ねこだとらきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

流れる(1956年製作の映画)

5.0

視点の置き方が圧倒的だ!
視点のコントロールこそが映画というメディアの特性なのだからつまり映画として圧倒的だ!
柳橋の芸者擬似家族の物語の話でありながらお座敷のシーンを一切廃して徹底的に主人公達の暮ら
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おかあさん(1952年製作の映画)

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福田里香さんに是非特集してもらいたいぐらい
成瀬巳喜男は徹底したフード演出の実践者だ。
川本三郎さんも著書で思い出をかたる際真っ先に出したのがチャーハンのシーンだった。

「乱れる」の卵、ロールキャベ
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乱れ雲(1967年製作の映画)

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私もU-NEXTリトライキャンペーン様々のおかげで「悪魔の毒毒」シリーズが観れました。ありがとうU-NEXT!ありがとうトロマムービー!!ありがとうロイドカウフマン!!

乱れるとかぶるとこ多いと思っ
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乱れる(1964年製作の映画)

5.0

塩田明彦さんが映画学校の講義で最初の掴みとして引用したのも納得のこりゃあ映画における「映像的演出」の結晶とも呼べるような超絶技巧の傑作だ。
 なんせこの映画互いに服を一枚も脱がないしキスもしないのに主
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フィニアスとファーブ/ザ・ムービー:キャンディス救出大作戦(2020年製作の映画)

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フィニアスとファーブムービー史上一番脚本が上手い。伏線とかもコメディ映画における上手い伏線の見本みたいな感じ。
基礎的な骨格がしっかりしてるから今まで以上にメタ的なギャグをガンガンやっても崩壊せずにむ
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Jazz seen/カメラが聴いたジャズ(2001年製作の映画)

5.0

うおおおおお動くジャッキーテラソンとカサンドラウィルソン初めて見た!!!恥ずかしながら(;^_^A
DVDの特典が最高!!!すげーいい資料になる。

アドリブ、ライブ、1度きりが主体のジャズにとって録
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

5.0

ピクサープリンセスも観たのでこれで正真正銘全ディズニープリンセス映画全部観れたあ!
 ディズニープリンセス映画のプロットは常に時代の価値観を映す鏡でありそのアップデートの変遷こそが映画史において最重要
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トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

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ジェシーが2の時の回想のエピソードのトラウマで閉所恐怖症て設定怖すぎ

ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

5.0

人類史上最強の名画かつ史上最高のラストだ!
Blu-rayが入手困難すぎて結局VHS購入することになったよ。新作公開されたんだしどーにかしてよー!。
マッドアートやセットの美術、超絶凝っているカメラワ
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キム・ポッシブル(2019年製作の映画)

5.0

「どーみても地雷だけどキムポッシブルファンとしてあらゆるこじつけと屁理屈を駆使してこの映画を満点にすることを正当化してやる!なぜならポッシブル家に不可能はないのだから!!」と息巻いてたけど。

、、、
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ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

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ここまでのパラダイムシフト出されると確かに戸惑うことないわけじゃないし、疑いがないというわけではないけど。
でもまぁスポーツ栄養学は俺が部活してた頃からでさえひっくり返えってる理論いくつか分野だしね
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トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

5.0

元々大好きだったけど本当超超超大好きな一本になったよ!!
フィリップKディック原作ならではの自我の不透明さへの不安と世界最高峰の映画監督ヴァーホーベンならではの複雑な人間描写(今回はあえて記号的に描い
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フリーソロ(2018年製作の映画)

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去年こりゃ映画館で見なきゃいけないやつと思いながら見逃して、
今日こりゃ映画館で見なきゃいけないやつと思いながら見た

ノエル(2019年製作の映画)

5.0

最高。
マークローレンス5年ぶりの新作なんだから!俺が推さなきゃ!!!一年待つの辛かったぁ、
 伝統を笠に無批判に続ける家父長制は女性はもちろん男性も苦しめられ続けて結局誰も得しねえよ。ってのをライト
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

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この映画を語る角度は絶対そこじゃないけど、
国際私法ゼミで一際存在感を放ってたリングリングサーカス事件のリングリングサーカスが一瞬名前だけ出てくるぞー!

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

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アタシの中学の時のコミュニティでは大体みんなBLEACHとブルーハーツで厨二病の義務教育を修めてたから久保帯人先生はおれらの厨二教祖みたいな感じで特別な存在だったなぁ。
 中盤までフツーにいいところ多
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

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今までこの手のを避けてきたけど、世の中にはここまでうーん、、、な映画が大した批評もなく転がっているのか。
アタシにとってのリバースロンドンでした。世界がヒロガルナー。
皆殺し映画通信の大変さと価値を改
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

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これジャックベッケルだつたのね。初ベッケルね。

最後の一年に絞ってるだけあって事実再現なだけの伝記映画になって無くて予想以上によかった!!

史実を超えたラストとかメッセージ的にも画としてよく現れて
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グレムリン(1984年製作の映画)

5.0

早く2がみたい!!!!!
ジョーダンテの映画監督としての半端ない力量、映像の説明能力!怪奇映画に対する強い愛情!

全てがちょうはいれべる!!

汚名(1946年製作の映画)

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同じ監督同じ俳優の一年違いの作品なのに衣装が桁違いになってるなと思ったら、この作品からイディスヘッドが衣装担当してるのか。俺でさえこれがとんでもないセンスの衣装だってのは感じるよ。ホントすごいな。
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白い恐怖(1945年製作の映画)

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ドナルドスポトーによると45年にしてあのドア5連開きの演出は古臭かったらしいけど
今の目線で見ればリンチっぽくてカッコいいてなるかもね。リンチもシュルレアリスムの人だしこの映画も夢のシーンダリにデザイ
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ロレンツォのオイル/命の詩(1992年製作の映画)

5.0

完全にマッドマックスと一貫したテーマだね。
怒りのデスロードとおんなじショットもあるし、
往年のハリウッド的なカメラワークと情報量の詰め込み方のうまさが目立つなあ。
宇宙人ポールでのこれのギャグ全然脈
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

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今週のサタシネがポールフェイグ映画で幸せさー。
いわゆる
ミスマネーペニー的キャラクター像の脱構築てのがさすが!!て感じだね!
ただギャグが説明過多なのがちょと残念だったなあ。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

5.0

劇場に行きたくてしょーがなかったランキング今年1位だなあ

こういう本当に辛い気持ちになりたくて映画を観てるだものね。
アクション映画史上ここまでの残虐シーンあったんですかい?最後の戦場以外でさ!
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