naokitさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

2.9

もっと宗教色強くて難解なストーリー展開かと思いきや、意外にわかりやすく、岩の巨人など出て来てファンタジー映画観てる感覚でした。そもそも“ノアの箱舟”って難しい話ではないか…?(^^;;

しかし、あの
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ライフ(2017年製作の映画)

3.0

目新しい内容のストーリーでは無いのですが、やはり閉鎖空間というのは緊張感あります。
その閉鎖空間であるISSも最後には…思わず「あの国際宇宙ステーションが〜!」とつぶやいたのであった。

死ぬまでに一
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.6

前作「友達のうちはどこ?」に引き続き不思議な優しさを感じる映画です。
毎回映画の技法が話題になるキアロスタミ監督ですが、今回もまた然り。完璧に作り込まれたドキュメンタリー風になってます。
多くの素人さ
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

3.4

兄の物凄い弟愛が深すぎて痛いくらいです。
はじめからイデオロギーなんて関係無く、弟を守る為だけの行動と狂気が凄まじいのです。
その狂気が伝染していく様が戦場ならではですが、兄の変化を見て辛い思いをした
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怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

3.0

子供の頃観て、ミニラの輪っか放射炎とズッコケシーンで爆笑してた記憶がかすかにあります。

今、あらためて観てみると、今作のゴジラはキバがやたらと怖いのと、生まれたての赤ちゃんミニラの顔がヒドイのと、や
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刑事マディガン(1967年製作の映画)

3.0

“マディガン”と名打っていますが、他の人たちのストーリーも同時進行していて、リチャード・ウィドマークのコワモテにも関わらずマディガンの主人公感がチョット薄く、群像劇の様相が強い気がします。

とにかく
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ヴェラクルス(1954年製作の映画)

3.2

何よりもヒューゴ・フリードホッファー作曲のメインテーマがやたらとムーディーで印象的なのです。昔の西部劇は名曲多いですな〜。

話としては、くせ者だらけで騙し騙され誰も信用出来ない中での護送任務、気が抜
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ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

3.1

おバカ映画での絶対的な安定感を見せるウィル・フェレルが出ているので出演シーンはずっとニヤついてました。そのノリはスティーブ・マーティンの系譜ですよね。

1作目観てないので何とも言えないのですが、とに
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キル・オール!! ~殺し屋頂上決戦~(2012年製作の映画)

2.4

皆さん頑張っているのはわかるんですが…とにかく安い。(^^;;
撮影場所のせいか、あって無いようなストーリーのせいか、ただただ闘い続けて安い感が半端無いのです。

せめてもの救いは、レジェンド出てきま
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

復讐の為アドレナリン大放出しているとはいえ、あのボロボロの状態で這い続ける何という生命力、そして何というサバイバル能力。
まだ人間が持っているであろう野生と機知にただただ目を奪われるのです。

その復
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約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語(2009年製作の映画)

2.7

天使を絡めたストーリー展開になっていますが、ファンタジーと言うよりもワイン作りに人生かけた男の歴史物の要素が強い映画です。
ぶどう畑の風景がなかなかの美しさでしたが、その畑を焼くしかなくなった時の農夫
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ガンマン大連合(1970年製作の映画)

3.5

自分の欲望に忠実な登場人物達の泥臭くてガサツな生き様が炸裂してます。大体みんな顔が汚れてるのも微笑ましいのです。
そんなヨゴレ顔の中でも、フランコ・ネロの顔の濃さは特別で、明らかに“ただの西部劇”では
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デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

2.7

子供に対しての殺人、それによって犯人決め打ちな捜査による冤罪劇観てると心がささくれます。
やはり未解決事件の映画化は、後味悪くなるの必至なんでしょうが、映画を作るなら落とし所考えないと中途半端になって
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ヴァイラス(1998年製作の映画)

3.0

ジェイミー・リー・カーティスの絶叫顔は伝統芸の域に達してますね。もはや、家元感出ています。

それから、ドナルド・サザーランドも大作からB級まで守備範囲広いですな〜。今作では下半身スカスカに改造されて
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ザ・センチネル/陰謀の星条旗(2006年製作の映画)

2.8

シークレット・サービス141年の歴史において初の裏切り者って謳われてますが、もっといる気がしますね、実際には…ええ、きっといますよ。

ところで、ストーリーとしてはよくみる題材ではあります。が、ラスト
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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

3.0

甲殻類、昆虫、鳥、爬虫類…やっぱり南国って暖かいから何でもデカくなるんですね!

ストーリーは謎の秘密結社“赤い竹”を中心に話が進みます…赤い竹って…竹ってなんで?
とにかく、原爆など作ってる怪しい組
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マッドボンバー(1972年製作の映画)

2.8

とにかく、チャック・コナーズの顔面力が半端ないのです。あの顔であのメガネの異質さ、あの身体のデカさ…それ自体が凶器ですよね。

ストーリーはやたら雑で、劇中おかしな音楽がずっと流れ、70年代なのに科学
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.6

相手の顔を直視できないエディ・レッドメインの挙動った演技の上手さ、首の角度やナナメ走りも絶妙ですね。

絶妙と言えば魔法動物です。かわいいのですが、個性が豊か過ぎて…なかでも透明おサルの優しさがたまり
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

前作ほどのイカれ感は薄れてはいるものの、20年経つのに相変わらず皆がダメ人間な所が素晴らしいです。そうそう人間変われませんよね。いや、変わらな過ぎか…(^^;;

もちろん、ストーリーも前作からキチッ
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スラップ・ショット(1977年製作の映画)

3.4

オープニングから笑えます。
終始行われる乱闘シーンの凄いこと、特にハンセン兄弟の暴れっぷりは見事なまでに無茶苦茶なのです。この映画にスポーツマンシップはほぼ見当たりません。^_^;
お気に入りはオルガ
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昼下りの決斗(1962年製作の映画)

3.3

金鉱山での酒場シーンのカオスっぷりは、昔の西部劇らしくない一癖も二癖もあるサム・ペキンパー作品らしさ全開です。
全編通してなにか絶妙な緊張感漂っているのです。

エルサの“善と悪、中間はないのか?”の
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.7

映像は美しかったです。
あのガラス玉やif灯台、花火や水中の表現は普通に綺麗でした。

その反面、声がどうしても中途半端に気になって、なかなかストーリーに入り込めませんでした。基本的に菅田将暉は好きな
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.6

なんかどこかで見た事あるおばさんだなぁと思ってたら、なんとフェイ・ダナウェイだったり、女性刑事がキャリー・アン・モスなどとチョイ役が意外に豪華。有名な役者がカメオ出演ってアメリカ映画多いですが、役者た>>続きを読む

ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

3.9

もはや伝説になっているラストの銃撃戦は、残虐さを通り越して美しささえ感じられますな〜。思わず歯を食いしばって歯の隙間で息してました。

なんとも殺伐として哀愁さえ感じるシチュエーションの話ですが、所々
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サイバーネット(1995年製作の映画)

3.0

結婚前のジョニー・リー・ミラーとアンジェリーナ・ジョリーが楽しめる映画です。

何故かアンジェリーナ・ジョリーのファッションや髪型や化粧が尖ってます。ハッカーってあんなイメージなんですかね…それとも当
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ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.1

ビッグ・ネームになる前のジェニファー・ローレンスが出てるティーン・ムービーかな〜ぐらいの気持ちで観たら、意外にひねられたサスペンス・ストーリーで楽しめました。

ところで、ジェニファー・ローレンスの目
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

最近、電話ボックスって見かけないよね……と、同じぐらい
最近、こんなに優しい視線の映画見当たらない気がします。

アハマッドの眼差しが、そばかすが、下がりまゆ毛が、ほつれてヨレヨレのえんじ色のベストが
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

テーマがテーマだけに、いつもの下品な毒気が抜けてるのがチョット淋しくはありますが、重たくなりがちな話をコミカルで優しい作品に仕上げているピーター・ファレリーの監督力が素晴らしいのです。

もちろん、主
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マザーレイク(2016年製作の映画)

2.5

琵琶湖ジュブナイル・ムービーってな感じですかね。子供達が頑張ってます。

ふと、琵琶湖マラソン・ムービーってな感じの“幻の湖”を思い出しましたが、内容的には対極にあるものです。

この様に、映画の題材
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.3

年相応に少し恰幅の良くなったトム・ハンクスの演技も安定感あって良かったのですが、やはりマーク・ライランスが素晴らしいです。
可愛らしい目と、下がり気味の太い眉毛そして仙人の様な達観した雰囲気のアベルは
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

映画観る前はなるだけ情報遮断するとは言え、何を勘違いしたのか今作は番外編的な作品だと勝手に思い込んでたので、しっかりMCUに繋がることがわかり普通に驚いてしまいました。

なにしろブリー・ラーソンのオ
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怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.5

X星人の服のデザインがシュールで絶妙にカッコいいのです。
さらに宇宙船がまるでクラシカルな電飾の様な雰囲気も最高…輪っかビームには魂震えます。
そんな輪っかビームで連れ去られる時のまるっとして寝ってる
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デモン・シード(1977年製作の映画)

3.1

SFにおいてAIが自由になりたがるとか、自分の身体を欲しがる話は色々とありますが、原作がクーンツだけあってホラーテイストが強めです。
主人公の女性に子供を産まそうとするマシーンって…なかなかハードルが
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.1

半端ない愛情を娘に注ぎ込む父親のその方法やスタイルがイカしてましたね。なかなか出来ないでしょ、あそこまで…

そんな愛情を注がれるだけある素晴らしい笑顔の娘、父親のオマール・シーは横顔が彫像のようでカ
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ルドラマ・デーヴィ/ルドラマデーヴィ 宿命の女王(2015年製作の映画)

2.8

さすがに「バーフバリ」の後、観比べてしまうとアクション、CG、脚本のあまりの出来の違いにインド映画のピンキリを見た気がします。

それでも、ダンスシーンには魅せられました。あの人数での踊りは凄いです。
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

まさに大河の王道。
インド・エンターテイメント映画の極み。
今回もまた最初から最後まで休む事なく大騒ぎなのです。

前作は息子バーフバリ、今作は過去に話が戻りストーリーはほぼ父バーフバリがメインです。
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