oriさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.5

ものすごくいい意味で想像とぜんぜんちがいました…!!
ネタバレになるから多くは書かないけれど、
従来のハリーポッターシリーズとはまた違った壮大さと迫力……!!

「あ、そういえばもしかしてあのシーン…
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ディオールと私(2014年製作の映画)

4.2

クチュリエ、クチュリエールたちの手から
最新のモードが次々と生まれていく様子って、
まるで魔法のよう…!

言わずもがなだけれど、チーフデザイナーに限らず
老舗ブランドを守っていくってとってもすごいこ
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.8

ぽっちゃりしててドジで不器用で…
だけどどんなことにも一生懸命でまっすぐぶつかっていくブリジットは、
画面越しにすごく応援しちゃったし、
愛おしくてたまらなかった。

会話のたびにとびかうイギリス英語
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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

4.0

ロミオとジュリエットは悲劇で知られているけれど、
いい意味で〝悲劇〟という感じがしないのデス…!
2人の間の大きな壁が、どんなに大きいものでも
どうにか愛を実らせようとする2人の姿は、
悲劇というより
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.6

改めて私は彼らのことが好きで本当に良かった。

トップグループにもかかわらず、ジョークのセンスに富んでいて親しみやすい雰囲気。
人種差別に反対し意地でも平等の元にライブを行おうとする優しさとその影響力
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

なんて切ないストーリーなんでしょう。
名作ということを知りながら、なかなか手を出せずにいた作品のひとつでしたが、見ることができて本当に良かった。

ハッピーエンドではないけれどハッピーエンド。
胸がき
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.7

完全に実力主義のバレエでは、主演を勝ち取ったことによって、
〝私の代わりなんてきっといくらでもいるのだから〟というプレッシャーと、
周りからの嫉妬に耐えなければなりません。
それに加えて主人公ニナは、
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ガス燈(1944年製作の映画)

4.0

〝わたしが病気なの?〟
〝そうなのかもしれないわ、彼はわたしを愛していると言っているもの。〟
〝おかしくなっているのはわたしの方なの?〟

…と、徐々に心が壊れていくバーグマン演じるポーラ。

しかし
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.0

電車で出会いウィーンで恋に落ちてから9年後、2人はパリで再開しました。
そして今回。それからさらに9年。

前作のサンライズ、サンセットのような甘酸っぱいキュンキュンさこそはありません。
でもビフォア
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アマデウス(1984年製作の映画)

4.8

情熱とプライドが渦巻く、
内側に激しさを秘めた人間劇

鑑賞からしばらく経ちますが、
今作のなんともいえない素晴らしさをうまく言葉にできずにいたら、だいぶ日が経ってしまいました。

努力家で経済的にも
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裏窓(1954年製作の映画)

4.1

なんて見事なんでしょう!

シーンは主人公がいるアパートの部屋と、
彼の部屋の窓から見える景色のみ。
それなのにあんなにハラハラさせられるだなんて…!

グレイス・ケリーは本当に美しくって…もう…
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.7

冷めた表情。いたずらっぽい微笑み。
少女から大人へ変わる微妙な年頃。
ロリータちゃんは そんな女の子。

今作は彼女に魅せられ、溺愛し、
強い独占欲にとりつかれた中年男性のお話です。

主人公のやばい
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.2

わたしは映画を見ていたのでしょうか、それとも〝キューブリック美術館〟へ迷い込んでいたのでしょうか。

18世紀の画家からインスピレーションを受けたという
ヨーロッパの可憐な衣装や目まぐるしい調度品、画
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若草物語(1994年製作の映画)

4.3

知的で保守的な、長女メグ。
短気だけれど人一倍情に厚い、次女ジョウ。
内気だが愛情深い、三女ベス。
おてんばでおませさんな、四女エイミー。

そして隣人の男性、ローリーが加わり物語は展開していきます。
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.9

マット・デイモン演じる主人公は、不運にも火星にひとり取り残されてしまいます。

ここで思うのです。
もしも自分が惑星にひとりぽつんと取り残されてしまった状況を想像してみてください。一体何かできるのでし
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭

終始ハラハラドキドキ!!
思わず息を飲んだり、びっくりして声をあげそになったりして、見終わってからも心臓がしばらくばくばくうるさかった…!

寿命が縮まりそう…笑
それくらいすごか
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スピード(1994年製作の映画)

3.8

「(多分こういう系苦手だけど見てみよ…え!!??
すごくおもしろいじゃない!ごめんなさい!すごい!)」
ってなったアクションムービー。

止める事ができないバス。
止めようものならドカン。
それどころ
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.7

なぜかわからないけど、聴くと異常に泣けてくる曲ってありませんか?
わたしは例えばLes MisérablesのDo You Hear The People Sing?、Moon River、A Dre
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7


これぞサメ映画。

私ごとですが、今作を初めて見たのは小学生の時でした。
当時は怖くて怖くて、そのあとお風呂にサメがいるんじゃないか!?なんて思ってびくびくしてたことを思い出しました。笑
あとは当時
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エヴァの匂い(1962年製作の映画)

3.8

いつもツンとして口をきゅっと結んでいて、
美しく、ミステリアスな妖艶さを持つ
それがジャンヌ・モロー演じるエヴァ。

このお話は、そんなエヴァの虜となり、彼女へ心酔した主人公の破滅を描いたお話です。
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.5

この映画を初めて見たのは、小学生のとき、場所は図書館でした。
当時子ども心に、ドロシーとその仲間たちが冒険するオズ王国にわくわくしたり、その半面魔女怖いなーって思ったり…
わくわくどきどきして楽しんで
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.8

カラーとモノクロを巧みに使い分けた表現が、とってもすばらしい。

“僕らはいつだって永遠に幻なのだから”
“いいもんだろうな 長い1日の後 家に帰り、フィリップ・マーローのように猫にえさをやる”
“食
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

4.0

すごい。悪夢を見ているかのような底の深い作品でした。
悪夢の中を覗いているような不思議な感覚。

ここはいったいどこなのでしょう。
不思議で不気味なのだけれど、見てしまった人を虜にしてしまうダークファ
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.6

え、好き……笑
爆音と、地獄をテーマに繰り広げられる大胆なストーリー展開…わくわくして見れる。笑

まず主演が神木きゅんと長瀬くんって…!
大好きな大好きな大好きすぎる2人ってところがまずわたしにとっ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

海外から見た東京。
遠く離れた日本への訪問で、孤独と虚無感を感じる、年齢も性別も立場も違う2人のアメリカ人のお話。

海外から見た日本(日本人)って
・おもてなしの作法しっかりしてて
・その半面せかせ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

サマーが身にまとう、60年代チックなクラシックガーリーファッションが全部全部好み♡

ブルーがあしらわれたサマーの衣装は、
どれもサマーのスカイブルーの瞳に似合っていて素敵!

トム:運命の恋を信じて
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.8

輝くスターの生活は、とってもキラキラして見える。
けれど、
パーティを楽しんだり、美女と過ごしたり、
スター自身の日常の視点で見ると、あまりにも空っぽな日々。

離婚した妻から娘・クレオを預かり日々を
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欲望という名の電車/オリジナル・ディレクターズカット(1951年製作の映画)

4.0

“欲望”とういう名の電車に乗って
“墓地”に乗り換え
“エリジアン・フィールド(極楽)”で降りるのだけれど…

この最初の一言目のインパクトっていったら…!
当時ニューオリンズを走っていた路面電車と通
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アナと雪の女王/エルサのサプライズ(2015年製作の映画)

3.5

姉妹のその後のお話し。

アナがドアを開けた瞬間、
スノーギースたちがドーム型に積み重なるところがかわいらしかったです。

本編とはまたちがった雰囲気のエルサを見ることができます!

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.6

優しさ、慎ましさ、美しさ、前向きな気持ち……
これらを持ち合わせたシンデレラは
小さいころからわたしの憧れでした。

あまり人には言ったことがありませんが、
私にとって彼女は、まるで私に魔法をかけるか
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンさま…
あなたは天才なんじゃないでしょうか…
彼が生み出す世界はいつもわたしをときめかせてくれる…♡
今回は登場人物たちが、人形というかCGというか、かわいい動物のキャラクターなの
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

4.2

愛しく思うあまりの空回り…
なんてキュートなラブコメディなのでしょう!

大好きなビリー・ワイルダーの作品であるのに加えて、またまたジャック・レモンとシャーリー・マクレーン…この3人が生み出す作品は最
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.7

親友とのなにげなくも淡い日々
先生への恋心
父の新しい恋人への戸惑い
など

ベーダはまだ子どもなのにもかかわらず、
たくさんの切なくてほろ苦い経験をします。

ベーダは、気は強い女の子だけれど、
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緑園の天使(1945年製作の映画)

3.7

まだあどけない少女なエリザベス・テイラーがかわいくてかわいくて…!
瞳がキラキラしてて吸い込まれそう。

お話は、馬に魅せられ自身が騎手としてレースに参加するまでを、
エリザベス・テイラー演じるベルベ
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.9

小さい頃から見ている、とっても愛おしい作品です。
「ハリーポッターの魔法の世界は絶対あるから!」とか「ネバーランドはどこかにある!!」とか思ってる(20代ナノニネ笑)、
子供心を忘れたくない系脳(笑う
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

とっても穏やかで、登場人物それぞれの人間味がじんわり染み渡っていくような、温かくて優しい映画でした。

全体的に静かで淡々としておりますが、退屈さのないやわらかくて素敵な静かさ。

姉妹たちは胸にそれ
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