ミクさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ミク

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ラブ・フィクション(2011年製作の映画)

3.0

そもそも男女間の分かり合えなさうえ、想定だけで広がる妄想が痛々しい。執拗なまでの腋毛!!!!終始腋毛で、そんなに腋毛生えてる事が大そうなのかと、大変ですわ。

ファイティン!(2018年製作の映画)

4.0

癒し系マブリー様の魅力を十二分に味わえました。存在だけで画になる。マブリー様の内から湧き出て噴射してます、魅力が。マッサージチェアで筋肉ほぐすマブリー様がツボでした。

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.0

弁護士が動物園の園長に?と冒頭から???という感じで、着ぐるみを着だしたりしてあり得ない展開に。邦題のせいで期待してしまうの否めない。B級映画としてもっと傾いてたら面白かったかも。にしても、ぬいぐるみ>>続きを読む

権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.5

労働者階級の人たちがギリギリで生きていることなんて、微塵も見えない権力者たちの愚行はなんとも暴力的。”ゴリ検”と言われながらも、許せない過去を持つ検事があげる声、超力強い。

次の朝は他人(2011年製作の映画)

3.5

どこか説教じみたおじさまたちの話は右耳から左耳へと流し聞きするのが1番。ホ・サンス氏は常にアップデートしてきた人なのかも?とまだ数本しか観れてないので分からないけど、先日観た「逃げる女」とは伝わってく>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.0

激しい暴力よりも、朝鮮族の存在が気になります。中国人だけど朝鮮語で教育し、家庭内でも朝鮮語の家庭が多いそうで。マブリー様の最後の絶妙な微笑、深いのかなんなのか、どうしてもコメディー感。

スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

見せ所はどこだっんだろうかと考えてるうちに終わってました。豪華俳優陣が多く出演してるのに、キャラ活かしきれてなくて残念。ストーリーもシンプルな筈なのに、静が冗長でなかなか入ってこずでした。

未成年(2018年製作の映画)

4.0

キレッキレでトゲトゲの思春期女子高生の真っ直ぐさ、ブレなさが良い。公的には大人と認められない年代だけど、彼女たちの芯ある良い悪いの判断が、いい方向へ導いていく。悩める大人の痛々しく泣いてる姿が情けなく>>続きを読む

ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

シリアスさとコミカルさの振り幅1か100って感じで、狙ってる拍子抜け。初めは面白さあって笑えるけど、途中あたりから狙い過ぎてちょいとくどい。主演ダブルキャストなら、見せ場も平等にして欲しいなー。肉ボネ>>続きを読む

サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

4.0

goblinで始まり、時々お茶目なgoblin、シリアスなgoblin。映画館で聴けて嬉しい!goblin。

ピアニストが連続殺人事件の真相解明にどんどんのめり込んでいく設定のハイセンスさ。解明不能
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.5

林檎を巧く剥けないと卑下するまでに、誰からという訳でもなく、常に抑圧に付き纏わされる。究極は自己からの解放なんだと、さざ波が囁きかける。林檎や猫のズームアップズルいし、長回しが息苦しい。世の中の会話は>>続きを読む

最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

3.5

ごちゃごちゃ、わちゃわちゃ大変なのに結果的に仲良い感じが凄い。ノレバンで、キム・ヨンジャ歌えば間違いない。恋愛は必須、結婚は選択!

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

観て、数日経ちましたが、まだ気持ちはこんな感じ
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オアシス(2002年製作の映画)

4.5

悔しくて悔しくて号泣。排除したり差別する側はいつだって理不尽で、都合良くあれこれと言い聞かせてくる。聞かないし、聞こうともしない、その暴力性が自分に問われてる。ここにいるんだという抵抗行為にどんな感性>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.5

定められた運命は、変えられない。レールの上を走らされ、狂わされた人生。抗ってやる気持ちを表すかのような逆再生。とても詩的な映像と暴力描写のギャップが、更に心を苦しめる。そんな筈じゃなかった。

先に愛した人(2018年製作の映画)

4.5

人を恨むのはだいたい被害妄想なのかもしれない。誰だって訳があるのは当たり前なのに、素直に受け入れられない愚かなさに気付けた時、小さな拍手を送ってみる。不器用でもいいから、健康食品お届けする姿が愛らしい>>続きを読む

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.0

美容院で髪をセットし、高級香水「黒仙花」を纏い、クリスマスのために着物を下ろし、良いアパートでの生活。銀座で雇われママとして、先立った夫に誓い、貞操を守り、プライド高く生きる生き様。からの後半。体調崩>>続きを読む

銀座化粧(1951年製作の映画)

4.0

飲み逃げする人に、長唄音痴な人、ほくろおじさんから、お小遣いおじさん。愉快なおじさん祭り。女手一つ息子を育て、銀座で女給勤め。ひと時の恋心も泡となり、明日からまた身を引き締めるよ。襖、畳、障子がいい余>>続きを読む

めし(1951年製作の映画)

3.5

決して悪い人でもないし憎みきれない夫。誰かに献身的に生きることが幸せだなんて幻想だ。誰が味噌汁365日休みなしに作りたいか。性別役割分業の牢屋に押し込められ息苦しくなり、少し離れてみる。女性の幸福の問>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

4.0

いやはや、もっと沢山映画観なきゃなーと反省させられてしまいますね。全てが美しいです。ラストシーン強烈。赤目の電車が過ぎ去る、保証されない未来が待ってる暗示の如く、なんかコワイよ。

乱れる(1964年製作の映画)

4.5

やはり私だって女ですもの。嫁ぎ先の商店を切盛りしてきた未亡人。亡き夫の弟から、気持ちを伝えられ、不器用に微笑むも隠しきれない不安な顔。お願いだから、乱さないで。覚悟とは難しいものですなー。

夜來香(イェライシャン)(1951年製作の映画)

3.0

終戦間際の華北で出会い恋に落ち、戦火でお互い死んだと思っていたが、5年後に神戸で再会。男性は戦後の傷の影響で視覚障害に。女性も電話交換手としてい働いてると嘘をついてしまう。それでも、一緒に生きていきた>>続きを読む

泥の河(1981年製作の映画)

4.0

もはや戦後ではない。その言葉に置いてけぼりにされていく。周りの大人が濁した言葉がやけに耳障り。可哀想だなんて、言葉だけ。一夏の思い出が深く深く、心に刻まれる。お化けよ、出てけ。

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.5

うぅ、ドスンと辛い。
全てが怪しい胡散臭さが、なんとも絶妙な雰囲気醸し出してる。後半スピード感についてけないほど、デンデンころころと展開が変わりに変わるの凄い。主人公以外、キャラが弱いのがちょいと残念
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

コケコッコーーーー!
思ってた以上に、チ、チ、チキ、チキン!
ロマンスの入れ方もセコいの、なんの。

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

3.5

おならするわよ!人間だもの!超低音ボイスのオンニの超かっこいい〜。船長オールバックで痺れる〜。キャラみんな可愛い。

韓国作品に出演している他国の俳優陣たちの演技がどーも軽く見えてしまうのは、なぜなん
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花様年華(2000年製作の映画)

4.5

重厚上質な光沢のあるページを一枚一枚ゆっくりめくっては、大人で官能的で艶々なスチールの世界に飛び込んだような。俯いた目に、泳ぐ目、ゆっくり見上げる目。横顔も憂い。焦ったい。色彩世界にただただうっとり。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

もっと意味分からん系かと思っていたら、ギャグ満載ノリノリでプププと笑ってしまう。いちいち可愛い。赤い全身スーツに身を包まれ、ダンボーーー!生殖器の勘違いドンマイ。奥行きあるカメラワークにアクションの迫>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

凄すぎます。

空襲警報が鳴り響く夜は真っ暗。防災訓練の如く行われる、中学校での救護訓練。軍事独裁政権下の普遍的な残酷さが、"普通の顔"の人による残虐事件を引き起こさせたのか。ソン・ガンホと目が合った
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真実ゲーム(2000年製作の映画)

2.0

強姦されるわ、検察官からのセカンドレイプもあるしでなかなか胸糞気持ち悪い感じでした。というのも対象が女子学生で相手の検察官はお父さんぐらいのおじさま。オチも無理矢理こじつけ感あるし。執念深いサイコパス>>続きを読む

潔白(2020年製作の映画)

4.5

田舎町で起きたマッコリ農薬殺害事件。母親が容疑にかけられたことをテレビのニュースで知った弁護士の娘。認知症になった母から語られる言葉は真実なのか。自閉症の弟もキーパーソンとなって、明らかになっていく事>>続きを読む

バッカス・レディ(2016年製作の映画)

3.0

目を背けたくなるような社会問題の重なりと連なりとで、なかなかヘビーでした。
バッカルハルモニの人生。高齢売春婦としての一部分ではなく、過去の出来事との繋がりから見える今。これが現実だとしたら、救われな
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チジニ×ムンソリ 女教授(2006年製作の映画)

3.0

美貌を愛してしまった人のサランヘヨも、死さえも滑稽。兎に角中身がなくて、自惚れも滑稽なんです。派手さはないけど、妙に殺伐とした雰囲気。シャツの胸元が必要以上に開いてる人は要注意です。ムン・ソリの怪人ぷ>>続きを読む

シュリ(1999年製作の映画)

4.0

実はお箸使うの苦手でチキン飛ばしちゃう人間性が、とてつもなくほろ苦い。たった一年の"私"だった。前に現れないでと言った、その本心。くぅ。

若かりし頃の、ソン・ガンホのシャープぷりにびっくり。金魚の解
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.5

アクションカメラの下角度からのお顔のインパクトはなかなかのもんで、どんどん汗やら汚れやらで迫力は増すばかりです。急に、ペロペロ星人現れて、それは面白かった。

レビューで、セウォル号事件がベースだと書
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

3.0

スポーツ精神というのは、私にとって???な領域です。なので勝ち負けのストーリーには全く心が動かされない鋼鉄派です。が、小さな南北統一物語として、試合が終わりバスの前でのお別れシーンは、ジンジンしました>>続きを読む