翼さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

翼

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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

過去の問題作劇場版から「高い進化」を期待したハイエヴォリューションでしたが、まぁ、うん。

そもそもエウレカファン自体がニッチなんだから通好みの難解さにされてもなんの文句も言えない。
けどモーニング・
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

台風の結婚式でさえ、二人にとってはやり直す必要のない大切な思い出なのだ

と、語りかけてくるようなジャケットが印象的な名画。
タイムトラベルしながら人生の選択を良い方向へと繰り返し続ける男の物語。
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ピクセル(2015年製作の映画)

1.0

アダムサンドラーが何かあるごとに早口で例え話をするのがリアルにオタクっぽい。
なんでアメリカ大統領は地球の危機に瀕すると一肌脱ぎたがるんだろう。ウザイなぁ

クリスコロンバスへの100年の恋も冷めるク
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.3

だせぇナードなジェイミーフォックスが見れる貴重な作品。ドリームガールズみてムシャクシャしてる人は、タイムズスクエアでぶっ飛ばされる姿を是非みてほしい。
エレクトロの放つ電光が青と白なのがいいね。アメイ
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

2.9

青春の恥ずかしいヤツが詰まりきっている。
15歳でみたらこじらせそう。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.6

「お前は何者だ?」
「貴様を殺す者だ。」

ハードボイルドで王道で。
西部劇を現代の技術、キャスト、演出で本気だしたらこうなる。
親父が喜ぶな~コレ。教えてあげよう。

デッドプール(2016年製作の映画)

3.3

ネガソニックティーンエイジウォーヘッド。
何度でも呼びたいネガソニックティーンエイジウォーヘッド。名前取り替えてくんないかな

不死身vs痛覚無しは緊迫感ない。
思ったよりメタメタしてない。
TEDみ
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.5

こまけぇ男は嫌われる、を地でいくアイアンマン。
この人は嫌なんだけど嫌いになれないみたいな役どこばっかだね。

アクションつーよりは撮り方がカッコイイ。やっぱガイリッチーだわ

エリザベスタウン(2005年製作の映画)

4.1

四季のように移り変わる、オーランドブルームの豊かな表情。指輪や海賊のそれとはまったく違って完全に見直した。

見終わったあと、真似したくなる映画は良い映画。

エリザベスタウンでは長電話。
そして、灰
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パプリカ(2006年製作の映画)

2.5

狂っている演技はうすら寒く感じてしまうように。
奇妙奇天烈でサブカルチャーですよ!
ってバイアスで、この作品の向こうにいる幾人ものサブカル大人が透けて見えて楽しみきれなかった。
10代の時にみるべきだ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.7

「もしも魔法の国のプリンセスが現代に現れたら」とか言い出す人って相当痛いでしょ?それを体当たりで演じきるのよ。でそれが本当に現実をファンタジックでミュージカルな世界に変えていくのよ。

これは、物語の
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

watch menてのが最高の冗談だ。

見終わってからオープニングを観ると本当に面白い。

ボブ・ディランに乗せて、1938年を分岐とした”ヒーローの存在するアメリカ史”が描かれるのだが…

その一
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ナイトビジター(1970年製作の映画)

3.7

囚人セイラムは、脱獄し、殺し、独房に戻る。

エンディングが良い。
秀逸とか、驚愕とか、感動とかでなく、とにかく「良い」のだ。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

2.8

あの夏をこえて、
ダニエルは悪くなったって?

わかってねぇなぁ!

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

2.7

サブタイトルが意味不明過ぎて、変な漢字のTシャツを喜んで着ている外国人観光客を見たときのような情けない気持ちになる。

アクションはいいよね。
ベイヘムはトランスフォーマー系統のガシャガシャロボより肉
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

もし映画の授業で「テンプレ展開と死亡フラグで作品を撮ってみましょう」というお題があればお手本になるような清々しい展開。
「こーなったらヤバイ」と思う方向にキレイに全ストーリーが転がっていくので逆に思い
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.2

『24』バチカンシーズンて感じ。

前作の悪い癖でどいつもこいつも裏切り者に見えちゃう。
相変わらずラングドンがサクサク解いてくのを眺めるチュートリアル感あり。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.3

宇宙で必要なこと。
知識、行動力、諦めない心、そしてジョーク。

科学とは人間の歴史の研鑽。
問題を一つずつ対処すれば解決に至る。
当たり前の言葉を並べているようだがそれを地でいく正統性と力に満ちた作
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

事件は現場でも起きてるし会議室でも起きてることを実写番エヴァが成長しながら教えてくれた結果やっぱ日本の技術すげえよなってなる。

PK(2014年製作の映画)

4.4

pkの眼差しが脳裏から離れない。

この映画はなんと形容すればいいのだろう。

SF、ラブロマンス、宗教、ミュージカル、テロリズム、コメディ、風刺、ロードムービー、ダンス主体のインド映画。
こんな詰め
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.6

場面転換は一度もしない。変わるとすれば、脳内。思考、思想の変化が鮮やかで目まぐるしく、疾走感さえある。

観る人が13人目の怒れる男になり、自分なりの正義、持論をもって臨むとより楽しめる。むしろそうす
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.0

ピザがどーこーより、2017年インドの日常風景が鮮烈。

雨がふること、パグがあくびすること、友達がいつもと違う格好をしていること、壊れた冷蔵庫をボートにして遊ぶこと、子供たちがイタズラを覚えて帰って
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

2.8

謎→解く→謎→解く→謎→解く→謎→


を3時間くらいやる。
悩むシーンが各15秒ずつくらいなのでチュートリアルみたい。

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.0

お金かけた海賊映画≒海戦が熱い

船上のチャンバラじゃなくて、ハリウッドが本気出した船vs船のドンパチ。
シリーズ最高かもしれぬ。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.3

ピクサーって幸せの再認識が多いからか、終始ほの暗い。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.1

並んでこんなにサマになる家族。
よく考えたら救われないロードムービー。

楽しきゃいんだよ。

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

2.8

ジャパニメーション独特のダバダバーッとしたあの動きがずっと続くぞ。

好きなヤツはありがたがるが、
ムリなヤツにはなかなかキツイぞ。

デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

2.9

原作で根岸が歩くとき「テヒョテヒョ」ってSEが付くんだけど、マツケンはそれをやってのけた。
あとジーンシモンズがギター。

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

2.8

終始ピタゴラスイッチ。
鶴瓶を関西弁のまま起用した人がMVPだとおもう。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.1

やるせないけど温かな音楽が、心に響き続ける。

男はいつでもバカだけど、その方がいいと思わせてくれる。

掃除機をペットのように連れ回して、散歩したくなる。

プラハ!(2001年製作の映画)

3.5

プラハの春。

カラフルな演出だけでも各シーンを額にいれて飾りたい。
時代背景を知ると尚際立つ色鮮やかさ。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ニワトリは卵から生まれるが、
卵はニワトリが産む。

彼女がいたから通じたのか、
通じたからこそ彼女が生まれたのか。

因果論をひっくり返す名作。

タイムマシン、バタフライエフェクト、アバウトタイム
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

3.7

タイタニックのいちばん良いシーン、船が沈むなかで演奏を続けるカルテットの一幕がずっと続く幸福感みたいな。