すぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

すぎ

すぎ

映画(370)
ドラマ(0)
アニメ(0)

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.9

リーマンショックを予想していた男たちを通してアメリカの金融業界の腐敗を描いた物語。

リーマンショックがなぜ起きたのかよくわかる。大恐慌を予測した男たちがボロ儲けするサクセスストーリーかと思いきや、最
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.2

10分しか記憶がもたない男が妻を殺した犯人に復讐するため追い求める話。

結末から始まって時系列を逆に遡っていく構成はとても面白かったし、何が起きているかわからない主人公の感情を追体験できる。10分ご
>>続きを読む

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

4.0

94歳のデザイナーのおばあちゃんのドキュメンタリー。

全く94歳には見えないくらい凛とした話し方と佇まいだった。話す言葉も名言のオンパレード。とても心に刺さった。

アイリスが些細なことでよく人を褒
>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

マクドナルドの創業物語。

レイの乗っ取りは自分勝手で横暴な気がするがビジネスの世界では野心が正義なのか。マクドナルド兄弟もレイに捨てられた奥さんもかわいそうだった。

マクドナルドが不動産業というの
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.8

前作と作風が違い過ぎて困惑…。

まるで戦隊もののような幼稚な設定と突っ込みどころ満載の行動にガッカリ。
アクションも始めはよかったが、後半の何度も繰り返されるスローモーションのアクションはドヤ顔され
>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

3.8

貧乏球団をデータの力で優勝に導くGMの話。

よくビジネスの世界でも経験と直感とデータのバランスが大事だと言いますが、ビリー以前の球界は経験と直感はばかりでデータが皆無だったことがわかります。

これ
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

あの音楽でテンションが上がる。

トムクルーズとヒロインが美男美女すぎる。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

容疑者の供述から犯罪組織の黒幕カイザーソゼを追う話。

気持ちよく騙されました。ラストの全てが紐解かれるシーンはもはや快感です。

俳優陣の演技力に脱帽。

エスター(2009年製作の映画)

3.8

怖いの苦手だけど有名だから観賞。何度も目を逸らしながら見てました。怖かった、、。

撮り方と音楽がとても怖い。子供たちが遊具で遊んでるシーンすら怖くできるのはすごい。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

4.1

サッチャー元首相の生涯を描いた伝記。

サッチャーさんのことは鉄の女という異名しか知らなかった。その異名通りとても強い意志を持ち、貫いていた。彼女自身がとても強く、食料品店の娘から首相まで上り詰めたた
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

地元のハンターが凍死したネイティブ・アメリカンの少女の犯人探しをするサスペンス。

コリーの何にも動じない態度がとても印象的だった。理想的な頼れる強い男像。そんな彼でも唯一亡くなった娘の話の時には目に
>>続きを読む

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.9

くっつきそうでくっつかない、ギクシャクする関係を描いた作品。ラストが衝撃だった。

お互いに想っているのにお互い違う相手を見つけて諦めるのが切ない。心が痛くなる。それでも困難を乗り越えようとする二人は
>>続きを読む

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.7

ノアの方舟を基にした映画。俳優陣が豪華でCGも壮大。

ノアが敵から「何が望みだ」と聞かれて「正義だ」と答えていたシーンからもわかる通り何が正義かを考えさせられる。ノアも信仰か愛か迷いながら正義を追い
>>続きを読む

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.6

出てくる女の子たちがかわいい。歌も元気が湧く系が多くて見終わったあとに元気になれる。

ストーリーは普通。

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.7

みんなカッコいいから見てるだけで楽しい。

スカッとしたいときにサクッと観れる。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

絵画のような映画でした。何でもないシーンでも何かを暗示している。

解説を読んで納得しました。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.2

英国諜報機関(サーカス)幹部からソ連のスパイを見つけるため、既に引退したゲイリーオールドマン演じるスマイリーが活躍する話。

多くを語らず表情だけで語るシーンが多くあります。演技力の確かな俳優陣だから
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

社会との関係を断ち森の中で肉体的、精神的に英才教育をしていた家族が社会と関わり始める話。

あの父親の教育方針には賛否両論あると思うけど個人的に良い意味で衝撃的だった。
もちろんスーパーで万引きさせる
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

無教養なイタリア系アメリカ人が黒人ピアニストとの旅を通して人種差別への問題意識が芽生える話。

二人のやり取りが微笑ましかった。特に手紙を書くシーンが好き。

じわじわ心が暖かくなる映画でした。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

無実の罪で捕らえられた不思議な力を持つ死刑囚と看守の話。

中盤くらいまでは(肉体的に)痛いシーンやムカつくシーンが多くて見るのが少し辛かった。

終盤の死刑執行のときは涙が止まらなかった。若い看守さ
>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

出所して真っ当に生きたかった仁義を貫きそれが叶わなかった男の話。

結末わかってるのにラストの銃撃戦はかなりハラハラした。

ひげアルパチーノがカッコ良すぎる。キレやすくてすぐ怒鳴るアルパチーノのもい
>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

何もないところから成り上がり金と権力と薬に溺れて凋落していくギャングの話。
アルパチーノの演技はさすが。キューバ訛りの英語まで完璧に習得という完成度。

ゴッドファーザーと同じく全てを手に入れた男が最
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

美味しそうな料理がたくさん出てきて食べたくなるし作りたくなる。

メディアリテラシーのいい教育にもなりそう。
毎日1秒動画を撮るアプリ「1 second everyday 」は一年以上使ってたから話に
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

思春期の女の子が高校から大学に進学するまでの話。母親との関係がとてもリアルで頷きながら見てました。笑

うつ病の神父、ゲイに悩む元彼、幸せになれなくて悩む親友、就職できない兄など悩んでる人がたくさん登
>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

表情豊かなエミリア・クラークがとても愛らしかった。

自分がウィルの状況だったらどうするかと考えてしまう。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.4

とても心の暖まる話でした。何回も親子愛に泣いてしまいました。

たぶんこの映画の中に完全な悪は存在しない気がします。判事も施設職員も里親もみんな本気でルーシーのことを心配して、善意で戦っていた。それを
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.7

あらすじの"最後には観る者の心を食い破る"という表現がピッタリの感情…。

後味悪すぎて内容を振り返りたくない。笑
でもやっぱりモーガンフリーマンは好き。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦はナチスドイツのポーランド侵攻によって始まったという学校で習った知識をポーランド国民目線で見ることができました。

この残忍な出来事がほんの80年前の話だから恐ろしい。

あの将校さんの
>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.3

哲学的でとても味わい深い作品でした。日常のなんでもないシーンも含め、全てのシーンに意味があり、考えさせられます。
死とは孤独とは無とは。

何年かに一回定期的に見たい映画です。

それにしてもお爺ちゃ
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

出てくる人がいい人ばかりでほっこりしました。最後のチャッキーの寂しさと喜びが混ざった表情がとても好き。


ショーンの名言が多くて心に響きました。
“君らが互いにとって完ぺきか、それが大事なんだ。それ
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

よく凝られた良作。音楽に合わせて画面が動くから楽しい。王道ストーリーで綺麗な作品っていうイメージ。

最初のカーチェイスがすごかったからあとの場面でも期待してたけど車乗り捨ててばっかりだった笑

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

色んな服を着こなすアンハサウェイを見てるだけでも楽しい。

仕事とプライベートのバランスって難しい。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.3

評判通りすごい映画だった。戦争の狂気に腹が立つし恐い。ゲーム感覚でアメリカ人の若者がベトナム人を殺してる様はほんとに不条理。

ベトナム戦争は泥沼化したと学校で習ったけどその意味がよくわかった。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.2

ゴッドファーザーシリーズの中では評価が劣る3だけど個人的には一番好きだった。

マイケルの人間らしいところを見ることができる。ラストのシーンは「人生とは」、「幸せとは」と考えてしまう。

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.8

ラストのセリフに感動した。
二人とも美男美女で眼福。