ToshiyaYokotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 60ページ目

ToshiyaYokota

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モーリス(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○新文芸座の2本立てにて鑑賞。

○同性愛を軸に、立場、世間体、青春、プライドが描かれるが、如何せん冗長に感じる。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○約100年前の偉人たちとの会話は、偉人たちのことを知っていればもっと楽しめたであろう。

○結局過去を懐かしんでもキリがないところから、落としどころが現代の女性との恋ねぇ。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○爆音映画祭にて2度目の鑑賞。

○大きく3度のアクションシーンが展開されるが、飽きさせず魅せる力はさすが。「ブレイブハート」の時と同様、戦場に放り込まれたような感覚に陥る。

○父の母への暴力からか
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○爆音映画祭では2度目、通算4度目の鑑賞にてようやく本作を本当の意味で楽しめたような気がする。

○ロイの最期の言葉は降り注ぐ雨と共に強烈な印象を残す。

○本作後のSF映画もたくさん見てきたが、近未
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○爆音映画祭にて2度目の鑑賞。

○映画を観てそのまま彼女のCDを買いたいと思わせるのはさすが。歌とキーラ・ナイトレイの歌声の魅力。

○失恋したグレタと家族とうまくいっていないダンがアルバムの作成と
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○爆音映画祭にて2度目の鑑賞。

○仲間集め、長めのアクションシーンを爆音で堪能。

○残念なのは悪役ピーター・サースガードの存在感の希薄さ。悪役は経験豊富だと思うが、その残酷さは味方でも敵でも簡単に
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○早稲田松竹のジャン・ルノワール2本立てにて鑑賞。クラシック名作ながらようやく初鑑賞。

○捕虜ってあの程度の扱いなのか。にしても立場や国籍を超えた絆には胸を打たれる。

恋多き女(1956年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○早稲田松竹のジャン・ルノワール2本立てにて鑑賞。

○正直どの登場人物にも魅力を感じず、短い上映時間ながら結構長く感じた。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○リバイバル上映にて鑑賞。

○当時のレバノンの歴史も併せて知るとより良い理解に繋がる映画。

○強烈な展開の続く過去に現在も負けない構成力。ヴィルヌーヴ初期の傑作。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

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○爆音映画祭にて2度目の鑑賞。

○主人公が途中で入れ替わる興味深い映画。女性主人公がここまでコテンパンにやられる映画も珍しい。アクションシーンもそこまで多くない割に持続する緊張感はロジャー・ディーキ
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

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○公開50周年を迎え、期間限定のIMAX上映にて2度目の鑑賞。映像、音楽、音響をIMAXで楽しむにはこの上ない作品でもあろう。

○ネットに散らばる解説を頼りに理解はできたが、やはり宇宙空間にいること
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

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○話としてはチープな印象は拭えない。残念ながら胸の奥に響いては来ない。演者の問題か、主人公が病気に苦しんでいる感があまり伝わらない。

○YUIの凄い透明感。演技はあれだが、映画自体をまとめれば良いP
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狼よさらば(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○ブロンソン代表作の一作。彼が普通のサラリーマンに見えないのは致命的だよな。

○妻を殺された復讐から徐々に狂気へ変わっていく様と警察の態度は面白い。

○撃たれてからラストまでが唐突。ラストシーンこ
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○ややうまくいきすぎな流れからラストは割りと想像がつく。

○少し顔を出すサイドストーリーが良かっただけに。

イコライザー2(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○前作に比べ、無駄なスケールアップ。もっとローカルなヒーローであってほしかったが、続編で主人公の過去に戻るのは定石なのでやむ無し。

○敵の前で宣戦布告し、敵の妻の車に笑顔で乗り込むデンゼルが最高。

イコライザー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○表と裏の顔の使い分けはさすがデンゼル・ワシントン。この手の自警団的な映画はいくつもあるが、その代表作。

○ラストこそあっけないが、敵の前に堂々と現れて挑発し、問答無用でやっつけるクールさ。

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○デンゼル・ワシントンの「ゲイは嫌いだが、法は破るな」は今なら言えるか。今でこそLGBTも個人として尊重する時代になったが、嫌だと思ってもいけない行き過ぎた風潮から新鮮に感じた。

○観客も主演ふたり
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○戦時のマインドコントロールと現代の選挙戦を絡めた娯楽傑作。まさに誰を指しているかは明白。

○演者も皆素晴らしく、短い時間ながらジェフリー・ライトは強烈な存在感。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○主演ふたりのやり取りには、何度見ても引き込まれる。

○それが少なくなる終盤は、それはそれで面白いが少し物足りなさを感じてしまった。

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○主人公はキムだが、どの登場人物にも共感できる作り。

○結婚する夫婦とのエピソードを皆が語る中、ひとり身の上話をするキム。疎外感を強烈に引き立たせる、ある意味残酷な演出。

○それでも血の繋がった家
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○今見ても痺れるパニックもの。

○夫婦、恋人、兄弟のドラマはあっても、主人公のドラマがあまり語られない。

○牧師の主人公が自分の判断で犠牲を出しながらも、神に問いかけ、最後は自分が犠牲になるドラマ
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○中盤、フランシス・マクドーマンドの言う「憎しみは生まれつきでなく、教えられるもの」というセリフがすべて。まともな人間でも、保守的な土地柄、悪を悪とも言えない。今も変わっていない現状に悲しい気持ちにも>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○本家「七人の侍」とは比べ物にならないが、それでもこちらも面白い。

○本家が戦略的に相手をやっつけることをうまく表現していたのに対し、こちらの最後はひたすらドンパチ。もう少し工夫があれば。

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○黒澤明の「用心棒」へのリスペクトは十分に感じる。西部劇ならではのオリジナルもあるので合わせて観ると面白い。

○イーストウッドも以後の西部劇で出てくるおなじみのキャラがすでに板についている。

○エ
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女系家族(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○「細雪」や「流れる」のような複数の女性主人公たちを題材にした邦画の代表作の一つといってよい。

○プライドと欲。京マチ子と若尾文子を中心に描かれる女の戦い。

○脇の中村鴈治郎や田宮二郎も存在感あり
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バーティカル・リミット(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○この映画は反面教師しろということなのか。

○悪は悪。バカはバカのまま。主人公もこの救助、登山で成長していない。

(1985年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○YCAMでの爆音映画祭にて再鑑賞。素晴らしい音楽に、迫力ある映像美こそ映画館で楽しむべき。

○仲代達矢の熱演たるや圧倒された。

○ラストにこの映画の伝えたいことをまんま台詞にしたシーンがあるが、
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○YCAMでの爆音映画祭にて初鑑賞。当映画際ではこの後に「乱」の上映があったが、その「乱」や黒澤映画へのオマージュが多々ありそちらも楽しめた。

○ワンシーンでの情報量が多く、とても一度の鑑賞ではフォ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○YCAMでの爆音映画祭にて初鑑賞。この音響での上映は二度とないかもとの触れ込みだったが、凄まじい音響であった。

○原作未読。詰め込んでギュッとしたんだろうなと想像できる。それ故、主要キャラの掘り下
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○YCAMでの爆音映画祭にて久々の鑑賞。

○CGなしでのクリーチャーの気持ち悪さはある意味最高。脳裏に焼き付いているシーンが幾つもある。

○心理戦も素晴らしかっただけに、クライマックスのやっつけ方
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○YCAMでの爆音映画祭にて初鑑賞。

○アイデアとそれを具現化した映像は強烈なインパクトを残す。

○主人公を演じるロディ・パイパーがプロレスラーだと後に知ったが、この設定の主役をプロレスラーが演じ
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○これだと何でもありになる。大した説明もなく後から「実はこうでした」では納得できない。全てがうまく行き過ぎだし。

故郷(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○もう半世紀近く前の作品。この頃から遠に始まっていたであろう田舎から都会への移動。現代でも東京一極集中が止まらない。

○瀬戸内海の自然をこれでもかと映し、島を去る寂しさを増幅させる。

リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○若者の恋愛要素も良いのだが、主人公が映画好きというのも良い。時間が迫っているのに、見ていた映画の見せ場が来ると「今からが良いとこなんだ」って言うところが最高。

○ちょっとませ過ぎな感もあるが、そこ
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長屋紳士録(1947年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○小津戦後一作目。戦後の恐々とした町が描かれることはないが、その設定からじわじわ炙り出される。

○おたねは戦争で家族を亡くし、残った仲間たちと生きていたんだろう。仲間のさりげない一言や気遣いから孤児
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レッド・サン(1971年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

○チャールズ・ブロンソン、三船敏郎、アラン・ドロン共演なんて字面だけで胸が踊る。

○割りと分かりやすい対立構造から突如として現れるコマンチ族が、その構造をぐちゃぐちゃに。もう少しましな着地ができなか
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