tipsy806さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

刑務所を出所した者の再犯率は約50%だそうだ。暴力で解決することを標準基準として生きてきた男の今の社会とのすり合わせ。 
主人公三上が、不条理を見て見ぬ振りをしないといけないことに直面し、苦悶。きれい
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.2

閉塞感溢れる世界を舞台に父を信じ夢を諦めず、ゴミ人間プペルと共に空の上を目指すルビッチの物語。
メッセージ自体も演出も悪くないし、世界観もきちんと描かれているのはわかるのだが、伝えたい気持ちが大きくな
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

あまり美化しちゃいけない世界だし肯定的に認める訳ではないが、ヤクザどうこうというよりこの映画に出会えてよかったと思えた。ヤクザと言う生き方の過去から現在までの変化を一人の男を通して映し、私たちに問いか>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.3

なんかよかったかなーという感じ。パキスタン移民の青年が父親ともめながら音楽と詩と恋に目覚め成長していく。
いやしかし差別ひどすぎるなー。

主人公目線でも親目線でも同時に見れる年齢で色々考えていたが、
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.6

この一年はアダム・ドライバーの過剰摂取をしている気がしてきた。
こちらも遅れながらもやっと見終わりました最終章。フォースがなんなのか未だよくわからないままなのは声を大にしてはいえないが、とりあえずアダ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

ついにラスト。
大切な人を守る為の究極の全面戦争は、戦い抜いて散る、レジェンドたちが10年積み上げた蓄積の花道だった。ここまでよく戦ってきたもんだ。ヒーロー達が集結する場面には高揚感もあり、最終章にふ
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ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.0

王道中の王道。ずいぶんうまくいったなという展開だけどそもそもそんなものだろうと思って安心してみている自分。歌も踊りもたっぷりです。

プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(2004年製作の映画)

3.3

とっても分かりやすい王道映画なので安心して鑑賞。前回いい感じになっていたマイケルが友人に戻っていて、まさかの写真出演なことに多少の戸惑い。ニコラスは途中からイケメンに見えてくるマジック。そしてやっぱり>>続きを読む

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.5

やっとアン・ハサウェイのデビュー作みれた。地味な女の子が実はプリンセスっていう分かりやすい、女子が好きそうなシンデレラストーリー。
おばあちゃんの品の良さと美しさが何だか素敵だった。よくあるおっちょこ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.6

大人になったマイケルたちの元へ訪れるメリーポピンズ。前作を観ていなくても楽しめるかも。
どんなに辛くて悲しいことがあっても、子供たちの笑顔があれば家族は幸せになれるから、そのためにメリー・ポピンズは子
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.0

タイプの違う二人の女性が結構積極的なんだな。
男はあれよあれよと翻弄されまくっててその従っている姿が、ただの言われるがままに見え少し情けなくも感じてしまった。この男のどこに魅力があるんだ?とも思ったが
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

再鑑賞。何回見たかなー、ああ懐かしい。
クリスマスの時期は決まってテレビで放送してた。今観ても十分面白い。遊び心に残酷さが入ってるトラップの数々と強盗二人組の完成されたダメダメ具合も完璧だ。ケビンのか
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

オープニングがスタン・リー。
エンドゲームを見るために鑑賞。記憶が飛び飛びであるが、そういうことか的なことが色々あった。
宇宙も自由自在に飛べるとかつよすぎて、覚醒したキャロルは、スーパーサイヤ人に見
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.4

エンドゲームを見るために鑑賞。
今回もテーマは家族愛。極小になって量子世界にいくのだが、最初この世界キレイかも~とかなってたけどよく見ると全然無理な世界だった。ミクロこわ。子供がほんとういい子に育って
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

このDVDが予期せぬタイミングでツタヤディスカスから来てしまい毎日ランボーを見続けてやっとのことでこれに到着。

いい加減ランボーを休ませてあげてほしいと思えどもまだ戦う。
可愛がっている娘的な子が拉
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.4

ランボーまだ戦うのか。そろそろ休ませてあげてくれ。ミャンマーにてランボーがひたすら悪い奴らをブチ殺す映画となっております。スタローンが監督やってるからファンにはたまらなかったりするのかな。戦場の悲惨さ>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

囚われた上官を救うためアフガンへ行くランボー。前作と比べると哀愁的なものは減っている。
本人が言うように戦いは終わってるのに、ランボー今回も全力で戦い、爆発しまくり。ドラマ性は薄くなった印象。
しかし
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.4

アメリカ兵捕虜救出の為に戦場に舞い戻ったランボー。前作に比べて戦う理由が明確になり、湿っぽさがなくなっている。
相当爆破しまくり戦いまくりだぜ。
そしてまたムキッキムキになってないか?最後は勢いに飲ま
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ランボー(1982年製作の映画)

3.5

体が絞ってあってキレッキレ。小さい頃は山の中で人を殺していて怖いという印象しかなかったランボー。改めて見たらベトナム帰還兵のやりきれない現実じゃないか。
国のために命がけで戦った英雄でも、兵士は所詮消
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パドルトン(2019年製作の映画)

3.6

かなしみは青いと思っていたけど青くなかった。尊厳死の話。
同じアパートの上と下に暮らすおじさん二人はいつも一緒にいる。独特なべったり感で、くすりとさせられ不思議と癒されてしまった。まちがいなくお互いの
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ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

3.0

ホラーではないししいて言うならアドベンチャーかな。家族でのんびり鑑賞が良いですね。とりあえずディズニーランドのホーンテッドマンションをずっと思い出してた。ディズニーランドにきたい。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.4

再鑑賞何回目かね。
エドワードが絶対的なイイ人だけではないように描かれているところが、ティムバートン監督ってかんじ。ファンタジーでも人の醜い部分や世の中の矛盾などに目を向けて作るよなー。

コロンバス(2017年製作の映画)

3.3

小津を敬愛する監督らしい。モダニズム建築の宝庫として知られるコロンバスを舞台に、年代や人種、経歴が違う男女が出会い、建築物を巡りながら自分を見直していく。
ゆっくりとした展開で会話シーン多め。最初のア
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デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

3.6

昼と夜が人格を持っていて、お互いにないものを自慢しあう。それだけでもコミカルで面白いのに、最終的にそれが他者理解の話になるんです。アニメだからできる表現で、とても素晴らしい。

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.1

壮絶な子役時代を過ごしたシャイア・ラブーフの自伝的作品。
自分を苦しめた父親を演じることで彼の心のセラピーになっているのだろうか。そうだと願う。問題を抱えた親子は多いけれど、結局許すことが出口なのだろ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

ジャニーズもこの世界を演じる時代になったんだな。
性別関係なく人が人を好きになる心の移ろいが、成田凌の嫉妬を一瞬の表情の変化で手に取るようにわかる。うまいねー。 
本当の恋はどういうものなのか。いつし
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

生きるって疲れること多いけど、目的がなくたって日々の出来事すら愛おしく素晴らしいことなんだよっていう人生賛歌。
これ映画館でみてみたかった。ジャズ演奏シーンがみたいよ。魂が肉体を離れる事で浮き彫りにな
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.3

リターンズをみてみたかったので前作を鑑賞。約50年前のディズニー映画。愉快です。
冒頭でお手伝いさんが何人も風に飛ばされるシーンがいい。飛ばされながら、もう抵抗するのはやめよう、みたいに諦めてる人が1
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.3

なぜエルサに力は与えられたのかという謎に迫る設定。ひとつに束ねたさよならが行き交う。
そもそもアナ雪の大ヒットによる後付け物語と思えば、きちんした完結作にはなっているし、爽やかな終わりでいいんですよね
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.4

再鑑賞。銀行強盗映画。人質に自分達と同じ服を着させ、誰が犯人か人質かわからなくしてるあたりから、ああ見たことあったと思い出す。
きちんと悪を裁くあたりがいいし、信念貫く賢い犯人というのはカッコいい。こ
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歓びを歌にのせて(2004年製作の映画)

3.6

心身の疲弊から指揮者を引退し故郷の村に帰ってきた音楽家。地元の聖歌隊を指導しながら自分を取り戻していくわけだが、音楽より先に村人達の駄々洩れな欲望が濃厚だった。特に牧師夫婦の関係性。皆それぞれ悪夢を抱>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

こうゆう問題はどこの世界にもあるんでしょうな。巨大権力者からのセクハラに立ち向かう女性キャスター達。実話。3人が手を組んで社内にはびこる悪をやっつける的ストーリーということではなく、それぞれが自分の事>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.0

ブログの映画化なんですね。母と娘の戦い。 嫌がらせと言いながら娘への愛情しかないお弁当作り。キャラ弁のクオリティの高さと毎日朝早く起きて続けた根気には拍手!よく頑張ったよねお母さん!!

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.0

凄く懐かしくて再鑑賞。
この頃のメグ・ライアンはキュートだわ。ラブストーリーだけど出逢うまでの話だから、二人が会っている時間は数分です。ちょっと息子暴走しすぎじゃないかと思ったけど、まあ、息子がいたか
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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

3.4

あのビフォアシリーズ恋愛3部作を撮ったリチャード・リンクレイターがこのような映画も撮ってたとは知らなかった。
映像のゆがみが凄く、実写映像を加工したという不思議な状態。主な題材は生と死について。哲学的
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.4

コロナでハリウッドが元気がない中、Netflixが様々な物語を発表してくれている。LGBTも含む題材を豪華キャストで演出するミュージカルの超王道。対立と和解の繰り返しの中、爽快さもあって、パワー溢れま>>続きを読む