ラフマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ラフマン

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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

ヴァーホーヴェン、ブレませんね。
どうしようもないクズの男達
強くて落ち着いていてかっこいい女性
容赦無いバイオレンス
さすがヴァーホーヴェン

それにしても主演のイザベル・ユペール
凄いですね。60
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.5

1960年代のアメリカといえば黒人による公民権運動やベトナム戦争の深刻化による街頭抗議やデモなどに特徴付けられますが
この“ナイトオブザリビングデッド”はまさにこの時代の恐怖感や国への不信感をゾンビに
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

もしもあの時あの人と結婚していたら…
という世界を天使?に見せられるという物語。
ビジネスで成功し金にも女にも困らない都会暮らしのニコラスケイジ演じる主人公にとっては余計なお世話ですが…
家庭ある暮ら
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1408号室(2007年製作の映画)

3.0

“心霊ホテルベスト10”的な著書を出した作家のもとに
「ドルフィンホテルの1408号室には絶対行くな」という一枚の葉書が届く。
霊を全く信じない作家は興味津々でホテルへ問い合わせるが断られる。法的な裏
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.0

歴代のゴジラ映画をリアルタイムで観てきたファンと、ゴジラを少しばかりかじった程度の私とではこの映画への思い入れは全然違うでしょうから軽々しく面白かっただのつまらなかったなどいうのは少々憚られますが…>>続きを読む

回転(1961年製作の映画)

3.5

デボラ・カー演じるギデンズが家庭教師として行った先が田舎の大きな屋敷。そこに住んでいたのは幼い兄弟マイルスとフローラ。
この2人、可愛いんだけど、なんか変。
そのうち見えざるものが見え…
前の住人に起
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

4.0

40年以上も前の作品なので醸し出すチープ感は仕方がないですが、これはこれで味わい深さがあっていいですね。見方によっては笑ってしまうシーンもあるけど…基本的には全体を通して描写が直接的で陰惨で怖いです。>>続きを読む

ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.0

都会暮らしの金持ち、いわゆるブルジョア夫婦の冒頭の会話がいきなり怖い。
おそらく資産家であろう老夫婦の両親に早く死んで欲しいという淡々とした会話。遺産目当て。

その老夫婦の家に週末向かうという映画で
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地獄のバスターズ(1976年製作の映画)

3.5

タランティーノがこの映画を好きでリメイクする予定で作られたのが“イングロリアスバスターズ”
この映画の原題も“イングロリアスバスターズ”
なのに結果的に全然違う内容です。
映画としては
もうめちゃくち
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

これは最初から最後まで痛快なミュージックビデオのように楽しめる映画。
興奮しましたね。ずっと縦ノリして観てました笑
基本的にトラウマをかかえた主人公ベイビーの物語なので表面的には楽しいけど実は捉えよう
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.5

強い女性が活躍する映画って爽快ですね。映画に限らず女性が活躍するのはいい。
塹壕のシーン最高でした。しびれた!
あそこが実質のクライマックスですよね。
その反面
最後の方のクライマックスのシーン、何だ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

驚いた。これは凄い。
戦後間もない時代に作られたからでしょうか惨状を描くシーンがリアル。逃げ惑う住民や立ち向かう軍隊などを見ていると歴史物フィルムを見ているようです。
それでいてしっかりと当時の核実験
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

よくできているとは思うけど
思い入れが無いせいか世間が言うほど響かなかった。
ということでオリジナルのゴジラを観てみようかな。

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

2.5

“27の映画祭が熱狂した傑作スリラー”

“すべての伏線を読み解き、たどり着く衝撃のラスト”

おぅ…
熱狂もしなけりゃ衝撃も受けなかったけどハードルが上がりすぎたのかな?

不気味で得体の知れない雰
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.5

一周回って面白い映画

なんかもう色々と面白すぎる
色んな意味で今では絶対に作れないでしょうね。
奇跡の映画です笑

ガープの世界(1982年製作の映画)

4.0

不思議な映画。
導入は完全にコメディなのにストーリーの大半は笑えない内容。でもやっぱりコメディ。これがまた絶妙なんだ。
一回観ただけでは咀嚼しきれないですね。観れば観るほど深く味わいが出てくる映画です
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LOW DOWN ロウダウン(2014年製作の映画)

3.0

伝説の名ジャズピアニスト、ジョー・オーバニーの伝記映画。
うーん、誰だか知らないけど…
チャーリー・パーカーやマイルス・デイビスとコラボをしていた人だと聞いて初めてあぁスゲー人なんだなと。
ヤク中でど
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SEX エド チェリー先生の白熱性教育(2014年製作の映画)

3.5

童貞先生が中学生に性教育をするというもの。
童貞にしか見えないハーレイ・ジョエル・オスメント君。キャスティングぴったり。

意外にもなかなかの熱い映画でした。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

子供の頃オリジナルのゴーストバスターズが大好きでもう夢中でした。
いい時代に観れたもんです。
当時としては画期的な映画だったと思います。残念ながら今観ると信じられないくらいつまらないですね笑
懐かしい
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.0

なるほどニコラス・ウィンディング・レフンらしい世界観、映像、そして音楽。
『ドライブ』で衝撃を受け
『オンリーゴッド』で面食らい
『ネオンデーモン』で納得

ストーリーは『イヴの総て』のホラー版といっ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

これは面白かった。
幽霊が出るわけでもなく
変な超常現象もない。
グロいスプラッター要素もない。
それなのにここまで怖いのは
映画全体がよくできてるからでしょうね。
90分足らずの短い映画ですが見事に
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白い家の少女(1976年製作の映画)

3.5

謎を秘めた少女を演じるジョディ・フォスター。冷静で大人っぽい彼女が色々な登場人物と出会い成長していくものです。
この頃からジョディ・フォスターの演技は神がかってますね。ラストシーンとか鳥肌ものです。
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小人の饗宴(1970年製作の映画)

3.0

ジャケ借り作品。
このインパクト。観ずにはいられませんでした。
登場人物は全て小人。
小人=可愛らしい
という概念は最初から吹っ飛びます。
登場人物がみんな醜悪で陰湿。感情移入は全くできません。
とこ
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.5

主人公のビリーはトラルファマドール星人という宇宙人に連れ去られます。
トラルファマドール星人は四次元空間に生きているため過去と未来を同時に見ることができます。つまり過去未来の概念が無いのです。
現在の
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初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

3.5

80年代のアメリカンハイスクールを体感するにはもってこいの映画。
80年代特有のダサくてゆるい雰囲気が終始漂ってます。
今見てもアメリカの高校生ってこんなにチャラいのか!と思える訳ですが、それこそ公開
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

高校生の時に観て以来、久し振りに観ましたが名作はいつ観ても感動しますね。
ただ当時と決定的に違うのは主演のロビン・ウィリアムズが亡くなってしまったということ。
数あるロビン・ウィリアムズの作品でもこの
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

宇宙人との接触を描くファーストコンタクトものの映画はそれこそこれまで数多く作られてきましたが、傑作もあれば駄作も多かった。そんななか今回の“メッセージ”は素晴らしかったですね。かなり良かった。

いき
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

人間を創造したのは神ではなく宇宙人だ!

…的な映画は無条件でワクワクします。

キューブリックの『2001年宇宙の旅』はその手の最高傑作で大好きです。
ただ残念ながらそのテーマにも駄作もあるわけで…
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.5

エイリアンシリーズの最高傑作
ジェームズ・キャメロンの最高傑作

と私は思う

エイリアン(1979年製作の映画)

4.5

40年近くも前の作品でありながら未だ色褪せず魅了してやまないのはリドリー・スコットの作り出す世界観もさることながらH・R・ギーガーの作り出したエイリアン像があまりに斬新だったからでしょう。
未だにこの
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超能力学園Z(1982年製作の映画)

2.0

80年代のゆるいコメディを観ようと思い手に取りましたが、想像以上に酷かったなぁ…
色んな意味で今では絶対に撮れない映画ですね。

とりあえずブライアン・デ・パルマに謝れと言いたい。

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.0

B級パニックコメディ映画。
砂漠に住むデカいウツボみたいな化け物が襲ってくるというしょーもないけど笑える映画。
若いピチピチな頃のケヴィン・ベーコンも見もの

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.5

予想外に面白かった!
笑った!
これを面白いと言おうものなら人格を疑われそうですが、80年代に富を得た人達の薄っぺらい人間関係を痛烈に皮肉った超ブラックブラックブラックコメディ映画です。
身に付ける高
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.5

タイトルに狼の〜が付いていたら無条件でハードボイルド系のドンパチ映画かと思っていたのですが、全然違いました。
これは単に邦題のミスなのかな。
dog dayを狼たちのと訳してますが真夏のうだるような暑
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.5

70年代っぽいこの題字、いいですね。ストーリーもタイトルもチャールズ・ブロンソンの“狼よさらば”をオマージュしてるんでしょうか。シブいです!
息子を殺されたサラリーマンのオヤジが復讐するという至極シン
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

4.5

アパートの一室でオッサンと若い女性がお互いの素性を知らないままセックスを繰り返すという映画。そこから真の愛は育つのかというとんでも無い内容。

面白いのはマーロン・ブランドの演技のほとんどがアドリブだ
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