Mashiraheさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.3

映像のリズムが完全に過去作と別物で緊張感がない クライマックスも上滑り
キャラクターの心情も納得しづらいものになっている 総じて余った金の使い所に困った80年代アクション映画っぽくなって安っぽく感じる
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

まあ退屈しない映画でそこそこ満足、キャスト大集結で大団円感もあるんですけど、どこか違和感があってその正体について考えていたんですが、ようやく思い至りました
この映画はワイルドスピードです 恐竜とイナゴ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

子ども向けと子どもだ云々
タイトルで覗いたらシナリオがシリアスすぎてビビった

ロッキー(1976年製作の映画)

3.9

なんか結構まっすぐで、作り物なんですけど妙に真に迫るところがあって、こういう映画があったんだなって普通の感想をいだきました

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

古典だからと序盤とかちょっとトロいなと思ってたら中盤以降は普通に面白かった
つまり普通を築き上げた映画だということ

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.8

この映画はエメリッヒが個人で出資者を募って作った映画らしい
通りでスターゲイトっぽいと思った
ビジュアルに対する熱い思い入れと宇宙への無邪気さと既存作品のオマージュ…というにはそのまますぎたりする引用
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.3

この映画ほど思考回路の違いを感じられるものはない
話の構造は自分の好みのものだったけど見せ方がまったく合わずにげんなりして終わってしまった
面白い話ではあるんすよね

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.4

いつも通りソーさんのお気楽珍道中+α
そのα分の処理がなんとなく合わなかったのでちょっとしょんぼりです
今までは一応めちゃくちゃでも神話がベースだったせいか話に面白みがあった気がするけど今回のコミック
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

飛行機がビューンってなってトムクルーズがウォーってなる映画としてすごく良くできていました
これほどまでに期待を背負ってそれに応えることの出来る人間は地球上に存在しないでしょう
この映画はトップガンを見
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

なるほどなって感じがある
ヒーローっつーか宇宙人映画だこれ
切り口とか面白くてなかなか好きになれました
いい感じに煙に巻く政治とかSFっぽい用語のチョイスがいい エヴァだと個人的にはダメだったのに特撮
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

タイトルでの文字も小さくなってるしもう幻の動物出さんでええやろ
結局必要だったのは童顔気味のスタイルいい俳優が変なダンスするシーンだけ ティムバートンもこんなんばっかだしファンタジーとなるとこういうシ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

自分がハリウッドのブロックバスター映画、いわゆる大作アクションをこよなく愛する理由として、観客の快感に隷属しているというものがあるんですけど、この映画はもうそういったものにはそっぽ向きっぱなしで中々ク>>続きを読む

牛首村(2022年製作の映画)

3.4

村シリーズ史上最高傑作
ちゃんとお話になってるし全年齢向けにカットされた恐怖描写が結果としてテンポを良くしている
いつも通り謎の呪いに謎に殺されまくるシリーズながらも犠牲者数は控えめになりちゃんと主要
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.4

ニュースを見て興奮した中学生が考えたジョークみたいな話
曲が結構いいけど終盤に無理が出始めた

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

テンポと音楽がものすごく良い
結構やるせないところもあるけど勢いでみれる新しいミュージカル

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.6

こういうお気楽冒険活劇をつねに求めている
実際のところゲームらしい過剰さとかあんまりなくて普通だった
原作はやったことがないけどこの手のゲームは大抵ひっきりなしに湧く雑魚を潰していく快感で進行すると推
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

映画としてちゃんと作り直されてて流石だと思いました
体育館のシーンとか『Somewhere』の入れ方とか現代映画風になってて感心しますし、キャラクター設計なんかも複雑になってて見応えが増してます 映画
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

まあお気楽シリーズの40年後って感じでよくまとまってました
家族がどんなお仕事をしていたのか気になる作品だなあと思った
クライマックスがもうちょっと振り切れてたらもっと面白かったかな

マスク(1994年製作の映画)

3.8

久々に見ると面白さとかテンポの作り方に感心する佳品
嘘です キャメロンディアス演じるヒロインが可愛すぎてそれしか見てません

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

アメリカのベストセラーって感じの複雑な筋書きに上手い引きに重厚な人物造形
陰鬱でどうしようもない事件ですけど、犯人の隠し方とか事件の構図がかなり丁寧で興味を保って見れました
まあ楽しいねって感じでした

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

まあコミック映画の出来としてもなかなかですけど、ホーム3部作特有の青春ものとしての側面が良かったので気に入っています
今回はもうとにかく企画先行で強引気味な筋書きでしたが、自分の世代だとヒーロー映画の
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

やっぱりこの監督のテンポの作り方とかアクションの設計なんかは一流だと思います
今回は過去編ということで時代ものっぽく味付けされており、ちょっとしたポリティカルサスペンス風味だったりして、多少複雑な筋書
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.3

めっちゃ忠実な漫画のアニメ化だった
後半は本編キャラの紹介とか入ってTVアニメへの導線もできてる
原作に対する思い入れに依存すると思う
ヒロインの口が大きいのが良かったな

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.0

まだすごく面白い
若干話が巨大化してん?とならなくもないけどアクションシーンの出来が良いし荒唐無稽ながらもお話のツボを押さえているので娯楽映画の文脈で楽しめる

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

たとえ焼き直しでもここまで面白いのは流石のアクションセンス演出センス
話は同じ
個人的にはセルフパロディのみで映画が撮れるジョンウー領域に片足突っ込んでると思う
斬新なシーンがあるにはあったけど…新し
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.7

作品は個人的たれってなんとなく思ってるんですけど、この歪な話を見るといやそれはそれでどうかな、って思わなくもないです
自分はラストの演説みたいなのが好きですし、オーディオコメンタリーで解説されていたあ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

そりゃ今のヒーロー映画としては短いですし設定も浅掘りだとは思いますけど、この路線で行くならヴェノムシリーズはこれで正解だと思います
ますます軽くお気楽でヌルくなっているヴェノムさんに乾杯

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

この監督の得意技であるところのハイテンポな編集とか選曲みたいなのは活かされていました
サンディがとても輝いていてナイスキャスティングでした
個人的にはこのジャンルをやるなら変態じゃないといけないと思い
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.2

曲目当てで行ったらめちゃくちゃ脚本が上手くてびっくりしました
とにかく各々の考えていること、信じたいものが浮き彫りになるよう丁寧に描かれたキャラクター造形が素晴らしいです
コナーの死というイベントを取
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

戦争映画って基本なんか主張が受け付けられなかったり逆に時代にそぐわない性格の主人公なんかに首傾げることが多い気がするんですけどこれは迫力が凄すぎて何も気になりませんでした
オープニングが凄すぎます
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

結局のところ映画のキャラクターなんてものは2時間で死ぬんだし愉快にやろうぜみたいな気分になりました
主題歌が素晴らしい

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.3

今回はスケールがデカいにもかかわらずMCUの枠に収めようとした結果どっちつかずのしょんぼりになったと思います
結局のところ身内の関係性に終始するマーベル映画と人間の信仰を受け止める神ってのは水と油だな
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

めっちゃ面白いけどゴア過ぎて日本でR18喰らったのが残念
と思いきや本国でもウケてない
んなあほな
基本的に今回はエンタメ面のジェームズワンなので全編楽しめます
さりげないシーンをめっちゃ凝った撮り方
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アポカリプト(2006年製作の映画)

4.1

この映画完璧に狂人が撮ってるなって思った
話はまあありそうなのにディテールが異常

TAXi(1998年製作の映画)

3.6

しょーもなくて好き
ベッソンとかいう中学生の脚本
みんなノリノリの演出が最高