抹茶マラカスさんの映画レビュー・感想・評価 - 76ページ目

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

あまりにも成熟した13歳たちにとって時間と距離は大きなディスアドバンテージになる。それを超克してしまった時点で、2人の物語はある意味完結してしまってるんだろう。それでもその物語の先を掴もうとする貴樹と>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゴブリンを継いだハリーにサンドマン、ブラックスパイダーマンと敵が多く、その上で折角くっついた2人をぐちゃぐちゃにしたせいで、的が絞りきれてない感じ。
サンドマンとの和解はまだ分かるが、ハリーは勝手に殺
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.4

不審死を遂げてるはず(傷跡が凄いはず)で動機抜群のオズボーンの死とグリーンゴブリンの出現が止んだことを怪しまないおめでたい世界なのに、スパイダーマンは暫くいないと記事になる素敵なジャーナリズム。
MJ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

ピーター・パーカーにとって親とは何か、と同時にヒーローになることが何を意味するかを示す映画であった。二重人格的に現れるゴブリンの演出も良かった。
ま、そんなに事件現場に遭遇できるのか、とか、市民がスパ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

エメゴジの後だったので、大変楽しく見れました。
ただ、怪獣たちの出番がちょい少ないかな?
背景がずっと暗い(MUTOの能力だから仕方ないが)ので、ゴジラとMUTO共々よく見えない箇所があったのは観る人
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

2.4

話自体は悪くないし、よく出来てる。ゴジラじゃなければ、の話ですが。放射火炎を吐かず、摩天楼の間を律儀に通り、主食が魚の恐竜と戦う恐怖を描くジュラシックパークですよね、コレ完全に。ゴジラの第1作目だけで>>続きを読む

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

2.0

これは酷すぎる。ゴジラの名を冠し、ファイナルと銘打っておきながら、怪獣たちは数出せばいいだろ状態でそれぞれへの愛を全く感じず、人間アクションばかり。
怪獣映画に求めているのは、圧倒的な強さに絶望しなが
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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年製作の映画)

3.9

ミレニアムシリーズ唯一の続編だが、釈由美子主役続投ならず。正直続投してた方がもっと面白かったと思う。でもちょっとだけ出てる。六平さん演じる博士とかも出てるだけに、前回のメインどころの宅麻伸親娘は出てな>>続きを読む

ゴジラ×メカゴジラ(2002年製作の映画)

3.7

基本的には面白いが、80分台ということもあって少々詰め込み感。葉山パイロットのデレの前振りが長い割に、釈由美子のトラウマや覚悟の部分で時間を割ききれずにいまいち共感しきれない部分も。
あとメカゴジラの
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

2.8

白眼のゴジラは設定の通り怨念を感じる恐怖の塊で畏怖の対象と言っていいだろう。兎に角強くて兎に角怖い。
そこに立ち向かう護国三聖獣。といいながらも、精神体での攻撃以外は確固撃破されてる。ゴジラにとっては
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ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000年製作の映画)

3.1

なんだか前作でUFOに気を取られすぎた反省か、ゴジラに注力しすぎて対メガギラスをする気がカケラもなさそうだった主人公たち。
大体ブラックホール発生装置なんて宇宙に打ち上げたら国連からの制裁もんですよ、
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ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いやゴジラ映画ちゃうやん!エイリアン映画やん!!
真面目に言えば、爆破は夜ならいつでもいいのになんで民間人を犠牲にする覚悟で強行した、阿部寛。何故わざわざ死ぬ、阿部寛。まぁエメゴジへの恨みつらみが重な
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ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.6

避難命令出てるはずなのに誰も避難してないし、メルトダウンだって言ってるのに誰もシェルターとか準備せず、凄い放射能だ…とか言ってる。この辺は3.11後、あるいはシンゴジ後だと余計に際立つ違和感に。女子二>>続きを読む

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

3.8

東京接近!と煽ってからの山形→神戸移動って本部の予測能力は…
前作あれだけカッコよかったメカゴジラを作れたGフォースがなぜ見た目も能力も劣化したMOGERAしか作れなかったんだろう。
あとVSギドラで
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ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラドンの死に様やガルーダ合体など、アツくなる要素は多めだが、兎に角説明不足が多い。何故その兵器が通用しなかったのか、何故その歌がゴジラを野生に返すのか、何故ゴジラとラドンは共闘関係に途中からなるのか。>>続きを読む

ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)

4.4

平成ゴジラは傑作ばかりだが、これもまたその一つ。バトラとモスラの共闘は胸を打つし、幼虫時代を含めて戦闘シーンが多く飽きない。
環境破壊と家族の復活がテーマだとは思うが、家族が本当に崩壊してるのか怪しい
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ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ギドラがついにゴジラとタイマンはったけど、そのせいで逆にギドラが弱そうに見える。挙句ラジコンにされちゃってるしね…
タイムリープを盛り込んでるけど、1944年と1991年と2204年のそれぞれの間で行
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

4.4

単純にビオランテがまず大好き。
そして、確実に起こるポストゴジラを描きながら、科学と政治という対話され続ける概念をしっかりと取り上げてる。ゴジラ撃退の方法も様々に工夫してあって、見ていて全く飽きない。
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ゴジラ(1984年製作の映画)

4.2

冷戦と第1作を綺麗にまとめてる。シンゴジはこっちにも敬意を払ってたんだなぁと思うカットも幾らか。
ツッコミどころはあるけれども、沢口靖子の美しさと、徹底したゴジラの怖さでそれらの疑問はひれ伏すのでした
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メカゴジラの逆襲(1975年製作の映画)

3.3

メカゴジラをより完璧にするためにした策がかえって、脆弱性を生む、という話と人間ドラマの絡め方の軸は良かったと思うけど、何せゴジラとメカゴジラが出てくるまで遅い。そこまでが退屈してしまった。

ゴジラ対メカゴジラ(1974年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

嗚呼メカゴジラ。全身装甲のこのグラフィックで既に百点満点が出ています。流石、この次で唯一敵がタイトルになったというだけのことはあります。
ゴジラが磁石になるのを任意発動できるという謎技を特訓の末会得す
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

3.0

これはゴジラ映画と言っていいのか。ジェットジャガーがとにかく頑張るお話。
惜しむらくはメガロが弱い…見せ場のダム破壊シーンも、ダムを壊す理由が無い中だったのでふーん、ぐらいしか感じない。
過去作の流用
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズのような豪華メンバーだが、あくまでこれはキャプテンの物語。ヒーローが正義なのか、国家が正義なのか。シールドが壊滅している状態だからこそ生まれた議題。ただ、人の話を聞かないスタークの振る舞>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。エンターテイメントとはまさにこの作品。OPでグルートが踊りながらの戦闘シーンでもう笑っちゃう。グルートはヨンドゥのフィンを持ってくるところでも大爆笑でした。
クイルとロケットの口の悪さは輪
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アントマン(2015年製作の映画)

4.3

アリ軍団とボンクラに見える3人組が何でも出来過ぎじゃね?感は否めないが、徹頭徹尾娘の為と頑張れる男の物語に興奮しないはずがない。アベンジャーズって給料制じゃなさそうだけど、養育費払えるかね?スターク財>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

映像としては素晴らしい。ヒーローが街を救うぜ!ヒャッハー!
なのだが、そもそも原因はトニースタークであり、アベンジャーズの存在自体では?と問うてくる作品。平和のために、アベンジャーズが必要なのか?ある
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地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ガイガンとギドラが特に理由なく弱体化して急にやられ出す謎。ゴジラが弱ってたのはゴジラタワー前までで其れ迄の状態でも押してたじゃないか。
あとM宇宙ハンター星人は、リスク管理が酷い。そもそも簡単に部外者
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1時間ほど経って、やっとキャプテンの戦っている相手が何者か分かった。ハイドラはシールドまで蔓延ってたのね。其れまでは戦闘を楽しむばかり。とはいえアクションは流石。アベンジャーズで露呈した対空戦キャプテ>>続きを読む

ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメーションに、主題歌、題材、飛ぶゴジラととにかく物議を醸す本作。ゴジラが人類の味方になるロジックがないのと、電極版の使い方を人間よりも上手くやったゴジラで減点かなぁ

ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃(1969年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

折角ガバラ(ガキ大将)に挑んで、勝ったのに、以前ガバラに言われたイタズラやってみんなで喜んでるのは、ガバラの仲間に事実上なってるし、意味がなかったのでは。
あととにかくゴジラの息子と南海の大決闘の再利
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.8

1よりも戦闘に迫力が増したし、かなりギャグというかコメディの部分が強化されてる。
アベンジャーズでボコされたのにまたロキが調子乗ってるのは、もうこいつダメだ…となんかトホホな気分になりますね。
ちょっ
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怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ギドラ戦で大集合のお祭り映画なら事前の世界各都市破壊シーンでここに見せ場が欲しかった。特にギドラ戦で活躍するゴロザウルスとクモンガは特に。逆に東京に出てきたマンダはギドラ戦何してたんだ。
そしてどっち
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2よりもトニースタークの人間性そのものへ焦点が当たってた。アイアンマンというよりトニースタークの物語。
スーツ大盤振る舞いは燃えざるを得ない。と、同時に人間としてのトニーの成長が最後のセリフでわかる、
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怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

2.5

怪獣映画としてはこれぐらいだが、育児パパの奮闘記としてなら、もう少し上がるかも。モスラ幼虫にも苦戦するし、蜘蛛の糸系はゴジラ業界ではかなり強いのかも。とはいえ、終始ゴジラは今回は被害者なので冬眠させら>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

集大成ってだけはあるが詰め込みすぎでは。ブラックウィドウの過去話は本筋と関係ないし、ハルクはいつの間にか自己を制御しかけてる。洗脳されてるのに空間閉じれるようにした博士はもうご都合主義の極みに感じる。>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現在の境遇を考えると、あまりにも悲しい前フリにしかならないはずの本作。他のマーベル映画での謎や要素をかなり詰め込んでるが、それは面白い。
戦闘にペギーが革ジャンで参加してたのは萎えたし、あれだけ強い武
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