ねこだとらきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

潮騒(1964年製作の映画)

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三島由紀夫の中では異色なほどの遊戯感溢れる爽やかな青春ものなだけに、三島由紀夫原作の中では潮騒がダントツで映画化回数多いのね。
と思ったら一番映画的にスペクタクルにできるなラスト引き画でごまかすんかー
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伊豆の踊子(1963年製作の映画)

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短い原作に忠実な描写を早々に出し尽くした後は旅芸人達の細かい描写が展開し続けるよ。話的にはだれるけど、小津の「浮草」みたいに旅一座の日常の所作が細かく描かれるのすごい好きだからケッコー楽しめた!

エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

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キャップかぶる時と大声が出す時異常にスタローンに似てるなと思ったらロッキーザファイなるの息子役の人か

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

5.0

今から思えば
子供の頃の自分で誇れることの一つは昔からあんまりにビビリだったから、今よりも大分マッチョなコミュ二ティの中でも度胸試しやマッチョな同調圧力から逃げ続けてそれを恥とも思わなかったことかなあ
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

5.0

共感シアターで飛び出した「もしかしてこの映画世界一面白いんじゃないか」ってコメント。間違いねえよ!!!

こんなすごい映画観たことねえや。

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

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「めまい」のアンサー作品である「ゴーンガール」を作った翌年のデヴィッドフィンチャーによるめまい論がきけるのがよかったなあ。

あんまりに影響力凄すぎて一冊の映画本についてのドキュメンタリー映画できちっ
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危険なメソッド(2011年製作の映画)

5.0

もう私くらいの老齢になると中学の頃の思い出なんてほとんどないけど、このタイトル見て
中3の冬に「危険なメソッド」「エンドオブザ・ワールド」「アンナカレーニナ」と立て続けににキーラナイトレー作品が公開さ
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

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ヌーヴェルヴァーグというよりネオリアリズモ感が強いかも。特にカビリアの夜とか。
本人も半分は「ネオリアリズモ感(見た事ないけど)でやった」て言ってたし笑

スヴェンニクヴィストかベルイマンはたぶんこれ
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タイム(2020年製作の映画)

5.0

システマティックレイシズムを背景にしたこの作品は「13th憲法修正第13条」とセットで観るとよりいいかも。
これも言葉の力を信じること自体の力を魅せられるような傑作だ。
オバマ2020のお気に入りリス
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

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いわゆる共感性羞恥的なやつで悶絶ですよ
ドクタードレとリックルービンとP・ディディにプロデュース依頼しようとしてモスデフの前で自分の目指す音楽像語るところ面白すぎる。

ベンスティラーとグリーンバーグ
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ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

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タラさんたちがマジ最高な一方
パッドマンと違ってアクシャイさんがジョブズ系のパワハラみのあるリーダー体質を所々発露して結構怖かった。物語上特に改心も言及もされないしな。
史実でもそうかもしれないけどち
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マルコム&マリー(2021年製作の映画)

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私達が大好きな倦怠期パートナーシップもの+大好きなゼンデイヤ、ジョンデヴィッドワシントンのイケてる若手コンビ+イケてる音楽+グラフィカルなかっこいい映像でこりゃ面白いに決まってる、、、、はずなのにぃ、>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

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トレーラーで1番の目玉だったあの拷問の解決法が
「パワー!!.....ハッ(笑顔)」だったりしてズッコケちゃうとこはあるけど、
スナイパーの弾丸が人に当たる前に必ず通過して割れたものの描写が挟まれたり
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インターンシップ(2013年製作の映画)

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前半はすごい良かったけど

いくら今よりはマチズモに対する批判が薄いとはいえ2013年にこの価値観でつっぱしって感動げにパッケージするのはちょと酷いなあっと。。
この手のジャンルとして決定的に視点の数
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あたしだけをみて(2016年製作の映画)

5.0

架空の言語かと思ったら途中で「オトガリア!」て聞こえてきて、逆さ言葉かい!!
アホっぽくていいな!!

、、と思ってたらまさかそれ自体がテーマに関わる仕掛けだったなんて。別にこれはネタバレではないけど
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