不幸体質と幸運体質のBLとは上手いこと考えたなと。一緒にいるしかない訳だから。「不幸くんはキスするしかない」と言っときながら、最初にキスするのは 篠宮(幸運な方)なのに笑った。
ドラマとそこまで絡>>続きを読む
真珠郎はどこにいる──
殺人マシンとして育成された絶世の美男子・真珠郎が首を切る。怪奇と耽美の融合した横溝正史の映像化。原作の探偵役が由利麟太郎なのを金田一耕助に変更。それ以外は概ね原作通り。
二枚>>続きを読む
進路希望調査票でプロポーズしてきた優等生・村井(宮世琉弥)がイメチェンしたら、自分の推しキャラ春夏秋冬(声・梶裕貴)にそっくりだった──
なんの期待もなく、なんとなく見始めたら、最終回まで見てしまって>>続きを読む
首無し死体が乱発する猟奇ミステリー。原作の叙述トリックが映像化できない代わりに、そう脚色するかと感心。
白いネグリジェで夢遊する八千代、南風洋子の“お柳さま”、妖しい洋館、眞鍋理一郎のサントラから、>>続きを読む
「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私のしあわせを決めるのは私だけ」
言いたいことはこの台詞に尽きる。
独身中年女性2人の同居を描いた『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』の後番組が、アロマンティ>>続きを読む
原作読了後に鑑賞。横溝正史シリーズⅡ の最終EP。過去の因縁、旧華族、洞窟、片腕の男等々と横溝エッセンスが凝縮。
一部登場人物と原作で長く尺を取られていたアリバイ整理をカット。さらに事件の発生順が違>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
TVドラマというより18時間の映画。
オリジナルシリーズはツイン・ピークスという“異界の入口”が舞台のミステリー風ソープオペラのオカルトMIXな訳だったんだけど、今回舞台は広がり全話監督したことによっ>>続きを読む
焼跡を生きるタフな人間たちの中に、ひとりの哀しい女。「顔のない死体」を巡る奇妙な事件の中に挿入される、玉の井や進駐軍から粉を盗んで品を出す屋台の親爺等々、やはり安倍徹郎の脚色に唸らされる一篇。
小説>>続きを読む
“呪われた血”を原作以上に強調し、一柳家の人間模様を立体的に見せる安倍徹郎の脚色が光る一篇。原作では村民の流言飛語程度にしか扱われていなかった要素を組込む巧みさ。
そして蔵原惟繕の映像美。撮影所出身>>続きを読む
平成2期2作目。メダル→金→「欲望」という作品テーマの連想が解りやすく、登場人物も少ないので、お話自体は重いのに仮面ライダーシリーズの中でも観やすい。
アンクの腕と内戦時に現地の少女を助けられなかっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「令和版ウルトラマンティガ」と銘打たれて始まった最新作。高い評価を得た前作『ウルトラマンZ』と『ウルトラマンティガ』という2つの巨大なハードルを正直越えることは出来なかったかな。
トリガーの持つティ>>続きを読む
実は放送当時、主人公たちの言動の幼さに引いてしまい観るのを中断。しばらく間を開けて終盤から見始めたら、それが作り手側の狙いで大きな仕掛けだと気づき観るの中断したことを後悔……。なのでこの機に通して観る>>続きを読む
自ら作った多数の世界にフタをして閉じ込める神様。別の世界を自分のルールで踏み荒らす敵組織トジテンド。
世界を同質化・画一化する相手に、「多様性」で対抗したゼンカイジャーは現代的で理想的なスーパー戦隊>>続きを読む
「戦うトレンディドラマ」の別名を持つスーパー戦隊シリーズ第15作。ゴーカイジャーのEDでも「♪ジェットマンはトレンディ〜」と歌われている。
竜・凱・香の三角関係。香に好意を抱きながら「自分を好きには>>続きを読む
父を探しに長崎へやってきた青年・伊嶋壮多を主人公にしたNHK時代劇。新たな場所で青年が悩みながら生きようとする様は、時代劇も現代劇も変わらない。永瀬廉も好演。
舞台が江戸中心の時代劇ではまずスポット>>続きを読む
「ケイゾク」「TRICK」の一連の堤幸彦作品、三木聡の「時効警察」「熱海の捜査官」、「99.9」など、日本のドラマでも挙げるとキリがない量のフォロワーを産んだドラマ。
本筋と関係ない横道の話に異様に>>続きを読む
まさか阿佐ヶ谷姉妹がNHKでドラマ化されるとは……
木村多江の「美穂さ〜ん」が江里子さん本人と聞き間違えるレベルで似てる。特に大きな事件は起きず、二人ののほほんとした同居生活が楽しめる。
第6話のい>>続きを読む
久しぶりに面白く観れた必殺の新作。ウーバーイーツが出てくれば、時短営業、子ども食堂、経師屋の涼次(松岡昌宏)と才三(西畑大吾)の描く襖絵が鬼退治で「鬼滅の刃」……
謎の絵師・晩来(元ネタはバンクシー>>続きを読む
町のアイドル、ローラ・パーマー殺害事件をきっかけに、一見のどかな田舎町の裏側に隠された闇の部分を暴いていく。構造は『ブルーベルベット』と同じ。
吹替版は何故か『サザエさん』の出演声優が多いけどこれは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作未読。アニメは未視聴(ビジュアルは知ってたけど)。でもそれなりに楽しめた。
最終回のライブが着地点になるように構成されている。感情表現が苦手だった真冬の、最大の感情の発露があのライブなんだろうし>>続きを読む
同時期に放送されてた『消えた初恋』とは好対照。特に事前情報なし、原作未読で観たけどハマった。
スクールカーストの頂点にいる清居と、彼に従う平良のなんとも歪な関係性が良い。平良にとって清居は「特別な存>>続きを読む
『シン・ゴジラ』×『半沢直樹』的なモノを目指したんだろうけど、成功しているとは言えず。
沈没シーンをそんなに出せず、なおかつ官僚や政治家の動向を描くのであれば、綿密な取材と緻密なデータに基づいたシミ>>続きを読む
「じゃあその普通が間違ってるだろ」
「何が好きだろうと人の自由」
「いいだろ。みんなと一緒じゃなくて」
この3つの台詞に尽きるんじゃないだろうか。
タイの『2gether』、『チェリまほ』と来てこち>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全4話なので時間つぶしに。BLあるあるにツッコミを入れていくコメディなんだけど、BL漫画の世界の話なら実写よりアニメの方が向いているんでは? 非ジャニーズ・非LDHからイケメン俳優を集めると、特撮系・>>続きを読む
NHKドラマをオダギリジョーが実験場に変えてしまった。異様に濃い登場人物や鑑識課のゆるい空気に『時効警察』を期待したら、実際は『熱海の捜査官』、というより美少女の屍体と切られた耳なのでデヴィッド・リン>>続きを読む
Youtube公式配信で完走。モチーフが地味なのは否めないけど、「先生」の設定はヒーローと子どもたちの交流のドラマに無理やり感を生じさせなかったし、併せて「兄弟」のテーマもブレずに貫徹。
変身せずに>>続きを読む
ジャニーズJr.×スーパー戦隊と聞き、正直あまり期待していなかったのだけど……。押し入れにアカレンジャーがいる描写から、「ん?」と思い始め見事にドハマり。
廃部の危機にある「学園防衛部」が仲間を集め>>続きを読む
車いす陸上の選手を目指す青年がひょんなことから変身ヒーローに。隻眼隻手の丹下左膳、盲目の座頭市とハンディキャップのある豪傑は時代劇では珍しくない。
形態変化する怪獣ラゲルトの設定やデザインは平成ウル>>続きを読む
要素を詰め込みすぎて、序盤の展開や見せ方が上手く行っておらず、『仮面ライダー剣』序盤に似た印象を受けた。当初はライダーバトルの要素もなく、各剣士の掘り下げもスピンオフに回される。なので他のライダーたち>>続きを読む
『2gether』のスピンオフ。日本のドラマに例えると、「ファンの人気に答えて2時間スペシャルで帰ってきました」みたいな感じです。全5話あるけど。
ラブ度と映像美がパワーアップ。メインはあくまでタイ>>続きを読む
タイBLブームの火付け役だという本作の予告を、何故かyoutubeからオススメされ半年経ってようやく視聴。
ゲイの同級生グリーンからの猛アプローチを断るため、主人公タインは大学一のイケメン・サラワッ>>続きを読む
設定は『Dr.コトー診療所』っぽいけど、全体的な雰囲気は現代の童話。
岡田惠和らしく悪人がひとりも出てこない世界。今みたいなギスギスした世の中だと、これぐらいホッコリするドラマの方が精神衛生上いいの>>続きを読む
朝ドラと大河ドラマを経て、持ち味はそのままにウェルメイドになったクドカンドラマ。能、プロレス、介護と色んな要素があったけど、タイトルの『俺の家の話』通りに描かれたのは1つの「家族」だった。
久々の王道戦隊。光と闇の対立構造や亡国の姫、喋る乗り物の相棒、タイツ怪人に顔出し幹部。過去の戦隊に登場した要素をこれでもかと投入。
しかしベースは王道でも、レッドの人物造形やチーム観が新しい時代を感>>続きを読む
マークし忘れ。
若手俳優陣の熱演もあり個々のキャラクターは面白く、1話完結でお仕事紹介をしていく序盤、終盤戦も面白い。不破さん、天津垓、滅の順での主人公のアルトに対するカウンターとなっている構成も良い>>続きを読む
あまりに周りが絶賛ばかりだったので、少し引いた目で鑑賞。近年のウルトラマンの中ではかなり傑作。シリアスとコメディのバランスが良い。
地球語に不自由なウルトラマンの設定や、1話で見られた怪獣のサイズを>>続きを読む