ツノメドリユージーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ツノメドリユージーン

ツノメドリユージーン

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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.1

ジーン・ハックマン
アル・パチーノ
両名優の演技が味わい深い。

「誰を信じればいいんだ。」
が切ない。
けれど、最後ピッツバーグ往復切符に希望がある。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.2

人種差別について描き切っている。



デレクは改心したが、やったことは決して消えない。


最後、自分ではなく最愛のものが奪われたことは
デレクにとっては自分が殺されるよりも痛手になったかもしれない
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.3

陰鬱なのを覚悟して観たが、落ち込まなかった。
最近気分が落ち込む出来事が続いていたので耐性ができていたのかもしれない。
スルーしなくてよかった。

ミュージカルシーンが素晴らしい。
楽曲の素晴らしさと
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女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)

3.8

女囚たちがサソリサソリサソリサソリサソリサソリとささやくところとか最高!(^^)!

この頃から白石加代子、すごい迫力。

梶芽衣子クールビューティ目力ですべてを語る。

セリフ少なすぎ寡黙なところ
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くちづけ(2013年製作の映画)

3.2

知的障がい者の生活ぶりや一生についての問題提起や
差別、親亡き後について考えさせられる脚本なのは良かったけれど、

お涙頂戴にすべきじゃないと思う。

竹中直人の演技が大げさで
娘に手をかける時のカメ
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ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

4.0

夢を絶対に諦めない。
熱意、情熱、努力、ひたむきさ、信念、続けること
泣ける。
ルディ!ルディ!ルディ!ルディ!ルディ!ルディ!ルディ!

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.7

リヴァーの複雑な生い立ちをつい最近知ってしまったので、
この役は辛かったんじゃないかな。

観ていて辛かったけれど、それでもこの映画は彼の俳優人生集大成かのような
魂の演技。

リヴァーとキアヌの二人
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ケス(1969年製作の映画)

4.2

鳥好きとしては、観ておかなくては。

以下ネタバレあり。



ドキュメンタリーのようにリアル。
ビリーの父は蒸発してしまい
いない。
年の離れた兄貴も父親がわり
どころか毒でしかなく。

母は仕事で
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ジョイフル♪ノイズ(2012年製作の映画)

3.5

クィーン・ラティファ好き。
ゴスペル好きには満足。

肩肘張らずに楽しめる。

黒人白人の若いカップルが
人種で語られず、普通に恋愛していて時代の良い変化を感じる。

聖母マリアの涙聖歌隊のリードボー
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鬼畜(1978年製作の映画)

3.8

前々から観たかった作品。

初っ端から名優緒形拳
岩下志麻・小川眞由美の濃い演技合戦に大満足。

昭和の俳優の画面圧は凄いな。

緒形拳は、役によって本当に
ガラッと変わりますね。

岩下志麻様美し
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悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.9

ネタバレ厳禁映画。



クラシック映画のなかでは
今観てもかなり面白い映画。

以下ネタバレ注意






中盤のバスタブの殺しの場面
もうひと工夫あれば、
もっと盛り上がったと思う。
ヒッチコッ
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.9

シム・ウンギョン可愛い(^^)
コミカルな演技ができる人は強い。

若い頃のパートと現在のシーン
繋ぎ方が粋。

最近シスターフッド映画祭を
勝手に開催中だが、
噂通りの傑作。

タイムアフタータイム
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

これは、やばい映画です。

推しがいる人、恋に落ちたことがある人には
共感しかありません。

美・美・美少年すぎる。
彼をキャスティングできただけで、もう不朽の名作です。

映像として残す映画の意義。
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.9

仲代達矢のド迫力、夏目雅子の美しさ、岩下志麻の姐さん
とにかく役者力!格の違いを見せつけられた感じ。
この時代でしか出せない濃密すぎる空気。

熱いメロドラマ。

強烈な女たちの苦しすぎる人生に、
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

近年稀に見る脚本の凄さ。

全く予想もつかない展開で、
前のめりになった。

それに、信頼の
フランシス・マクドーマンド。

鉄壁すぎた。

母親の気持ちも分かるけれど、
生前の娘に対する態度から、
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