすじにするとつまらない話んだろうけど、めちゃくちゃ面白い映画だった。
そして何が面白かったのか分からないのだが。

ヴェネチア映画祭で評価されなかったら日本で観れなかったと思うので感謝。

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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オリジナル「Nowhere Special」

邦題「いつかの君にもわかること」

タイトル変えると噛み締めるところが変わってこない?
邦題は配給会社の担当の個人的な感想のように思えるのだけど。

別れる決心(2022年製作の映画)

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この出来で監督賞(4位)ってのが気になってたので、2022年のカンヌを調べてみた。
パルムドールが、逆転のトライアングル、グランプリが珍しく2作品で、審査員長がチタンの役者バンサン・ランドン。あとは「
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

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別れる決心とボーンズ・アンド・オールとどの順番で観るのが正解か悩む

バビロン(2021年製作の映画)

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熱狂、狂騒、狂乱の時代。それから
業界は洗練され金の流れまでもスマートになり右から左に流れるだけで熱は冷めてしまったし、役者も監督も賢い犬みたいな人しか居なくなって。
生まれながらのスターは生命が生ま
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

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中2が分岐点で大人になるルートでなくヴァルハラルートを選んだ結果出来た映画のようで、ちゃんとマーケットにのって世界で公開してる。 
 昔中2だった人に響く

シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

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撮影と編集が尋常じゃなく上手。
おかげで話が分かりずらいけど、エネルギーの込め方からこうなるのだろうか、単なる趣味か。

母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

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ミシェル・フランコのような脚本でダルデンヌ兄弟のような手法

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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またダサすぎる邦題がついている。配給会社が社会問題というよりネタとして扱ってるのがよくわかる。

キャリー・マリガンの演技を見てると、気持ちとかでなく、お芝居はテクニックなのだと思える。憑依型なんて役
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