YAZさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

YAZ

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ニュースの真相(2016年製作の映画)

4.1

とても良い。
ことの真相は闇の中ではあるけれど、真実を
明らかにしたのは関係者にとって救いになった
と思う。

メアリーが訴える「不都合なことを潰すには本質
でない所に世間の注目がいくようにコントロー
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.4

「アメリカン・スナイパー」から
続く愛国心映画。
冤罪モノではなく、原題どおりに
愛国心に溢れた一人の男の物語

国民を守ること(国家を守る)こと
が生きがいの冴えない男がトラブ
ルに巻き込まれて。。
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.6

引退作のつもりで出演したのか?

エドワーズのキャリアに対するコンプレックス
は好みは置いといてレイノルズそのもの。

正直、晩年にここまでの良作に巡り合うとは
想像もしなかった。
複雑な思いを正直に
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.9

何が起こるわけでもないけど心が
洗われるような三都物語。
感動を押し付けることもなく印象
薄くなりそうもラストはたぶん忘
れないと思う

劇中の鍵を握るディケンズ「二都
物語」にプラスしたのかな?

ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界(2014年製作の映画)

3.5

「何か物足りない」現実からSNSへ。
上手くいく人、いかない人、ほったらかしの人。
寂しさが漂う地味な未公開作。
ケイトリン・デヴァー&アンセル・エルゴート
が良かったかな。
ジェニファーが全く違う立
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ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)

4.7

冒頭、哲学者マリック先生のイメージは流して
しまえば難解でもない家族ドラマ。

子供は幼少時に嫌悪した親の内なるもの
を何れ自分の中に見つけてしまうことが。
否定も逃れることも出来ない「血」。
いつも
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

大役のプレッシャーと闘うバレリーナ
の妄想劇
70年代のオカルト映画的チープ感が
あちこちに散らしてる感じ

イロイロ起きるが妄想だろうと
醒めて見てしまいました
現実感と非現実(妄想)がイマイチマッ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

また観る

難解だな
レイモンド・カーヴァー作の舞台は
アルトマンへのオマージュ
長回し、人物が交錯するドラマ作り
からおそらくそうではないかな
日本人記者がカーヴァー訳と言えば
の村上春樹にどことな
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.8

感情と臨場感(空気感)。
熱狂する映画。

ケン・マイルズとファミリーの物語。
ファミリーが抜けてたら何か物足り
なかったと思う。監督センスあるは。
クリスチャン・ベイルの私的ベスト
ワークですね
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僕たちのアナ・バナナ(2000年製作の映画)

3.6

邦題とポスター画像に騙されそう。
男2人女1人の古典的な恋愛絡みのドラマ
ではあるけどラブコメで終わらずもっと深い。
成功してるかどうかは別にして。

原題「信仰を守り続けること」
ユダヤ教とカソリッ
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.8

大好き。
原作を50年代のブルックリンに、物語も変えた
ノートン作のオリジナル。
街並み、衣装、音楽。。。この人のセンスの良さを
感じる。探偵ものはこうでなくては。
公衆電話に掛け込むなんていうのは今
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

5.0

ウッドルーフの人としての魅力
演じきったマコノヒーの凄み
ジャレッド・レトー含めキャスティング
の勝利。

あらゆる薬について考えるべきかなとも。

舞台がテキサスなのは偶然ではないだろう
未だに南北
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ウソから始まる恋と仕事の成功術(2009年製作の映画)

3.2

「嘘が存在しない世界」で嘘を付くと皆が信じる
ので自分の思いとおりになることに気付いた男。

ここまでの発想は、本音と建前を上手いこと
使って面白くなりそうなんだけど。
ここからの展開が平凡で特別な世
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幸せの始まりは(2010年製作の映画)

3.4

監督、キャスト一流の王道ラブコメ。
長いのが残念。100分ぐらいなら文句なし
なのにね。
ウィザースプーンって変顔のイメージ強い。
日本人からすると表情の変化がオーバーに
見えるのかな。
ジェームズ・
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

また観る

不毛
ミルドレッドは被害者であるけれど
彼女は罪人でもある

良かれと思ったことが引き起こす
負の連鎖
ビルボードを出したことで何が起きた
かを考えるとね
世の中思い通りにはいかないが
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

グレタのプライベートフィルム
と言ってもいいかも。
故郷サクラメントと家族への想い
母への複雑な想い

グレタもサクラメント出身。
母の職業他のキャリアもほぼ同じ
1983年生まれなので2002年
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.2

真面目な人は眉をしかめそうなポリティカルで
シニカルなコメディ。
日米でデザインの雰囲気がまるで違うポスター見ると
笑いのツボも違うんだろうな~と。

フィクションとは言え、大統領候補の国務長官
でド
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ザ・ファイター(2010年製作の映画)

4.5

実在のボクサーと家族のお話。
アイルランド移民のようだけど、兄、母、親戚
たちのパワフルな下品さが見もの。

クリスチャン・ベイル、メリッサ・レオの
弟(息子)への思い。
恋人のエイミー・アダムスも負
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.9

女性差別反対に留まらず広義な法による性差別
と闘った姿勢が素晴らしい。

男性社会の時代だったので女性の人権擁護派
のように取られるかもしれないけど、現在にも
数少ないラディカルな人では。

彼女を終
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

4.0

息子視線で進むドラマ。
父親のようでもあり、母を奪われたような複雑さも。

彼の非日常は、母の非日常でも。
非日常のドキドキ感。
所々にインサートされる二人の苦い過去。

ラストはやや意外だったけどあ
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13デイズ(2000年製作の映画)

3.5

キューバ危機に直面したホワイトハウス
の13日間を大統領特別補佐官ケネス・オドネル
の視点を中心に。
現代史に興味があれば面白い。
無ければ退屈だろうけど。

JFK、ボビー、オドネルのアイリッシュと
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.3

2回目の鑑賞

ヒュー・グラントでもラブコメではなく
第二の人生を踏み出す中年男の物語。
50代半ばのグラントにははまり役、
それでも軽薄な面をチラチラ見せるので
良い意味で軽いタッチ。

ヒロインと
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

4.2

とても良い話。

ある理由で心を閉ざしたバーバラに
付いていくのが難しいのは分かる。
分かり易さを求める観客を置いてきぼり
にするいわゆる不親切な映画。

が、所々に彼女の闇を匂わせるものは
散りばめ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.3

事件は当然知ってるけど、その後の犯人の行動
はまるで知らなかったので驚き。
ボストン市内が戦場のようになってる。

こういうのを面白いというのは不謹慎な気も
するけど、事件の一部始終を見せてくれる。
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

「ローマの休日」を下敷きにしたおそらくこれからも観続けられるだろう名作。

本音と建前、社会の中の私と本当の私。
幸せはどこにある?
僅かなズレから起きるすれ違い。
ラブコメとは言いにくいが重~いラブ
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

4.0

何故だか好きで何度目かの鑑賞。

クーパー家の皆がどこか欠落していて
そこを素直に認めきれない。
ダメダメな心を偶然の出会いが少しずつ
溶かしてゆく。

オリヴィア、マリサの物語は何度観ても
なかなか
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スノーデン(2016年製作の映画)

4.2

二度目の鑑賞

初見より好印象。技術者、愛国者、一人の男。スノーデン
のイロイロな面がバランス良く見れる。
ガチガチな社会派でないのが好き。

パートーナーとの時間にかなり費やしてる
のは印象から消え
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ホワイト・ボーイ・リック(2018年製作の映画)

3.9

舞台は1980年代半ばのデトロイト。
不況のどん底で治安も最悪、白人は逃げ出し
黒人ばかり。
そんな時代に街も家族も捨てずにささやかな
夢を持つ男と息子(リック)の物語。

ドラッグと拳銃。
当時の空
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.9

とても後味が悪い。もちろん褒め言葉だけど。
殺人者ではないテッドの側面をひたすら追い続ける。
頭の中はいったいどうなってるんだ?
という不謹慎ながら人としての興味と恐怖。

彼にとって特別な存在となる
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.3

5か月前に鑑賞

あらすじ読んでも思い出せない。。。
ザラザラした感じだったような。
もう観ることはなさそうなんで。

札つき女(1937年製作の映画)

3.4

ディヴィス&ボギーの古いの観る

クラブの悪徳経営者VSホステス
男性的な暴力に対抗する女性の
自立とでもあるのかも

裁判に持ち込み、ボギーが判事。
今回は完全に女性たちに持ってかれて
あまり見せ場
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二重生活(2012年製作の映画)

3.7

やや語りすぎな気が。

そのせいかヒリヒリするような
感情は出て来ない。
ありがちな話で現実感が強すぎる
のかも。

本筋とずれるけど刑事が良かったな
この監督、街を撮らせると抜群上手い。
エンドは帳
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HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

4.0

ラッセ・ハルストレム
犬派限定映画の1
たまらん