鑑賞2度目。
放送当時に観たことはなく、2年前に初見。
涙尽きるほど泣いて、こんな良いドラマが月9にもあるのだ、見過ごしていた、と思った。もはや主役は武田鉄矢。
物事が多様化し、それぞれの価値観が平>>続きを読む
岡田惠和脚本作品の中で、もっとも愛おしく、もっとも好きな作品。
大人の夏休みをファンタジックに切なく描くラブストーリー。
何度観ても、このドラマはまるで色褪せない。
一見平凡だけど、大胆で楽観的な朝子>>続きを読む
少し前に1997版を観ているので、20年後みんなが恐ろしく老けていることにまず驚愕しました。
しかしながら、顔は一番歳を重ねているのに立居振る舞いが堂本剛は当時のままで、徐々に内容にも溶け込めるように>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大地震だと報道された幕原地区、本当は政府の極秘実験のミスによりばら撒かれた微生物に侵され、封鎖された街となっていた。
何らかの理由で２０歳の大人になると死を迎える、子どもたちだけが生き残ったその土地で>>続きを読む
キャストに惹かれて観た。
筒井道隆、伊藤歩、個人的に好きな俳優。
しかしながらB級感が否めない。
記憶の保存の研究チーム、という近未来的な設定内容にリアリティの肉付けが足りず、チープな仕上がりに思えた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
職場の同僚に勧められ、瞬く間に一気見した作品。
リズム感、疾走感が心地よく、視聴者もろとも昂め連れ去る脚本と演出の巧みさに、震えます。
そしてキャスティングが素晴らしい。
個人的には、鶴見辰吾、塚本>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
DVDも所持しているほど好きな作品。
観直し4回目になるけれど、いつも新鮮な気持ちで観ることができる。
何故なら非常に複雑なストーリー構成で、記憶しておくには登場人物やエピソードの要素が多いのだ。
な>>続きを読む
型にはまらず自由奔放、みなからもロビンソン・クルーソーとあだ名される精神科医、小泉三太（唐沢寿明）と藤原財閥の娘で、幼少期の悲しみにより歪んだ心を携える沙織（葉月里緒奈）とのクリスマスラブファンタジー>>続きを読む
間違いなく2000年代以降、私にとってのナンバーワンのドラマだった。
教えてくれたmugcupcoffeeさんに心から感謝したい。
このどちらの状況にもなり得ていないにも関わらず、観るものにこの痛み>>続きを読む
これを愛と言えるのだろうか。
かほりはそもそも本当は一体何を求めていたのだろう。
理森のことを彼女は心から愛していたのだろうか。私にはかほりという人間の行動が不可解で、誰のことも愛していないように思え>>続きを読む
90年代ドラマばかり観ているせいで、観始めは戸惑いがあった。
優しくて素朴な営みが美しすぎて、歪みや孤独によって生まれくる愛や弱さみたいなものをここのところ観続けてきているせいで、なかなか波にのれずに>>続きを読む
玉置浩二が小さい頃から大好きなので、贔屓目もあって、とても好きな作品。
定期的に観ている。
もうわかりやすいほどのサクセスストーリーで、そして最後には平凡に立ち返るという王道青春ドラマですが、なんだ>>続きを読む
自分を変えたいという気持ちから、一歩踏み出し、不器用ながらも誠実に生きる日本語教師、雪（安田成美）、ベトナム旅行で一度出会い、日本で再会し、生徒となるドク（香取慎吾）とのもどかしい恋愛模様。
王道の>>続きを読む
圧倒的な安心感のもとに成り立っている。
ハッピーエンドでないわけがない。
それにしても飯島直子はなぜこういう役どころばかり与えられるのだろう。
知っている限り、3度目だ。
何年かに一度必ず観たくなる、野沢尚の好きなドラマ。
ツッコミどころの多い作品で、完成度で言うとそうは高くないと思うけれど、このドラマには生きることの全てが詰まっている。
そして様々な愛と家族の形が描か>>続きを読む
90年代ドラマ感を何やら強く感じる作品。
ひどく冷徹な人間で、人を都合良く利用することに何の疑問も持たないような男、誠二（本木雅弘）。
画家を目指す真面目で純朴な沙知子（鶴田真由）は、勤めるカフェに毎>>続きを読む
こう言った極端な階級の差とそれにより決定づけられてきた性格の違いを題材にしたドラマはこの時代特有で、それぞれの性質を激しくわかりやすく描かれていて、話の展開も90年代っぽくて、プライド、憎しみ、嫉妬、>>続きを読む
子どもたちは私たち大人よりも迷いや困難を抱え、逃げる術も、解決する方法論もままならない中、いろいろな環境からダイレクトに傷つけられたり、孤独になったりする。
だから、こんなふうにいつも1番に寄り添って>>続きを読む
南が非常に品のない女性で、そのモデル仲間も節操がなく、入り込めない。
共感する点もなかなか見つけ出すことができない。
つくづく北川悦吏子作品とは相性が良くないなと痛感する。
しかしながら、月9とはこう>>続きを読む
この作品が特別なものであることは、当時触れた人みな共通認識としてあるのではないだろうか。
90年代に突如現れたセンセーショナルなドラマ。
堤幸彦の研ぎ澄まされた演出、カメラワーク、色合い、気配、全てが>>続きを読む
このドラマについては、中立な立場でしか話をすることができない。
何故ならそれぞれの3人、シングルマザーを選んだ環境、考え方、すべてにおいて自分とかけ離れすぎているし、共感部分も何一つないからだ。
だ>>続きを読む
野沢尚作品には、素晴らしいものがたくさんあるけれど、心に深く刻まれ、なかなか立ち消えない、幾度も繰り返し観たくなるのは、このドラマだ。
心で繋がり合う愛、その炎はどちらかが先に命を終えたとしても、消>>続きを読む
こんなに泣かされるとは思っていなかった。
姿形がイグアナにしか見えない自分と母親の、悲しくて、切ない物語だけれど、ラストに救われたことが本当にほっとした。
このドラマの岡田義徳が実にいい！
このレビューはネタバレを含みます
山田太一という脚本家に出会えて良かったと心の底から思う。
世代ではないけれど、このドラマを知って、観ることができて、本当に良かった。
この気持ちだけで何年か生きられると思った。
元特攻隊員の吉岡と戦>>続きを読む
いわずともがなの青春ドラマの傑作。
多感な10代のヒリヒリとした感情、友情、恋愛、性、すべての要素が男の人なら共感でき、心揺さぶられるに違いない。
後半でみなが立て篭るシーンの中で、神谷が全共闘の過>>続きを読む
記憶を失い、幼い知能と特異な能力を持つ克己（山崎まさよし）、仕事に奔走しながら、孤独感を抱え持つ康子（松下由樹）、
克巳の純朴さに心洗われ、惹かれあっていく2人だが、いずれ克巳の過去が露わになり、今の>>続きを読む
同じ社内の未婚独身男性3人の、それぞれの環境と価値観に基づいた恋愛模様が、狭い領域で織り成される、クスッと笑えて、ほのかに心があたたまるような物語。
キャスティングが絶妙で、役所広司、段田安則、西村>>続きを読む
心臓の弱い弟を持つ、孤児院育ちの篠崎（常盤貴子）は弟の手術費用を捻出するために身を犠牲にする弟想いの女性。
明るくて元気で一生懸命。
偶然ナンパのような形で知り合う夏目（中居正広）と弟の入院する病院で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに完成度の高い、良いドラマを観た。
「今の生徒は心の中まで汚れていると思う。」矢崎（浅野温子）のセリフ。
これは今までの学校への問題提起ドラマとは一線を画している。問題作だ。
生徒も無名の役>>続きを読む
余命宣告を受けている大手企業の会長原島（真田広之）と、貧乏人のお人好し幸之助（玉置浩二）が何の因果か偶然に出会い、冷徹だった原島が、友情や愛と触れ合うことで、人となりを変えていくハートウォーミングなド>>続きを読む
お互いを忌み嫌う、血の繋がりのない姉妹が、夢や恋の混迷の中で、唯一無二の大事な存在へと形をかえていく、家族愛の話。
個人的には「ランデヴー」の田中美佐子と柏原崇が非常に好きなので、この2人の恋愛が別>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
横暴で自己過信に満ちた天才マエストロ鳴瀬（三上博史）は、その利己的な態度により音楽界から追放され、訳あって小さな村の中学にある、名ばかりのオーケストラ部の顧問を務めることになる。
その12人の生徒たち>>続きを読む
敏腕弁護士、高岡（織田裕二）は、公的には正義を語り、振りかざしながらも、本当のところ悪どいことも厭わない。
裁判に勝つためだけにストイックに生きる男。
弁護士になりたての姫野（鶴田真由）は高岡に憧れて>>続きを読む
江戸時代に心中した2人が現代に生まれ変わり、運命の相手であることは間違いないのだけれど、なかなか出会わない、なかなか結ばれない物語。
大変申し上げにくいが、岡田惠和さんスランプ中なのかな、と思うほど>>続きを読む
アイドルを起用した、マンガの実写版を多く輩出している日テレの土曜9時は、決して嫌いではない。
B級感が果てしないが、それもまた良い。
そういえば、金田一少年の事件簿の、異人館ホテル殺人事件で、銀狼の>>続きを読む
頭をすっからかんにしていても観れてしまう作品だと思います。
多少、主人公のはるかに苛立ちを覚えますが、よくある恋愛ドラマの典型のような内容です。
個人的にははるかの父が学生と恋に落ちるエピソードが好き>>続きを読む
