WAR太さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち(2024年製作の映画)

4.0

日本男子バスケットボール史に残る偉業

かつてバスケットボール部だった身として今の日本男子バスケットボールの活躍はなんとなく嬉しい物がありますね。
そもそもこうしてドキュメンタリー映画を作ってくれたり
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.3

B級ホラー映画あるあるとメタ要素を詰め込んだ新感覚コメディ

ジャンルとしてはホラーになっていますが見たうえでこれはコメディだろと思います。
かつて母親が出演していたB級ホラーの世界に入り込んでエンデ
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数分間のエールを(2024年製作の映画)

3.7

花田十輝脚本のモノづくりをする全ての人へ向けた一作。

70分程と短く、またCGアニメーションとしてHALモード学園のCMアニメのようなちょっと作画と言うか作CG荒めの今作。
主人公はMV制作に明け暮
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

藤本タツキ先生が描く何かに熱中した事がある人なら必ず刺さる傑作

まず、今作を読み切り漫画で読んだ時、自分自身の小学校から今までの時間を忘れて熱中してきた事、夢を追って頑張った事が思い浮かびそして言葉
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

良質なサスペンス。
認知症の老人が向かうのはかつて家族を殺したナチスへの復讐

パッケージからなんとなくサスペンスと言うよりもロードムービー要素が強いのかなぁと思っていましたがけっこうナチスとの因縁や
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ライド・オン(2023年製作の映画)

4.0

ジャッキーチェンの集大成。
またスタントマンの有り方と情熱を感じる映画。

なんでしょうね、脚本とかCGとかは結構滅茶苦茶で良くも悪くも香港映画だなぁって感じですがジャッキーチェンを昔から見ている身と
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.1

怒りのデスロードへ繋がる女戦士フュリオサの過去

個人的には怒りのデスロードよりも好きでしたね。
相変わらずのぶっ飛んだ装備の車やバイクやら武器やらハチャメチャに出てくるしどんどん人が死んでいく。
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

9年前の公開当時最初の30分しか見ずに切ってしまっていた作品の再視聴

改めてフュリオサが公開との事でしっかり見てみて、北斗の拳を彷彿とさせるような世紀末の世界観とヒャッハーな人々、そして魅力的な車や
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RWBY Volume8(2021年製作の映画)

3.9

ルビー達の戦いはより重く、より深みへ

いやぁ・・重いよ・・
アトラスに着いてアイアンウッド将軍と合流した時にはかなり希望にあふれる展開だったのにシンダーの過去からペニーの女神化、いよいよセイラムとの
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

トゥルーマンの人生はエンターテインメント

クオリティの高い作品としてずっと見たかった一作。
前情報の通り挑戦的でかなり面白い作品でした。

生まれた時から周りの環境全てが作りもので自分自身の生活が全
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特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター(2024年製作の映画)

4.0

20周年記念作品
一番好きな戦隊ヒーローデカレンジャー!

年齢がバレるような作品ですが個人的にはデカレンジャーが戦隊ヒーローで一番好きなのでこうして月日が流れて記念作品を作ってくれることにまず感謝で
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

地上600mで起こるワンシチュエーションパニックホラー!

まず登場人物がアメリカのバカしかいない。
最初にロッククライミングを楽しむ最中の事故で旦那が死ぬのはまだ分かる。
悲しみに暮れる嫁に向かって
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.9

門出とオンタンの超超超ぶっとんだ友情が生み出した人類滅亡へ向けてのカウントダウン!

前編から引き続き高校を卒業して大学へ進んだ門出とオンタンとその仲間たち。相変わらず未確認飛行物体はずっと空に浮かん
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

3.7

からかい上手の高木さん実写映画にしてとても綺麗で小豆島に行きたくなる作品

往々にして人気漫画や二次元が元の作品を実写化すると大半がコケる印象ですが今作は結構成功しているんじゃないかなと思います。
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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

見ている景色と聞こえてくる音の違い。
事実から耳を背けるなかれ。

すっごい映画でした・・
アウシュビッツを舞台とした映画ですが一切収容所の中身は出てこない。
主人公はアウシュビッツの看守長を務めるル
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.1

世紀末覇王の伝説の翌年、
怪物達のクラシック戦線を描く物語

ウマ娘初の映画にしてジャングルポケット世代に焦点を当てた今作。
史実をウマ娘ならではのifも挟みながら色んな関係性も挟みながら毎回ハイクオ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.7

ネトフリ実写版シティーハンター

中々のクオリティの高さでした。
冴羽獠役の鈴木亮平さんを始め配役がかなり合っていて作品に対する尊敬と情熱をしっかり感じました。

話としてはシティーハンターなので
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

ジョーダン・ピール監督作
散りばめられた人種差別問題と皮肉。新感覚のホラー作品

ジョーダンピール監督の作品としてアカデミー脚本賞も取っている今作。
ずっと見たいと思っておりましたがかなり面白かったで
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耳をすませば(2022年製作の映画)

3.0

ジブリ版と変えて欲しくなかった所を変えてしまった惜しい作品・・

実写化にあたり恐らくジブリ版とは違う点を作らないといけない制約があり脚本の方の苦労が見える作品でした。
雫が高校生の時の将来への葛藤や
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劇場用再編集版 ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP(2024年製作の映画)

4.2

ウマ娘:ナリタトップロードとアドマイヤベガ、テイエムオペラオーの戦いと史実に沿いながらもアニメ化する価値のある作品

一切の外れの無いアニメウマ娘ですが今回はナリタトップロードを主軸に置きクラシック戦
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RWBY Volume7(2020年製作の映画)

4.2

ワイスの故郷であり、そしてペニーが生まれたアトラスでの物語へ
セイラムの魔の手から守りたい物を守る事は出来るのか。

ここ数話で一番面白かった!!!
前回の巨大ロボ戦やアダム戦も相当面白かったんですが
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

スラム出身の青年が人生を賭けて挑んだミリオネア

アカデミー賞を取った作品だけあって非常によく作りこまれた映画だったと思います。
爽快感って言うよりも感心する面白さ。脚本の完成度の高さを感じるとても面
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.6

ハリウッドが作るガバガバ大怪獣バトル映画!
ゴジラ・コング・モスラ連合軍VSチンパンジーの死闘

前半部と後半部で評価だ非常に別れる作品だったと思います。
何故か人類を脅かす怪獣を退治してくれているゴ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

また新しいアプローチ、SF×ホラーの融合作品。
人類は万物を制御出来ると過信している。

ジョーダンピール監督作品らしく派手な驚かせとかじゃなくじわじわと侵食してくるようなホラーでした。
人間怖い、動
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タイガー 裏切りのスパイ(2023年製作の映画)

3.8

インドスパイユニバース最新作
過去最大の知能犯に立ち向かうタイガー。

元々WARとかパターンとか見ていてインドってスパイ作品多いなとは思っていましたがまさかユニバース化しているとは思っていませんでし
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.3

陰陽師バトルロワイアル

いやぁ話がとっ散らかってましたね。
平安時代の階級社会を描きたいのか陰陽師達の争いが描きたいのか恋愛なのかアクションなのかCGを用いたバトルが描きたいのか分からない作品になっ
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RWBY Volume6(2018年製作の映画)

4.0

遂に明かされるオズピンの過去と隠していた真実
成長するルビー達、そして舞台はまた次の都市へ

新たな旅の同行者であり活て銀の目を用いて戦ったマリーアも加わり元チームジュニパーやクロウとかなりの大所帯で
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貞子DX(2022年製作の映画)

2.9

貞子の名を借りたギャグ映画

もはや一周回ってコミカルなキャラに仕立て上げられたネットの悪い所を真に受けて作ってしまったような映画。
確実にホラーとしては作っていないだろう。映画と言うよりもドラマスペ
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セブン(1995年製作の映画)

4.1

七日間の内に起こる七つの大罪をモチーフにした連続殺人を追う名作サイコサスペンス。

刑事役のブラピとモーガン・フリーマンの演技力の高さもさることながら脚本、映像、美術がすげー良い。
美しいとか画質が良
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RWBY Volume5(2018年製作の映画)

3.9

チームRWBYいよいよ再集結。過去への決別と未来へ。

前回のvolume4は明るいようで暗いタメの話でした。チームRWBYがそれぞれ背負うものと向きあっていましたが今回はその解決の回となりました。
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

キッドの真相が語られるコナン映画27作目!

ハロウィンの花嫁からコナンに激ハマりして毎年楽しみにしておりましたが今作も中々骨太で登場人物はYAIBA!からまじっく快斗から青山作品勢ぞろいって感じでか
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RWBY Volume4(2017年製作の映画)

4.0

離れ離れになったチームRWBY。それぞれの決意と物語は新たな舞台へ

今回は前作volume3で襲撃されたビーコンアカデミーから舞台を移しミストラルへ向かう旅の序章となりました。
チームRWBYはそれ
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.3

じめじめとした王道ジャパニーズホラー

この時代のホラー作品は取っているカメラの質なのか故意的なのかホラー映画ならではの暗さと荒さがあります。
幽霊怖い系のジャパニーズホラーですが水気のある所には幽霊
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

原爆の父オッペンハイマーの生涯

如何にして原爆が作られたか。と言うよりは「原爆を作り出したオッペンハイマーはどう考え、どう感じて生きたのか」を描いたクリストファーノーラン監督作品。
日本での公開は題
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

4.1

素晴らしき映画界に残り続ける大名作

70周年4Kレストアにて劇場鑑賞
いつか見たい見たいと思いながらも見ておらず今回劇場公開の機会という事で鑑賞しました。

素晴らしいの一言に尽きます。

話しとし
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

見えていても見えてなくても。

ミステリーサスペンス映画としてアカデミー賞脚本賞を受賞した今作。
家族間の問題と法廷ドラマの二つの軸が複雑に絡み合う結構難しい話だと思います。
山荘から落下死した夫は妻
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