ToshiyaYokotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 61ページ目

ToshiyaYokota

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さびしんぼう(1985年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○コメディ要素はまあまあだが、本筋はそれほどでもないかな。

○「カメラでずっと見てました」「あなたのピアノで歌っていました」なんてほぼ初対面の男から言われたらドン引きするだろう。いかにも映画的すぎて
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独立愚連隊(1959年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○やや散漫な印象こそあるが、岡本喜八の戦争コメディ。

○佐藤允の存在感は抜群。僅かな時間ながら三船敏郎もなかなか見られない役柄で強烈な印象を残した。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○この手の映画にしてはハラハラ、ドキドキする場面が皆無とは。全てがうまくいき過ぎ。終盤の下りもただの後付けでしかない。

○ケイト・ブランシェットは出番少なすぎないかね。アン・ハサウェイもめちゃめちゃ
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野いちご(1957年製作の映画)

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○ベルイマン生誕100年記念上映にてベルイマン監督作品を初鑑賞。

○僅か1日足らずの出来事が、死期が眼前に迫る老人の一生、そしてこれからの世代へのバトンタッチを想起させる。冒頭の夢のシークエンスは素
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砂の女(1964年製作の映画)

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○企画上映「特撮魂」にて初鑑賞。

○まさに砂に飲み込まれるように見入ってしまった。

○示唆的な会話やふと挿入されるシーン。二人が交わった後の砂が流れ、鳥が飛ぶ流れは秀逸。

○ある程度の展開は読め
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○滑稽無糖なアクションの見方は途中でわかったが、そもそも面白いかと言えば…。

○一応は主人公の成長という体をなしてはいるが、バックグラウンド含めありきたり。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○最近のキアヌの代表作。

○話題となったアクションシーンだが、特筆すべき点はなかったかな。肉弾戦になると歯切れの悪い背負い投げが繰り返されるのがテンポダウンに。

○縫合直後に戦闘シーンがあったり、
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グリース(1978年製作の映画)

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○午前十時の映画祭にて初鑑賞。

○主演の二人の魅力はさすが。古臭さはあるがまあ楽しめるかな。

○しかし老けた高校生たち。ストッカード・チャニングは当時30代半ばとは。

○さすがにストーリーがなさ
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

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○この内容で140分はやや長く感じる。

○父親が家族を省みるようになるという結末だが、それに至る直接的な流れがやや強引。子供を連れていくように言われた銀行で取り付け騒ぎがありクビに。その夜クビを言い
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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○ハン・ソロってこんなに良い奴だっけ?EP4以降のソロらしい意地が悪いけど魅力あるキャラだったんだが。序盤の展開だけでも意地が悪くなる要素はあったのに。

○チューバッカとの出会いもそこまで劇的でない
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

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○毎度やっていることがそう変わらない。このシリーズも何となくのエンターテイメント性で維持されている。

○悪い人間が出てきて、混乱に陥れ、悪い人間は片っ端から恐竜にやられるというテンプレ。悪い人間がた
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(1957年製作の映画)

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○京マチ子の存在感が際立ち、なかなか絶望的な状況も楽しんで観られる。

○サスペンス映画によく観られるが、説明台詞が多いのが難。台詞でなく演出で見せる場面をもう少し頑張って作ってほしかった。

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

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○元ネタは「天国から来たチャンピオン」か。登場人物が吹奏楽を演奏しているのも。

○王道と言えばそうだが意外性がないのが玉に瑕。アイドルが普通の女の子に戻りたいっていうのの具現化。

○牧瀬里穂の演技
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お引越し(1993年製作の映画)

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○相米慎二監督作品を初鑑賞。

○自分勝手な親を脇目に成長していくレンコの様子は感動的。火と水、そして月の描写が人として、そしてひとりの女性として、まるで通過儀礼を受けるが如く描かれる怒濤のクライマッ
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ジャック(1996年製作の映画)

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○コッポラがこんな映画を撮っていたのかと驚いた。

○やはり子供向けか。わかりやすいくらいに安直。ルイのママと良い感じになる下りは必要だったか。先生とのやり取りに時間を割いた方が良かったのでは。(にし
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

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○黒沢の娯楽作では間違いなく上位に来る作品。

○又吉、太平、六郎太、雪姫の四者を中心に進むドタバタ劇。困難を乗り越えるアイデアに要所のアクションシーンと見所満載。

私は貝になりたい(1959年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○タイトルの意味は恥ずかしながらラストまで知らなかった。主人公の語りとともに息子たちが海辺で遊ぶシーンで迎える悲しいエンディング。

○どれだけ人望があり、人が良くても、ある意味平等に訪れる不条理、そ
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ルーキー(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○西部劇の現代版はイーストウッド作品含め山程作られたが、今作もその内の一つ。

○泥棒、酒場にリンチ、私刑などなど、特に目新しさはない。強いて言うならイーストウッドがラストで管理職になるところか。

八つ墓村(1977年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○人里離れた村で起こる連続殺人を過去の事件に重ね合わせていくという面白さは、金目当ての犯行というので一気に興醒め。家系的に云々というのは後付けでどうにでもなる話。

○これだけの数の犯行ならどうやって
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○福岡市総合図書館シネラにて一作目を再鑑賞。長きに渡るシリーズの一作目にてすでに完成形である。

○ドラマ版があったとは言え、かなりのキャラが登場するのに、それをストーリーの進捗と共に観客へ理解させる
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黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○ストーリーに意外性こそないが、昔の邦画に良く見られた教訓がはっきり描かれている。

○映画が話題に上る場面の対比が面白く、小林桂樹が観た映画のあらすじを必死に語る場面は名演。

○ラストで主人公を突
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スピーシーズ2(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○前作が女だったから今作は男メインでということなのか。ならば前作の成功を理解していなかったことになるような気も。

○前作の様な性の魅力を男では画的に前面に出すのは難しく、英雄になったプレイボーイでは
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

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○低評価だが割と好きな作品。終盤の安易な追跡劇は残念だが、エロあり、グロありのSFモンスター映画。

○何より美しきエイリアンことナターシャ・ヘンストリッジ演じるシルの魅力。

○他キャストも、ベン・
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ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○思いの外、しっかり作られている。

○終盤がありがちなホラーアクションになったのは残念。

○ロマンス要素はもう少し深堀できていれば。

人情紙風船(1937年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○立場による「面子」「顔」というのを見るのが面白い。

○中盤以降、侍が百姓に、百姓が侍のようになっていく過程が素晴らしい。

○冒頭に侍が腹を切らずに首をくくる話が出てくるが、こっちの侍は妻に殺され
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

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○思春期の不安定な感じが見事に表現されていた。こういうのは、これに近い経験をしているとずっしり来るのかな。

○所々、退屈に感じる場面があるのが残念。演者の魅力で持ってる印象。

素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○終戦から2年。戦後の影を落とす作品。

○たった1日の出来事だが、貧乏カップルの絶望から希望までを描いている。

○終盤から演劇のようになるが、中盤から冗長に感じる。浮浪児とのシーンがハイライトかと
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別離(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○イランという縁遠い国ながら、介護という万国共通の話題で引き込まれる。

○主に五者から語られる各々の話は、各々にとって事実であり、胸が痛い。強いて言うなら母親の海外移住にもう少し説得力があれば。
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生きものの記録(1955年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○「核」への驚異は感じていてもどこか他人事。本気で心配する一般人だっているはずだが、少数派で相手にされないのがオチ。家長というある種の権限者だからこそ招かれた悲劇。

○当時の流れからブラジルを選択す
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

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○かなりスローテンポで退屈する。

○ただただ女性が悲しむシーンの多い。エドワードが帰ってくるのは想像がつく。

君が生きた証(2014年製作の映画)

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○誰もが驚く展開。今まで見た映画の中で一番のどんでん返しかもしれない。

○加害者の父親にスポットが当たる珍しい作品。この視点からのアプローチはなかなか貴重。被害者がいれば加害者もいる、そんな当たり前
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○この世界観が自分に合わなかったとしか言いようがない。

未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○リバイバル上映にて鑑賞。

○UFOへの憧憬がそのまんま映像化されているが、さすがに説明不足すぎて理解しかねる。

人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇(1959年製作の映画)

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○終戦が見え始めた頃に、戦場へ近づいていく梶。

○内部のいざこざを濁すために戦場へ派兵される理不尽さ。自分に甘く、下に厳しい上級兵たち。これでは組織は強くならないよな。

○そして戦場で平等に降りか
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用心棒(1961年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○三船敏郎の中でも上位に来るはまり役。歩き方から居合いまで多くの憧憬、模倣を呼んだであろう。

○サブキャストも存在感あり、やられる二組に花を添えている。

○世話になった親父に「大丈夫か」や「世話に
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七人の侍(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○午前十時の映画祭にて鑑賞。二度目の鑑賞でも三時間半の上映時間に耐えうる面白さがある。また時を経て楽しめる企画があることの貴重さ。

○丹念に描かれる人物描写、侍の出で立ち、雨の中の合戦等、語り尽くさ
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