Mashiraheさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

007は二度死ぬ 4Kレストア(1967年製作の映画)

3.8

4Kレストアだけど2K環境が殆どなの少し悲しいな
巨大セットの大立ち回りとか大画面のために作られたんだな〜って思って愛すべき大作をまた異なる視点で見ることができ楽しめた
あと見るの久々だったからクライ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

やっぱブロムガンプ監督の作品は味方の描写がええね ソルターさんが非常に魅力的でした
またビジュアル面でもかなり整理されて作られているので昨今のスペック過剰のコンピュータに振り回されちゃったグチャグチャ
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ジャガーノート(1974年製作の映画)

3.5

序盤はおいおい大丈夫かよってぐらい焦点がボケた編集でなんの映画かあんまり分からないですけど、ファロン少佐が降下する段になってくると急に焦点が締まってキレキレになります
当時アメリカで大流行りしたゴージ
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レイン・オブ・アサシン(2010年製作の映画)

3.6

意外だけど強引〜な展開とか、カッコいいけどワイヤー丸出し〜なアクションがあったりするんすけど、全体として綺麗にまとまっているのでかなり楽しくみれました
細雨の心理がイマイチよく分からんながらも坊さんの
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

80年台スプラッターホラーの殺人鬼みたいなやつだね君は
と思ったら製作者もそんな感じのことを言っていて納得した
アクション設計が極めて良いので見ていて一切の混乱はないが2のジョンウィックは怪物度が増し
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007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

3.4

派手派手でシンプルな物語構図に面白いテーマなんですけど敵側のキャラクターが少しブレ気味というか、どいつを一番憎めば良いのかよくわかんなくてちょっとボケちゃったのが勿体無いです
まあ一番の親玉のあいつの
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

3.9

国の思惑みたいな話がありそうで実は殆ど関係なく、シンプルな善玉対悪玉の決戦が行われ、そこに戦車を真顔で操縦しロシアを破壊してみたり、とんでもない超兵器だったりと言った007チックな描写も入る
アクショ
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.7

悪役の悪さが異次元で、ボンドの自分勝手さもまた異次元な作品
どんどん規模がデカくなりアクションは超絶を極め話は散らかりながらも膨らんでいく
正直カルテル内部の話が瑣事すぎて把握できなかったが、南米麻薬
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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.8

うまくフルモデルチェンジに成功した一作
ムーア時代の余裕を捨て去り任務に忠実かつ欲望に忠実なボンド像を上手く再構築した
オープニングで過去編があるのでこのボンドはこういう人ですよと把握することができて
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.0

これは完全にアメリカのアクション映画で、たまたまなんか変なスキーしたりエッフェル塔が映ったりしているだけで話の根本にあるのは個人の欲望の暴走とヒロイズムと可愛くて馬鹿な女をモノにしたいという欲望 徹頭>>続きを読む

007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.8

なんとなく前作ではこなれていなかったケレンを物にして、全体的にアメリカ映画っぽい演出を使いこなした佳作
例えばオープニングの恐ろしさなんかはどことなく80-90年代スプラッターホラー風で、列車パートの
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.6

久々にこの時代の007を見たけどゴージャスなのがいい
オーストリアで呼び出されてスキー!エジプトでピラミッドの周りで戦ってイタリアに旅行して各地の名所を堪能してからの超大規模な大戦争! 背景は冷戦恐怖
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

こういう寓話みたいな話は結構好き
アンドリュー・ニコルが原作に名を連ねていて納得した 彼らしい奇妙な状況の作り方と象徴的な人物像だと思う
ただ思ったよりこう勢いづかなかった 気分の問題かな

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.5

IMAXで見たらめっちゃうるさかった
インド映画はバチバチに高音も鳴らすからか他に比べてうるさく感じることが多い気がする
とにかくアクションシーンが矢継ぎ早に繰り出されるので息継く間もなかったです
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.6

最初と最後が良けりゃしっちゃかめっちゃかやってもなんとなく気分良く見れるねって思った
正直中盤のはっちゃけた展開がなかなかしんどかったが曲が良かったね

メトロポリス(2001年製作の映画)

3.9

絵が激うまで眺めてるだけで楽しい
話の切り方が古臭いのは原作再現なのかも知らんがなんかAKIRAっぽかった
セリフが聞き取りづらい箇所が結構あって音はしょんぼりだったな
クライマックスが良かったっすね

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.7

アッチ側に振り切り快作となった珍しい続編
とにかくイベントが雑に発生し飽きさせない努力が垣間見える
露骨に尺を稼ぐために出てくる変なテロリストすら愛おしい
ステイサムやウージンが大活躍してて良かった

ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.3

とにかく鑑賞中眠くなって、セルジオ・レオーネの眠いパートのみで構成されたみたいな映画だなと思いながら5回は寝落ちし帳尻合わせの白昼夢を見ることになり、その度に巻き戻しながら見た
その地点でこれは多分映
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.2

珍しく清水崇にしてはお話になっててびっくりした
セルフパロディには失笑したけどまあ怖くはあったのでホラーとしてよし

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.3

見たあと漫画読んだけど漫画で見た方が面白いっす
映画だと野暮ったくなっちゃうセリフとかそのままにしないでガンガン切って欲しい
長いコマにセリフを並べて文句タラタラなことを表現したスマートなシーンをまん
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

直接的なジェンダーギャグ耐久テスト 正直苦手なジャンルだが上手にオブラートに包んであってなんとかなった
賢い人が作っているのか色んな視点が混じっていて面白い
個人的にはバービーの意思の萌芽がどうしても
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.7

定期的にやるなんか色々こねくり回しても結局アメリカの話しとるやないかーい映画
演出のクオリティとかアイデアの数とか凄いんすけど、なんかスペクタクルがしょんぼり、解決もしょんぼりで70点を目指して置きに
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.3

ちゃーんと老いを描いているのが流石っすねってまた思いました
ダグが気に入らんがまあこれは言っても仕方ない 犬飼ったことないから野生の獣の延長として彼らを見てしまう
触れ合うとおそらく本当に心が通じ合う
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.7

ベイほど過剰じゃないけどちゃんと見せ場は魅せるのはなかなかの技量だと思います
話がキャラ全振りで整合性とかテンポが無茶いのはいつものことです
クライマックスのしつこさはベイ譲りなのかな、あの展開は素直
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晴れ ときどき くもり(2009年製作の映画)

3.0

ふうんって感じ
発想は面白いけどドラマはない 短編だし

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.9

変にリアルな序盤が辛くややリアリティライン的なものを置きづらかったが到着してから俄然ギアが上がって面白くなった
映像の質も高く取材もちゃんとしていて見てて満足だった
犬が妙に人っぽいのが少し気に食わな
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.8

な、なんだこれは……
まるで映画の体をなしていない……
一応ドラマっぽいものはあるにはあるが……そんなことより複雑すぎるシーン設計、いつも角度がついていてほぼずっと地面を這いつくばっていると言っても過
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

ド派手な演出で描くマジの悪魔祓い
スタイルがアメリカっぽくまとめられてて気軽に見れる
フランコネロ出てるのが嬉しかったな

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

手描きアニメの技術が極まるとそれだけで体験が映画的になる気がする
宮崎駿の十八番演出がモリモリながらちょっと内省的な語り口も楽しかった
主人公が様々な感情と向かい合い折り合いをつけて行く姿が素敵でした

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

な、長い……
長い割にキャラの行動原理がわかり辛え……
オープニングが大作感あったけどなんか007みたいだぁ……
中盤のアクションシーンがしつけえ……
でもよお……
アクションの出来がすげええええええ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.1

やっぱ同じ役者は色々と無理だし、キャラクターに寄せすぎて話のバランスおかしくなってるし、何より映画としてわかりづらくなって怖さが半減してるんすよね
ただまあエスターのキャラクターには良く合ってる話かな
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エスター(2009年製作の映画)

3.7

変にリアリティのある嫌さがある悪役が気分悪ぃなあ〜ってなるのが良かったです
一方でこの監督につきまとうアクション演出の派手さとわかりづらさはこの頃からなんだなと気づきました
実は同じショットを2回使い
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

アクションの編集が高速化かつブレブレになっていて楽しむ間もなくVFXが釣瓶打ちされるのには正直がっかりしました
オープニングの列車とか切られすぎて位置把握が大変なせいで対立が不明瞭になったためスリルを
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少林寺三十六房(1977年製作の映画)

3.4

実際は修行パートが全体の8割ぐらいなんだけど体感3割ぐらいの時間で過ぎる面白さ
あとはまあおまけっす

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

画面の綺麗さはさらにアート寄りになっていて目がちょっと追っつかなくなるシーンがあったため前作のほうが見やすくていいなと思いました
「良く」しようとして映画から逸脱しちゃった気がします シンプルに自分の
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