抹茶マラカスさんの映画レビュー・感想・評価 - 77ページ目

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

2.6

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我々は海老怪獣と聞くと、グドンに食われる円谷プロの彼を想像してしまう。そして思うのだ、弱そう。
結局この作品でも海老は強くなかった。それどころか調理のお手本のように敗れる。
モスラは寝坊で大遅刻するタ
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.3

ソーが地球での出会いを通して成長したというより、ハンマー取れない事実とその後の父の死(嘘だったけど)を知って後悔して成長したように感じた。だからそこがどうしても浅く感じる。
ロキも結局兄貴コンプでしか
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.7

1よりは無茶が通り過ぎてる感。親子の件とかはもう少し1から伏線張っといて欲しかった。ただ、ローズとのバディものとしては、かなりアガるシーンが再起動後にどどんと押し寄せてきたのはgood

怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.1

機会に従ってる割に作戦ザルすぎのx星人と、異星人を簡単に信じすぎな地球人のお人好し対決。ギドラは相変わらずかっこいい。ゴジラのシェーで有名だが、無駄にボクシングしてたのも気になった。

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.6

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唐突なハルクスマッシュには笑った。自分がハルクって呼ばれてるって知ってたのか。変身後は会話できないだけあって、なかなか難しい作品となったが、あれだけ頼りにしていたMrブルーの実験の必要性がイマイチだっ>>続きを読む

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

4.0

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嫌がってたのに背中を貸すラドンに、前作噛まれてダメージ受けてた尻尾の先を差し出すゴジラ。お前らツンデレじゃねぇか。モスラが2人のヒロインを同時攻略する萌えの塊がそこにはありました。過程まで小美人が事細>>続きを読む

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.8

知ってても親モスラの命を賭した死闘の後の幼生モスラツインズの激闘が熱い。
時系列のめちゃくちゃさが特に目立つ(ゴジラが名古屋蹂躙後にインファント島往復できちゃう)が、シンゴジラがその辺り、秀でてたから
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

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キングコングの契約問題もあるのだろう。国会議事堂に登るのはエンパイアステートビルだし、美女もお約束。
ただ、ゴジラに対してはほぼ物理専門のコングは大苦戦でゴジラに一応勝ったのもラッキーパンチに見える。
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.2

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ふっつーに最高。トニースタークの思考の論理が通ってるし、話しも矛盾なく進んでる。実際のテストを重ねてるからこその戦闘での強みを生かせてたし。
大爆発からトニーとポッツだけ逃げ切れるのはちょいとご都合主
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.5

怪獣プロレスが始まるも、まだディザスタームービーでもある。ただ、前作から半年での公開とあって、使い回しカットの多さや、ただの漁業屋がなんでゴジラに固執するかよくわかんないとか、ツッコミどころは満載。>>続きを読む

デスビリヤード(2013年製作の映画)

3.7

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アニメ版よりは荒削り気味。じいさん達観し過ぎだし、ビリヤードが臓器と連動していることはミスリードさせるためだけだったし。でも、これでアニメ1クール作りたくなるのもわかる。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.8

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初見はDVD。2020.6.23に映画館で鑑賞!
アツい話し。前半はメンバー集結迄の掘り下げもあってやや停滞したけど、ロナンを倒し、オーブを取り返すための一時同盟から、ノーウェアでの一件ののち硬い結束
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.2

大怪我と暗闇と大爆発で個体識別が難しかったけど、エンドカード前後の写真や実際の映像シークエンスは、かなりのリスペクトと啓蒙性を感じた。
わかっていても家族との再会は泣いてしまった。
大爆発と事件へのリ
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サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

3.9

多元的見方を多民族国家であるサラエヴォのホテルでの一幕とサラエヴォ事件への考察を通して考えさせられる。島国で単一民族国家だと思い込んでる日本人はピンと来にくいかもしれないけど、気づかせてくれる映画。>>続きを読む

堕ちる(2016年製作の映画)

4.5

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地下アイドル(idol=偶像)にのめり込んでいく職人の物語。
めめたんの東京進出後に、首を吊るシーンで我々は驚くが、更にその後に衝撃が。
監督は運営に堕ちたとも、表現されたが、自分で偶像を新たに作り出
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.4

時代設定をベトナム戦争終結に持って来たのがすべてのキモだったと思う。あれだけの特撮技術見せられたら日本ってどうすればいいでしょうか。これから更に成長したコングがゴジラ達日本の怪獣と激突するのが楽しみで>>続きを読む

ハルチカ(2017年製作の映画)

1.0

これでハルチカを名乗るな。一本の映画としても齟齬をきたしてるが、看板をそもそもハルチカにする必要性が全くなかった。
思わず(ブログ)再開するほど嘆き悲しみ怒った件
http://tea-rwb.hat
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.7

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インフェルノでも思ったけど貴重な美術品を素手で破るのは…
記録室に閉じ込められて酸素供給を断たれるところは別に必要を感じない。ラングドンの命を狙う必要はないし、その後も、それ以前も狙われてはいない。
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映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.5

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本筋は卒業にむけてあずにゃんに贈る曲をどうするか、とロンドン卒業旅行の二本だけど、映画として中弛みしそうになるところでご都合的に演奏シーンを入れた感じ。帰国便間に合うか問題や、さわちゃん先生ロンドン登>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

3.6

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レビュー100本目。
テレビ版の10話のほむほむ過去回をOP.ED付きでぶちこんだのはアニメを見てないと追いつけないかも…
1本の映画としてみるとそこは減点。
前編が9話分をシュッとまとめたのに対して
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

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間違いなく良作だが、しっくりは来なかった。ミュージカル映画が苦手なのかもしれない。エマストーン自身はえもいわれぬ丁度良さを持ってて素晴らしいが、歌って踊ってならハリウッドよりブロードウェイを目指すべき>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

3.9

アニメ見てからかなり久しぶりに映画版を。8話までを上手いこと映画にしてる。全部知ってても見ちゃうし、精神ダメージ来るし、虚淵さんすげぇや。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

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至高の映像美。MCUにハマりかねない。
アストラル体や多元宇宙は、その手の知識が無い人には説明もないので辛いかも。
エンシェントワンの言う通り2人でやらないから、離反しちゃったし、続きも楽しみ。
Dr
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.9

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普通に面白いエンターテイメント。
途中途中で起こるだろうと言うフラグを殆ど回収し、お約束も完璧。笑いあり、やや寒いけど感動あり、の家族で安心して見に行ける感じ。かなりリアルな災害シミュレーションなので
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ルパン三世 ルパン暗殺指令(1993年製作の映画)

3.5

良くも悪くも普通。とっつぁんとルパンの共闘や死んだと思ったら…はアガるが、カレンがブレているところや、あまりに安直な敵役たちに少々がっかりも。

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.7

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この世界の片隅に、と同様に空想と現実が入り乱れながら、本人にはどうにも出来ない環境の変化を乗り越えていく女の子の物語。
子どもたちの最大の武器って好奇心と想像力だな、と思うと同時に、彼等にはかなり辛く
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.5

映画化3部作の中で、伊藤計劃の遺した問いを最もストレートかつ完全に投影出来ていたと思う。ラストシーンまで、クラヴィスとジョン=ポールが何を語り、考えたかを頭を働かせ続ければ続けるほど面白い映画。
難し
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鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星(2011年製作の映画)

2.7

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ハガレンの名前を借りた別の話。FAの冠なのに西部の少佐に知られてる賢者の石の精製方法、マルコーさん可哀想。賢者の石使ったのに良い別れになるの???
・真理の扉を見たのに人体錬成じゃない→左足は何の通行
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.2

序盤からの謎をちゃんと回収していって、種々の問題にもある程度の決着もつけ、概ね満足できる。頭を働かせながら見ている方が楽しめる。ベンアフレックの演技は素晴らしかった。

劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.8

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第1期の再編集と第2期への導入としては素晴らしい出来。だが、映画単体としてみると、いつの間に消えた葵ちゃんや、夏紀先輩の関係性など、カットした割に気になるところが多かった。1期を見てないと少ししんどい>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.1

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再構成をうまくした印象。小豆さんとの恋愛における会わないギミックは上手く使って欲しかったが、見吉や蒼樹紅を出さなくてもそこに違和感は無かった。但し、最高が倒れるほど辛い週刊連載なのにアシが出てこない、>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

4.0

原作を読んでいて、殆どが分かっていても目を離せない松たか子と木村佳乃の演技が凄まじい。ウェルテルもバカで良かった。ラストだけ少し冗長かも。

選挙(2006年製作の映画)

3.7

選挙って何なんだろう。本質を突く作り。字幕もナレーションもない、観察映画の手法はこちらが何を読み取り、何を考えるか、常に試される。