YAZさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.0

2019/4/2鑑賞

スパイク・リーが何故嫌悪するかは
考えてみるのも良いかも

人種差別問題を安易な感動話に落とし
込み満足するのは何か違うな
悪い映画ではないけどこれに無自覚に
感動するのは少し
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

5.0

差別でなく不毛な対立

スパイク・リーの俯瞰視線は素晴らしい

ホワイトパワーとブラックパワーの違いって?

鑑賞後にまた虚しさを。。

ジャックとジル(2011年製作の映画)

3.0

アダム・サンドラーが双子の兄妹の二役演じる
ドタバタなファミリー映画。

アル・パチーノが何故オファーを受けたのか
分からないようなキャラを本人役で出演
ジョニー・デップもチラッと出てきたりして
やた
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WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々(2011年製作の映画)

3.3

2019/5/26鑑賞

トーマス・マッカシー監督で観た。
粗筋読んでも記憶が。。。。
もう一つだったな~というぐらいしか
またそのうち観る。

スコア(2001年製作の映画)

3.5

3世代スターの共演。
ワンシーンだけ3人が揃う。
ノートンはどんな気持ちだったんだろうか

世代毎に人生に対するスタンスを上手く取り込んでる。
余生を静かに暮らしたいブランド、欲望の塊のノートン
まだ
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

4.3

独身、30代?、趣味読書、友人ナシ、抗うつ剤服用

唯一落ち着ける我が家に泥棒が
手掛かり発見も警察相手にしてくれないので、
変り者風の隣人と犯人捜しを始めるが。。。

ろくでも無い社会だけど何とか生
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.6

キング牧師の生涯でなく一つの抗議活動
を実写を交えて見せる
それだけ濃密で当時のことを知るにはとても良いな

キング牧師と大統領とアラバマ州知事の
三者の思惑がすべて事実ではないようだけ興味深く、
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パディントン(2014年製作の映画)

3.2

普通に面白いけど擬人化し過ぎは微妙かも

異文化、異言語でも受け入れようって今目線
だと移民だよな~なんて考えてたらエンドの
歌でまさかの。。。
まぁ確かに英国人から見れば小さいのは間違い
ないからな
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

社会的なメッセージ
エモーショナル
美しいビジュアル

映画に大切なすべてを抱え
現実と夢を巧みに混在させる
何度観ても魔法にかかってしまう
大切な一本

Q&A(1990年製作の映画)

3.6

社会派でNY派のルメット
NYの検察、警察と闇社会の癒着に
正義感溢れる若者が挑むが。。。

アイルランド、イタリア、プエルトリコ、黒人
人種間の微妙なバランスもかなり強調されている。
当然にロケが多
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.5

楽しむという意味では満点かも

前振り、物語の捻り、過去の想い、キャラの個性
犯罪者なのに感情移入させる話作りは上手いな
個性的な面々が揃ってるけどエドワード・ノートンの
キャスティングで勝利が決まっ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

はるか昔の公開当時話題作も
何となく肌に合わないな~と
パスし続けて来たがようやく

原題には「VS」が付いてるように
子育てに奮闘するお父さんのお話
ってわけでもなく子供の奪い合い
の側面もかなり有
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.5

また観る

これを観るためNetflixに。
初見の印象は以前のバームバック
と比べると何だか普通で物足りない

この人の映画って物語を語るのでなく
エピソード(会話)を繋げて人物像を
作り上げるんで
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.5

「森を歩く」
シンプルな原題どおりの老人二人のロードムービー

自分探しでなく、長い人生で体に染みついたモノ
を大自然の中で洗い落として一つのケジメを。
そして明日からまた新たな一歩を。

若い頃から
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.7

ボストン出身ウォールバーグの地元愛映画
彼の故郷への思い入れは深いようでこれまでも
何本か作ってる。
舞台となる街が主役を務める映画は好きなので
そういう意味では楽しめた。

物語は特別なものではない
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.3

2度目の鑑賞

2大スターの共演ということでその昔に観て以来
事件が有ったぐらいの知識でさっぱり分からず
何か引っ掛かってた。

で、再見はというと面白かった
バリバリの社会派というわけでもなくドキュ
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

3.3

残酷な話をファンタジーとして。

天国を信じる心
信じる者は救われるので悪くはないと
ただ、こういった性的嗜好者にどういう影響
を与えるのかって面もあるような

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.8

欧米は家族の絆が深いなと改めて思う
原題ものインスタントとか関係なく、家族
の一員への愛情は深いよ

これが現実なのかはともかく、里親制度と
いう新しい切り口から家族で暮らすドタバタ
ぶりを笑いとシリ
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赤い雪 Red Snow(2019年製作の映画)

3.7

雪に閉ざされた閉塞感と雪の美しさ
のアンバランスで独自の世界を作ろうと
してる

この何ともならない感は邦画が好まれ
なかった頃には珍しくなく、私はそれらを
好んで観ていたので懐かしく観れたな

何故
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.0

そう来るか~って展開

一度猜疑心が生まれてしまうと壊れてしまう
自分が作った物語が真実になってしまう
人の深層心理を突いてはいる

けどあまり面白くないな
ピリピリ感がもう少し
エドガートンは演じる
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キング(2019年製作の映画)

3.5

シェイクスピアの戯曲を纏めて映画化

この時代のイングランドは自分以外
親も子供もすべて敵のはずなのに
そんな緊張感、狂気は感じられない今の空気感。

ジョエル・エドガートンが企画から参加してる
みた
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

3.6

勇気と信念ともう一つ。。。
どんなピンチに立たされてもこれを忘れなければ
必ず勝利する。
アメリカンスピリットって呼ばれてる強い意志
が良い具合に感じられる。

簡単に解雇されるアメリカ人だからこそだ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

また観る

さらに良かった
スパイク・リーは黒人でありながら
立ち位置が黒人寄りでなくフェア
なのが好き
30年前から変わってない

ホワイトパワーもブラックパワーも
根っ子は同じということか

それ
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.8

「ディスイズアス」を観てるので
ダン・フォーゲルマン繋がりで
また観る

周りから見るとクレイジーで馬鹿げてる
のが恋愛でしょって
原題どおりのそんな映画

もっとコメディ度が強い印象が残ってたけど
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

4.8

とても良いしとても好き

貧しい境遇で育ち過ちを犯したカールが長い
服役を終えて出会った少年と母
二人の境遇もまた。。。

カールと二人の心の触れ合いがベースで
あるけど運命なのかまたもや

カールは
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.8

また観る

恋人、家族、友人の支えで人生を
やり直す話
アメリカ映画の定番中の定番ですね
もっとも得意とするジャンルなので
悪いわけがない

主人公の二人が心を病んでるのは
ユニークで、そのせいか前半
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

4.3

観たことすら曖昧で初見はイマイチだったよう。
改めて観ると面白い。
父殺しの復讐物語は客寄せのオマケで、19世紀中頃
のネイティブと自称するイングランド系アメリカ人
のアイルランド移民への差別と南北戦
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6日間(2017年製作の映画)

3.5

1980年に起きた駐英イラン大使占拠事件
をドキュメントタッチで映画化。

アラブとペルシャの争いに巻き込まれた英国の立場の難しさ。
国交の無いイランを救う(人質に自国民はいるけど)
という何とも言え
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ジャーヘッド(2005年製作の映画)

3.0

オープニングとエンディングの
ギレンホールのモノローグがすべて。
非日常から抜けられないある意味の悲劇

リアリズムでなく物語性がとても強い。
伝えたいことは分かるけど
戦場の緊張感とこの物語性はあま
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バーバー(2001年製作の映画)

5.0

傑作揃い、タイプもバラバラの
コーエン作の中で敢えて1本
選ぶとすればこれ。

事実と真実の違い
事実を追求すればするほど真実
からは離れる。
物語としての事実が一人歩きを始め
その物語が真実かのよう
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マーガレット(2011年製作の映画)

2.7

冒頭、カンニングを先生に咎められる。

人の正しい行為とはを突き詰めようと
したかなりな意欲作ではあるけど。

アンナ・パキン演じる主人公のキャラ設定
が普通ではないのでそっちに目が行ってしまい
肝心
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.7

また観る

人間の二面性って誰でも知ってる
ことを特別なことのように見せる

第三者の視点をところどころに
入れてるのもフェアで良い
アイデアの勝利かな

すごく久しぶりでも2度目の方が
さらに面白か
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.3

実在した森林消防隊をモデルにした話

消防隊員のエピソード、コミュニティの中での
消防隊の位置付け、家族への、家族の想い。
いろいろな感情が錯綜してなかなか良かった。
物語よりも隊員の方が心に残りそう
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.4

2019/8/30鑑賞

白人警官が黒人射殺
被害者告発でない切り口がユニーク
二人の幼馴染のさえない日常
少しずつずれる
差別と銃

舞台はオークランド
この街の今の映画でもあり
「物語」でないリア
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.5

架空の諜報機関とロシアのテロリスト
の対決。
スティーヴ・カレルの芸達者ぶりが
楽しめるアクションコメディ。
コンビを組み華を添えるハサウェイも
悪くないし、ベテラン脇役陣もかなり豪華。

70年代ア
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ハッカビーズ(2004年製作の映画)

2.4

実存主義が何やらかんやらな哲学的な。
ほぼ理解不能。
私の頭の問題もあるかもしれんが製作者の
スキルの問題もかなりありそう。
志高くも表現する力及ばず。