なんというか、不思議な映画だった。
植物になりたい女性が植物になりきってたら散歩している男の子と出会う。その子は根が生えてきて、植物になっていく。
友情を水やら栄養やらに比喩させるような形で彼が植物に>>続きを読む
通常営業も通常営業で1本の映画という観点からは全く合格点は与えられないが、これがこのシリーズなので仕方がない。
とはいえ、映画作りとラジオドラマ作り、似た話題を両方やるのは原作で余っててもちょっと考え>>続きを読む
中国以外での初めての大規模感染となったダイヤモンドプリンス号。それ自体は日本にいた我々にとっては懐かしのニュースのようではあるが、世界的、特にHBO的に言えばアメリカ人にとっては東洋の端っこでよくわか>>続きを読む
これは面白かった!
出所してから、名簿を売り捌く形で再起を図る主人公。その資金を元手に会社へ投資を行い、それが循環を生んでカタギになったつもりでいた。
ヤクザ映画なのだが、暴対法の中でどうやってのし上>>続きを読む
今日がラストライブ。そんな主人公が桜井ユキ演じる離婚間近の女性に轢かれるところから始まる。
「なんでお前は音楽をやめるんだよ?」という問いが突きつけられながら、偶然の出会いから生まれたつながりの物語を>>続きを読む
小さくなっても頭脳は同じ。ミラクルキュートなサイエンティスト。冒頭の決め台詞の灰原さんバージョンが聞けたのはよかった。
とはいえ中身は映画とは呼べぬ代物というか、ミステリートレイン編をほぼそのまま流し>>続きを読む
たった一夜の愛だった。
男、女、そして男女の視点でその一夜を見せる手法は少し面倒だが、最初の時点ではやべーやつ拾っちまったにしか見えないので、そこからの回復という点ではよくやっている。
やべーやつとの>>続きを読む
高齢社会における介護の解決策として自己発展するAIを用いた全介護マシーンが作られる。その介護に愛はあるんか!と思った実習生や老人ハッカーの手によって、実験対象になったおじいちゃんを救う試みがなされるが>>続きを読む
私は漫画を読まない。リアルタイムでアニメもそんなに見てこなかった。NARUTOは見ていたが、BLEACHは摂取してこなかった。そんな中で振り返ってみれば世代のものを取り込んだ、と言えるのは間違いなく山>>続きを読む
アルゼンチン1985が軍事政権における虐殺を問うた裁判の映画ではあったが、中南米では割とどこの国でも似た事案が起きている。
グアテマラの映画である本作も、反共の名の下にゲリラを弾圧する過程で多くの民間>>続きを読む
髙石あかり、ビジュ爆発。
スターウォーズを見た衝撃で自分もあんなデカい宇宙船を撮りたい!から文化祭でSF映画を撮ることに。監督自身の青春時代に作ったフィルムを引用しながら8mmで映画を作る楽しさを全面>>続きを読む
60分で児童文学のアニメ化、と聞くと随分と対象年齢が低そうではあるが、いやいや全然ちゃんとしている。
何より劇場で声を聞いても石見舞菜香か羊宮妃那かの判別が不可能だった。能登早見問題以上に難しい…>>続きを読む
前作よりは面白かった。とはいえうーむ、まだまだ。
ペットと赤ちゃんの対立、というボスベイビー的な話かと思いきや、むしろ疑似親としてペットが機能し、マックスの乗り越え、親としての成長の話になった。
一方>>続きを読む
ちさととまひろの社会不適合殺し屋コンビが帰ってきた。前回ウケただろう日常系描写とキレキレアクションを双方共に強化してきてファンが求めるものにはなったと思うが、それ故に全体を通して少しコントっぽさが増し>>続きを読む
トイストーリーじゃねぇか、というツッコミどころしかないペットが家にいない時間何をしてるんだろう…?という設定。
ボスベイビーでドリームワークスも掘っていた愛玩対象は私だけがいい!からの新入りとのバディ>>続きを読む
小池ルパン、峰不二子の章。
なんでも相手を命令通りにできる能力の敵キャラの扱いがちょっとあまりにも雑というか、その能力の意味するところへのヒントがあまりにも視聴者に対してはなされてないのが気になる。と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この年代の映画にしては、の大ネタをかましている訳だがそれは残念ながら基礎知識として持ち合わせてしまっている。そこを責める気はない。むしろシックスセンスのネタバレを踏まずに見れただけでも良い人生だったは>>続きを読む
もう何もかもが素晴らしい。GRIDMANとDYNAZENONをしっかりと補完し、ファンサービスを満点に振りまきながら、ユニバースが重なってしまった事態を打開するための特撮バトル、怒涛の合体、そして虚構>>続きを読む
えーこれがアカデミー賞なの…?と思ってすいませんでした。ジョン・ナッシュ、といえばゲーム理論とかの経済学者と理解していたがこういうバックボーンのある方だとは思ってなかった。
とはいえこの構造自体は気付>>続きを読む
パーツパーツで良いな!という部分があるんだけど全体を通してはどうしても散文的だと乗れないよねぇ、という私の性。幾多の北見た時の感想に近い
コグマに会いに行ったハリネズミのヨージック。霧の中に迷い込んでしまう。
霧を通して見えたり見えなかったりすることで、奥行きがはっきり表現された非常に美しい作品に仕上がっている
追って追われて追われて追って。
本当は惹かれ合うツルとアオサギの恋模様。この二羽が本当に平面のようなアニメーションというか、紙に書いたのをそのまま動かしている感じで背景もそれを多層にしている感じなのに>>続きを読む
アリとキリギリスとか、ツルとキツネの器がどうとかみたいな童話ベースなんだろう。ウサギがキツネに家を追い出されて奪い返すために様々な動物が手を貸してくれるが、意外にも勝利したのはクマやウシではなく…とい>>続きを読む
フレスコ画を引用して切り絵的にそのまま絵画が動いている感じのアニメーション。ある種の原点だな、と思うけどちょっと合わなかった
10月革命。レーニンによるソ連の樹立を赤い民衆が打ち倒していく様子で描いているが、そもなんでそうなったかとか、そういう視点では描いていないというか、当然の前提になっている感じはする
ファウストについての基礎教養が無いのに、監督の独自解釈のものを見てはいけなかったな。戯曲の古典モノは教養として中身は知っておかないといけないと改めて思った。
取り敢えず、悪魔メフィストフェレスと契約し>>続きを読む
アメリカでマーベルがやっているような全国民のSF基礎教養を上げていく功績を日本で培ってきたのはドラえもん。という訳で今作もそこそこのSFをやってきても子供が分かるようになってるのは凄い。
とはいえ、本>>続きを読む
ずーっと回るメリーゴーラウンド。進んでるようで進まない。
ダメ男捕獲機とかす主人公のミコの恋愛模様と都度逃げられたりする様子。彼女がホームレスなことで物語の動きも出るし、彼女のよるべが無い象徴にもなる>>続きを読む
ニコラス・ケイジ演じるファッキン・ニック・ケイジは落ち目の大スター。どうにもこうにも借金がかさんで来たので大ファンとか言う富豪にお呼ばれしてパーティに参加。そしたらその富豪が悪の親玉だとCIAに言われ>>続きを読む
TRPG原作のハイファンタジーアドベンチャー。こういうジャンルが定期的に作られることは非常に有意義。しかもちゃんと面白い。だいたい、雄大な景色をこれでもかと見せられるのは、もはや西部劇亡きいま大自然ド>>続きを読む
懸賞金首のトゥーコをわざと捕まえて首吊りまでさせておいて、首吊りの縄を銃撃で切って逃すというケチな金の稼ぎ方をしているイーストウッド演じるブロンディ。
その両者に合わせて、金を貰ったら必ず仕事をする、>>続きを読む
前作同様に底抜けに明るくギャグテイストの中で、ホラー出身監督としての怖さもしっかり見せてモンスターパニック要素のあるヒーロー譚に。ちょっと説明が多すぎる神様周りで停滞したのと、やっぱこいつらのこの先が>>続きを読む
イーストウッドを迎えたマカロニウエスタンだが、むしろ主演はリー・ヴァン・クリフの方ではなかろうか。
賞金稼ぎのイーストウッド演じるモンコがおっさんモーティマー大佐と出会ってコンビを結成。時に裏切り時に>>続きを読む
シュレックシリーズから生まれたハードボイルドな猫は、スパイダーバース以後の革命的なアニメーションの変化の波をキャッチして見事に生まれ変わった。生の一回性を強く重視しつつ、『バッドガイズ』とは異なるスパ>>続きを読む
総集編だ…とてつもなく総集編だ…。
明確にアニメの各話が演奏シーンがピークになるように作っているのに、演奏シーンをカットしまくっているので話はまだ分かるけどちっとも盛り上がらない。で、フェスでの云々は>>続きを読む
プス・イン・ザ・ブーツ!
長ぐつをはいたネコがジャックと豆の木的なストーリーをハンプティダンプティや爪の無いネコなどと巡っていく。
うーん、シュレックの方はかなり意図を感じるテーマや進め方があったが、>>続きを読む