抹茶マラカスさんの映画レビュー・感想・評価 - 75ページ目

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.6

今回も最後は何が何だかわからんサイズ感とヤケクソ気味にすら見えるドンパチ。もはやトランスフォーマーが地球の歴史に蔓延ってることが分かったのに、まだ米軍は必死こいてトランスフォーマー退治を続けるのでしょ>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

4.2

ハードボイルドなルパンシリーズ。次元もカッコいいが、敵となる殺し屋、そしてルパンではある種定番の政府絡みの話だけは大きいところも良い。
ただ、前後編に分けて、其々にOP.ED、更には前編のおさらいまで
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.5

マックを食い続けるドキュメンタリー映画。実証姿勢が面白いが、ファストフードについて社会に問いかける大きな作品。

劇場版 生徒会役員共(2017年製作の映画)

3.7

予告編詐欺はまあ予想通りにしても全年齢対象目指したとか嘘やん!!笑笑
いつも通りのバカな(褒め言葉)生徒会役員共でした!

まさかの映画化「劇場版生徒会役員共」
http://tea-rwb.hate
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.9

良い実写化で窪田さんの怪演が光ったかと。原作に丁寧ゆえに続編のための伏線がガンガンありますが、キャスト変更が少なくとも必要なのは残念。この座組でまた見たいです。

原作に丁寧に。「東京喰種トーキョーグ
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.5

味付けの濃さはそのままに、絵的な物体と話の風呂敷を大きく広げることに成功してしまった。そう、してしまったというべきだろう。明らかにカーアクションが多すぎるし、そもそもポストシカゴのアメリカのスタンスを>>続きを読む

ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え(1991年製作の映画)

3.2

展開は基本的には面白いが、多国籍軍がノルマンディー上陸作戦をルパン相手に展開するってのはフィクションでも度が過ぎたかな。いくら盗賊でも個人に対して多国籍は国際世論が倫理的に許されないはず。

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

3.6

高カロリーは変わらず。二郎食いにいってるみたいだ。就活とかのくだり全カットでいいし、米軍強ええはカットで、人類がディセプティコン倒す展開はサムの一回で十分。米軍強ええのためにこんがらがるオプティマスに>>続きを読む

ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎(1990年製作の映画)

3.5

ヘミングウェイ・ペーパーのお宝周りは良く出来てたし、面白かったが、爆発したのにすぐ復活してるバー「マリア」と、もう一つの中心だったマッシュとの決着のつけ方の杜撰さが残念。ガルセスもあそこまで上り詰めた>>続きを読む

リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(2015年製作の映画)

3.9

少し強引ながらも各キャラの特徴をしっかり分からせながら、見せ場もしっかり。
アーシュラ先生は失敗したらどう責任取る気だったのか、とか、シャイニーロッドの魔力が切れた描写の後でも魔法が使えていることとか
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ノーゲーム・ノーライフ ゼロ(2017年製作の映画)

3.3

泣けますよ、泣けますけど、ノゲで私が好きだった部分はむしろ削ぎ落とされてしまってるのかなぁ。映像の美しさと2人の関係性だけでお金のもとは取れると思うけど、納得いかないとこが結構あった。
映画よりアニメ
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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

4.2

バイバイバタフリーでやっぱり泣いてしまった。あと言うこと聞くリザード、リザードンがなんか不思議笑
ピカチュウの衝撃はまぁアリかな…

今だから出来たありえたかもしれない世界「劇場版ポケットモンスター
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銀魂(2017年製作の映画)

3.9

大量のギャグ&パロディ!此処まで来たらディ◯ニーにも喧嘩売って欲しかった笑
冒頭15分で1800円の値打ちはありました。
ただ、ずっと笑ってられたけど、シリアス部分で考えると微妙なところも。

漫画実
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.7

ヴィランとなるエレクトロに関しては、戦いもあるいはヴィランとなった顛末も、ノーマル状態も含めてgood。
だが、グリーンゴブリンとなるハリーは、流石に冷静さを失ってヒステリックに殆ど逆恨みと言って良い
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.4

とにかく残酷なまでにリアルな戦場描写。音響もかなり意識してる。
日本兵の考証もしっかり出来てる感じだし、この映画への思いを感じる。
願わくば、デズモンドが銃を取らない理由が前半部のレンガであって欲しか
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デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲(2001年製作の映画)

3.8

オメガモンがやられた後の絶望感は凄い。
僕らのウォーゲームみたいにエンジェウーモンとホーリーエンジェモンのとこを削って、ブイモンとワームモンに出番あげても良かったかも。

デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 超絶進化!!黄金のデジメンタル(2000年製作の映画)

3.0

デジモンらしくない大人向けな雰囲気。
基本的には良いが、ホーリーエンジェモンとエンジェウーモンの究極体の安売り加減がどうしても許せぬ。究極体自体もそうなれるものではないし、ホーリーエンジェモンやエンジ
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デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

4.8

世界中からの応援が仇となって敗北からのそれを相手に転送して勝利の流れは綺麗事じゃない応援を生かすパターンで爽快。
オメガモン登場だけで爆上がりだし、この時間で4人と3匹に事実上絞った結果の傑作になった
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デジモンアドベンチャー(1999年製作の映画)

4.0

パロットモンとの戦闘は完全に怪獣映画のそれだが、同時にファーストコンタクトものとしても秀逸。20分とは思えぬ濃密さと、思い出補正による懐かしさがすごい。
アグモンってデカイし、喋れなかったんだ…初代見
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ食らった上で鑑賞です。

伊藤英明のスタンスが警察官と復讐者の間でブレてるのが残念。他の遺族と同様に復讐者として生きる決断をしてるから捜査情報の漏洩という大罪を犯して本を書いてるのに、最後に時
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劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(2016年製作の映画)

3.8

アニメのみ視聴で原作未読。
魔法に対する説明の足りなさ、状況をすべて台詞で説明しちゃうとこ、主題の横ずれと放置、そもそも原作未読を置いて行くリーナ関連及び先輩の立ち位置、なんかみんな小笠原諸島にいるや
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.3

お仕事ものジャンルでしっかりと林業について扱い、林業の意義も、抱える課題も描き出している。
また、地方に特有の村意識を乗り越えて、徐々にコミュニティに受け入れられて行く様も非常に丁寧かつしっかりと描写
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ノウイング(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ノアの箱舟×親子愛みたいな。
子どものことに取り憑かれたダイアナと、地球を救うことに取り憑かれたジョンの対比と思ってたら、ジョンの方も地球を救うのを忘れて自分の子と親との関係再構築に頑張りだしたのでア
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

鮮やかな色彩と没入感、麻薬のような音楽が魅力。
夢と現、人間の人間性と多様なメッセージを含んでいた。
ただ、夢の中なら何が出来て、何が出来ない、夢が混線した状態だとそれがどうなるのか、などのルールが難
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

平板なロードムービー。あまりこういうのは見る方ではないですが、楽しめました。
不運と芯の強さを併せ持つ蒼井優が美しく、21歳で流転の日々を送る彼女の強さも弱さも味わい深かったです。

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.7

POVのフェイクドキュメンタリー。
途中一月前の平和な模様が挟まるのはビデオの上書きがうまく行ってないからか。
最初の発見場所がこの撮影者の行く末を示唆しており、結末は予想通り。
終始何が起きたかわか
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万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(2014年製作の映画)

3.5

東博の警備薄すぎ。室内温度や湿度の管理もしてるはずだし、防犯カメラも1台だけ騙せば済む、そんな訳あるか、モナリザだぞ、と。
そして、ルーブルに行くことが分かってて、あるいは軽井沢での合宿がフランス語だ
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.3

相変わらず濃い味付け。辿り着けば勝ち確モノだったが、その距離が砂漠を4km走れっ!てのは流石に長すぎ。纏めましょう。
前作であれだけ暴れたオートボット達が秘密にされてるのも無理がある。
前回と変わらず
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.1

一定程度を保っていた距離をグッと踏み込んだ孝雄に対し、先生でしょ、の一言でそれを突き放す。
でもそれで最後にするものかと、精神を解放して走り出す場面。彼女はしっかりとその足で地を踏んでいた。

靴の採
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リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読もこのミス大賞だし、かなり期待。
メインの仕掛けは正直読めた。既に死んでるか、逆かだろうと。古典的なものだ。恐らくは原作は叙述トリックなんだろう。となると、その映像化としてどうだっのかの判断は
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スペシャリスト 自覚なき殺戮者(1999年製作の映画)

3.5

面白い面白くないのエンターテイメントで評価するものではない。
森達也や想田和弘の言を借りれば、ドギュメンタリーに事実はなく、必ずある視点が存在し、演出もある。
その上で、このドキュメンタリー映画は裁判
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.5

変形は素晴らしいし、映像美を感じる。が、それだけとも言える。
敵味方共に5台ずつぐらい出てくるが、そもそも大した掘り下げもない敵方は覚えることすらできねぇ。
メガネはどこだのくだりはギャグで長々やるわ
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ソルト(2010年製作の映画)

3.2

アンジェリーナ・ジョリーのアクションカッケー以外の何者でもない作品でした。
ガンアクション、カーアクション、スパイものの潜入要素とアクションてんこ盛り。
そのお陰ですっかり脚本が実は薄いことが隠されて
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ただの数学者による大戦中の暗号謎解きゲームと侮るなかれ。
アラン・チューリングの抱えた多すぎる秘密とその一生を描いたものである。
時系列通りに語るには余りに平板なこの物語は、チューリングの学生時代と大
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ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

4.1

サラエヴォの銃声見てから見たので、だいぶ分かりやすいな、と。
戦争状態にある二国間の価値観の差や、国連内部での政治的立ち位置による決められないこと、数字のために戦地に群がるマスコミ。あらゆるものに対し
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

初代より能力獲得に困惑してて良かった。その代わりに能力使って調子乗ってる期間が長い。
あと、当初の目的であるベン叔父さん殺しの犯人探しはもういいのだろうか、というかベン叔父さんを殺した強盗の辺りは初代
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