ユーザー0012さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ユーザー0012

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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.5

本屋の店主が、ハリウッド・スター女優と恋に落ちる男性版シンデレラ的な話。

出会って恋に落ち、困難に会ってなかなか上手く行かず、けれどラストはお約束通り…な、王道ラブ・ストーリーで安心して楽しめる。
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.5

初対面では最悪の印象だった男女が、時を経て再開、結ばれるロマンティック・コメディ。

男女の友情は成立するか?がキーワード。

テンポも良くて、ユーモアもちょうどいい感じ。楽しめた。

成功争ひ(生活法)(1914年製作の映画)

3.0

チャップリンの映画デビュー作。

詐欺師に扮したチャップリンが巻き起こす騒動。

ダブダブのズボンや大きなドタ靴等、お決まりの衣装じゃないチャップリンが見られる。

新宿タイガー(2019年製作の映画)

3.0

奇抜な衣装にタイガーマスクのお面をつけて、新宿で新聞配達を続ける通称・新宿タイガーを追ったドキュメンタリー。

一風変わったその人の素顔は、映画と美女を愛する明るいおじさん。

毎夜、ゴールデン街で映
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ビバリウム(2019年製作の映画)

2.0

住宅見学に訪れたカップルが、その住宅街から抜け出せなくなり…という話で、「CUBE」みたいな映画をイメージして鑑賞。

確かに不条理なストーリーではあるものの、楽しめなかった。

怖さや緊張感もなく、
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悪魔の館(1896年製作の映画)

3.0

最古のホラー映画。1シーンのみ、約3分間のフィルム。

悪魔や幽霊、骸骨が突然消えたり姿を変えたり。

当時、この映像をみた観客は度肝抜かれたんだろうなと想像。

チャップリンの活動狂(1914年製作の映画)

3.0

チャップリン初期の短編。

女優に恋をしたチャップリンが、映画スタジオで巻き起こす騒動。

コミカルな動きで楽しませてくれるドタバタ喜劇。

メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

4.0

史上初のSF映画「月世界旅行」を作ったジョルジュ・メリエス監督の生涯を追ったドキュメンタリー。

メリエスの偉業に加え、1895年の映画初上映から1920年代頃までの映画産業についても網羅されており、
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

映画の歴史関連の本には大体登場してくる世界初のSF映画。

今は著作権切れでyoutubeでも視聴可能。

映画が発明されてから数年後、まだまだ映像技術が貧弱な中での工夫と努力がうかがえる。当然映像は
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.0

カンフー映画を撮っても、ウォン・カーウァイはやっぱりウォン・カーウァイだった。

ブルース・リーの師匠、イップ・マンの半生を描いたウォン・カーウァイ監督作で、カンフーアクション映画というより、伝記映画
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ゴルゴ13 九竜の首(1977年製作の映画)

3.5

九龍城に興味を持ち色々調べていたら、映画史上初の九龍城ロケを行った作品と紹介されていたため視聴。

超有名な原作漫画は読んだことなく、映画自体には特に期待せず観たけど、思いの外面白かった。

凄腕スナ
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流れる(1956年製作の映画)

2.5

廃れゆく芸者置屋を舞台にした、女主人や芸者達の人間模様。時代の流れに抗おうとする女性達を描いた作品。

芸者置屋の裏事情ということで、もっとドロドロした展開かと思いきやそうでもなく、淡々とした印象。
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

ある日突然、総理大臣が記憶喪失になってしまったら…のコメディ。

三谷幸喜作品らしく、安心して楽しめる。

三谷幸喜脚本は、「12人の優しい日本人」や「笑の大学」のような軽妙な会話と、上手いなあと思わ
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大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.0

小津安二郎監督の初期サイレント作品。

不況のため、大学を出たものの就職先が見つからない男の話。

戦後の小津調な作品とは異なる社会風刺コメディで、初期の小津監督はこういう作品撮っていたんだ、と驚く。
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麦秋(1951年製作の映画)

2.5

娘の結婚話を軸に、家庭が崩壊していく様を描いたホームドラマ。

小津安二郎監督作なので、ストーリーは抑揚なく平坦、退屈だし面白くはない。

戦後間もない時期に、平然とショートケーキを食べる等、庶民もし
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吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)

3.5

旅客機が墜落し、生き残った一人の乗客に地球外生命体ゴケミドロが寄生。他の乗客たちが次々殺されていくSFホラー。

チープな特撮がとてもいい感じ。「未知との遭遇」の豪華なUFOよりも、こっちの空飛ぶ円盤
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浮雲(1955年製作の映画)

4.0

名作として名高いけれど70年近く前の恋愛映画、退屈さも覚悟したけど、全くそんなことなく、2時間があっという間、面白くてびっくりだった。

戦時中に出会った妻をもつ男と若い女が戦後に再会、それから、くっ
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.0

2010年にチリの鉱山で起きた落盤事故の映画化作品。

事故当時ニュースでなんとなく見聞きした程度の知識しかなかっため、地下700mに閉じ込められた33人の鉱山労働者がどう生き抜き、そして救出されたの
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.0

日本映画屈指の傑作、という紹介文に惹かれて観たけど、あまり感じるところがなかった。

実際の事件を基に、5人を殺した連続殺人犯の生涯を描いた作品。

殺人に対して苦悩することもなく、遂には理由もなく殺
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

5人の若者たちがチェーンソーを持った大男に次々殺されていく。

怖いというより、スピーディな展開で普通に面白かった。

アメリカのホラーって、日本のホラーや怪談の、ジワジワ、ゾワゾワ、背筋が凍るような
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

3.0

核戦争後の世界をシミュレーションした映画。

核爆発のシーンは、広島・長崎よりはるかに強力な核だとしたら、爆風や熱放射はこの程度じゃ済まないんじゃないか、と思ってしまった。

けれど、その後、インフラ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.5

高校野球の応援席で野球の応援をするという、ただそれだけの話なのに、素晴らしい青春映画だった。

選手たちを映した野球のシーンは一切なく、観客席で応援する4人の男女高校生を中心とした会話だけ。けれど、試
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俺たちに明日はないッス(2008年製作の映画)

3.0

性への好奇心と欲求を抱えながら、悶々とした日々を過ごす高校生男女の姿。

尺も短くさらっと観られたけれど、観終えて、何か考えさせられたり感動したりということもなかった。

湿った感じの映像が、高校生た
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.0

真面目で内気、30代の童貞男と、目が不自由な女性のラブ・ストーリー。

純情ラブ・ストーリーの体ではあるけど、むしろ、親から独立できない子どもと子離れできない親の関係を描いた、家族の話という印象だった
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

1.5

小学校で出会った男女が社会人になるまでを、三作の短編連作で描いた作品。

ナレーションが多すぎて、小説なのかポエムなのかにアニメ映像つけてみました、という感じ。このシーンにこのナレーション必要なんだろ
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.5

前半じっくり登場人物たちの紹介した後、後半から急加速でハラハラの連続、面白かった。

追われる身の訳あり男たち4人が、少しの衝撃で爆発するニトログリセリンをトラックで運ぶ話。

トラックでの運びが始ま
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悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

3.0

いじめられっ子が放射性汚染物を浴びてモンスター化、町の悪党たちを倒していく。

モンスター物かと思ったら実はヒーロー映画。ホラー調かと思ったら全編コメディタッチで、大げさな演技はなかなか笑える。そして
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

2.0

ラブホテルのオーナー家族と従業員、客たちの人間模様。

ラブホテルの裏側だったり従業員や客たちの喜悲劇を期待したものの、勿論それらが描かれているんだけれど、エピソードそれぞれの描き方が浅いのか、エピソ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.0

タイトルにある新解釈というより、三国志をギャグ映画にしました、という作品。

ずっと同じギャグ調が続くため、だんだん飽きがでてきた。面白いとかおかしいとか笑える、という感じはなかった。

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

2.5

アメリカ版バトル・ロワイアル、と思って観たら、違った。

近未来を舞台に、選ばれた24人の少年少女が殺し合うテレビ・ショーという設定だけど、前半一時間はショーが始まらず、さっさとショーを始めてくれと思
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

3.5

エド・ウッド脚本で何かと話題にあがる作品なため、ずっと気にはなっていたけど、U-NEXTにあがっているのを発見して視聴。

若い女性達が死霊として裸踊りを延々と繰り広げる話で、本当に裸踊りするだけなの
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.5

どんな願いも叶う石を手に入れ、世界征服を企む実業家とワンダーウーマンの戦い。

前作の方がアクションたくさんで面白かった印象。

好き嫌いの問題なんだろうけれど、ワンダーウーマンのコスチュームがどうも
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デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.0

"特殊部隊系映画"なんてジャンルはないけど、80年代、特殊部隊隊員がやたらと強く、決して敵の銃弾が当たらない、一人で何人もの敵を相手に無双する作品群というのが確かにあって、元グリーンベレーのスタローン>>続きを読む

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

4.0

弱小少年野球チームの奮闘を描いた作品。

飲んだくれでやる気のない監督に率いられる弱小野球チームが、一念発起して奮闘、大活躍していくという、かなり王道なストーリーで、捻りもなく展開も読めて驚きもない。
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

よく練られた脚本で、面白かった。

平凡サラリーマンと親友の私立探偵、それからヤクザの親分、この3人が絶妙に絡み合う物語を、3人それぞれの視点から描いた作品。

キューブリックの「現金に体を張れ」やタ
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

2.0

ノアの方舟の物語。

家族と衝突したり、現代人ぽく色々苦悩するノアだった。

こういう聖書の映画化、特に独自の解釈が加えられてると、賛美両論あるんだろうなと思いつつ、聖書解釈云々よりも、なんだかずっと
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