まるこさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

まるこ

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読書する女(1988年製作の映画)

3.8

これぞフランス映画って感じの映画だった。
読書する女の本を朗読する女。

読書する女はあちこちで朗読する。
いろんな本を朗読する。
なかなかそのお話を読む(字幕なので私は読むという感じかな)のも面白か
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

超有名作で見よう見ようとずっとずっと思ってやっとこさ見ました。

名作と言われる理由はわかりました。
ベトナム帰還兵のPTSDはかなり問題になってたみたいですね。
それがよく描かれてたと思うし、
デニ
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.5

これって多分人様と感想が違いすぎる作品になってしまった。

途中までめちゃくちゃ大好きだったのに‥‥
とてもいい映画を見れて幸せ♪くらいに思ってたのに。

ラストに全くもって納得できない‥‥

ちょっ
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

4.3

優しい映画
って言葉がぴったりの映画だった。
とにかく優しい映画だった。

とても好みだった。

フィンランドにフラッと現れた人を探してる中国人親子。
コックさんの中国人は食堂を手伝うことになる。
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.5

フィンランドで画廊を営むおじいさんのお話。

私の中でこれほど評価しにくい作品はなかった。

フィンランド+おじいさん
これだけでどんだけ好みか(笑)
映像の美しさ、せつなさ、家族との交流の描き方、ラ
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おじいちゃんの里帰り(2011年製作の映画)

4.3

トルコからドイツに移住したおじいちゃん。子供が4人。
すっかりドイツに馴染みドイツの国籍も取得。
子供たちもすっかりドイツ人。

ある日家族全員でトルコに里帰りするぞと言い出してのみんなでトルコへの旅
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母の残像(2015年製作の映画)

4.3

とても好みの映画だった。

戦場カメラマンだった女性。
残された夫と2人の息子。
でも戦地で亡くなったわけではない。
有名人の母。
誰にでもできるようなことじゃない立派なそして危険すぎる場所に身を置い
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アランフエスの麗しき日々(2016年製作の映画)

2.4

頑張った私(笑)
よく最後まで観た。

戯曲なんよね。
結局おっさんの妄想の世界

ただただ、お庭があまりに美しかった✨

2人の話の内容も私からすると全く興味もてず。

この映画を理解できる人って素
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あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

2.5

終戦後のドイツ
ユダヤ人強制収容所帰りの主人公は顔がぐちゃぐちゃ。
元に戻してくださいと医者に懇願して、夫を探す。

そもそも、私が好きそうな題材。
大好物でしょう。

題材の問題ではなく、これはあか
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.9

精神科医のヘクターが「幸せとは何ぞ?」と世界中を旅するお話。

悩める人の話をずっと聞いてると負のオーラではないけど、引きずられるような気がする。
職業柄それは仕方ないんだろうけど。

まあ、自分探し
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.2

お役所で孤独死した人の身辺を調べて弔うお仕事をする孤独な中年。
その仕事はとてもとても丁寧で、彼の人柄もとてもよく、本当に素敵だ。
雰囲気もとてもよくて、イギリスってより雰囲気北欧っぽく感じる映画だっ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

ジムキャリー特有のおちゃらけではあるんだけど、なかなかよかった。

「No」しか言わなくなってしまった主人公が自己啓発セミナーに参加して「Yes」しか言わないという生活をしてみる。
はちゃめちゃなんだ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.7

ビフォアサンライズの9年後。

今度はパリで再会。

二人ともそのまんま9歳年をとってるから違和感なく。
また二人の会話劇。

ただ、サンライズの時のような感覚にはなれなかったかな??
さて、次はどう
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.1

クリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」

この絵の返還要求のお話。

ナチスによる美術品の強奪の話は聞いたことあったけど細かくは知らなかった。

マリアの人生、きっとずっとずっと第二次世
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.7

人間はやっぱり顔である

その言葉がぴったりな映画(笑)

美男美女が何してても絵になりますわ。
だってこの二人の恋愛は気持ちよく見れますよ、美しいもの(笑)

お互い、一緒になる必要性を感じない二人
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

長回し長回しがやたらと言われますが、まあ長回しだったんですが。

マイケルキートンのこう、堕落っぷりが上手かったとは思うんですが、
面白かったかと言われたら
そうでもなかったとしか‥‥
だるかった。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

これぞ「恋愛映画」って感じ。

ヨーロッパの電車の中で出会うアメリカ人とフランス人。

ワンナイトラブ?に設定的には見えるけど、二人の関係からそう見えない。
また会えるよね?って感じてしまう。
二人が
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真夜中の五分前(2014年製作の映画)

3.6

三浦春馬、本当に素敵ですね。
本当に残念です。

行定勲監督が中国で撮った本作。
三浦春馬さん以外は中国人。
双子の姉妹ルオランとルーメイ。

本当に綺麗な映像に美男美女。
ゆっくりした時間が流れる
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

村上春樹原作。
濱口竜介監督作品。

179分にまず身構える(笑)
しかし、皆様の高評価に舞台は地元広島。
これは絶対に映画館でと決めてました。

皆さん書かれてるので詳しい説明は控えますが、私は人間
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たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

3.8

これって大どんでん返し映画じゃないの?(笑)

なんか途中だるかったけど、名優さんたちの演技はさすがだし、
時効警察好きにはいいし(笑)

大どんでん返しだと私は思った(笑)

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン/キオスク(2018年製作の映画)

4.0

1937年のウィーン

これだけで、今から時代がどこに向かうかわかる。
あの、激動の時代へ。

ここの評価の低めなこと、感想読ませていただいてもイマイチ感があり、あまり期待せずに見た。
ブルーノガンツ
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.9

なんとも不思議なオランダ映画。

孤独なおじさんは、ふらっと現れたわけわかんないおじさんと暮らしはじめる。

一人になりたいなと思うことはみんなあるかもだけど、やっぱり孤独は寂しいんだよね。

思った
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.8

これは「癌」になったことある人とない人で感想違うかもね。

おフランスのおしゃれ映画的な感じしなくもないけど、奥深い気もします。

悲劇のヒロイン演じてる感がして鼻についたりするけど、
不安なものは不
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簪(かんざし)(1941年製作の映画)

3.9

簪(かんざし)というタイトルがまた粋である。

ひと夏の旅館の風景。

笠智衆さんの足に簪がささって怪我をする。
そこへ謝罪にくる田中絹代さん。

古き良き日本の風景かな。
朝はラジオ体操。
川で洗濯
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.3

少年のひと夏の思い出

いやー、最高じゃないですか、この映画。
しかしこの邦題おかしい😑

少年が海辺で家族とバカンスを過ごす。
そこで出会ったテスという女の子。

本当に色々なドラマがあって、いろん
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.8

もうね、これはまさに
「キアロスタミ映画」

本当に美しい風景。
最後のバイクでの会話がこの映画の全てかな。

山の奥に取材に行く男性のお話。

麦畑の美しいこと。

こういうところで生きるって時間の
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

これはまさに大どんでん返しでしょう。
全く読めませんでした。

ホロコーストものって本当に多いんだけど、こう来たかって感じですかね。

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.4

もうね、ドストライク。
号泣。
泣いた泣いた、いっぱい泣いた。

ユダヤ人のおじいちゃんが今はアルゼンチンに住んでる。
老人ホームに追いやられる前に自分を助けてくれた親友を探しに行く旅。

ポーランド
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ウィークエンドはパリで(2013年製作の映画)

4.1

評価低っっ(笑)
3.1とな。

でもアマプラ終了するから見てみた。

いやー、これはね熟年夫婦にしかわからんわ(笑)
結婚27年の我が夫婦。

最初なんなん??って奥さんにイライラしちゃったりもした
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

ウイルスパニック映画。

初見でしたが、まさに「今」に繋がるものはありました。
2011年の作品なんですね。

「アウトブレイク」なんかの時代とは違う。
そう、インターネットがあるから。

「デマ」を
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

2.5

若い頃はレオス・カラックスの映画を映画館で見たものです。
おしゃれだと思い込んでました。

そう、全く理解できなかった😞
いや若い頃は理解できたのか??
違うと思う。

皆様のあまりの評価の高さに、理
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.1

私が生まれた頃はまだ東西冷戦時代。
ドイツが統一するとか夢にも思わなかった。
いきなりベルリンの壁が崩れたのでビックリしたのを覚えてる。

当事者はとにかく大変だっただろう。
特に東ドイツの関係者。
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そして友よ、静かに死ね(2011年製作の映画)

3.2

その昔、マフィア映画好きだった自分はもうどっか行ったようです(笑)
暴力が本当にダメで、結局ギャングものはキツかった💦
話の良し悪しは置いといて。

映画の話としてはまあまあ出来てると思うけど、なにせ
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映画よ、さようなら(2010年製作の映画)

3.6

ウルグアイの映画館で25年間働いた男のお話。
ミニシアターは閉鎖に追い込まれる。

ミニシアターで短い間だけど働いてた人間としては感情移入できるところもある。
好きな映画だけかけて残ってはいけないんよ
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.7

とにかく「オシャレ」

ゆるゆるのテンポ。
伯父さんしゃべらんし(笑)
お庭のおしゃれなこと。
そしてあの音楽。

フランスのゆるゆるおしゃれ映画ですかね。

しかし、なんかな、笑えた感じはないんよね
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