ゆえんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゆえん

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Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

4.0

かわいすぎる!!!!!
私はトムハ贔屓で観ていたからずっと楽しかった。
トムハが素晴らしいってだけで優勝。

ロマコメメインだから、取って付けたように再び出てくる敵の登場がもはやギャグに見えてくる不思
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愚行録(2017年製作の映画)

3.9

関わる人の視点によって見え方が変わってくる「人間の多面性」を改めて感じさせられた。
悪意にも満たない小さな愚かさの積み重ねで大きな事件にまで発展する恐ろしさに、普段の自分の行いを省みて身につまされる。
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.9

車内の約1時間半でここまで人生が左右されるなんて。

会話劇、しかも表情が見れるのは一人だけなのにこんなにもそれぞれの状況や緊張感が伝わってくることがすごい。演者たちの演技力に感動。
ほんとにカットが
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カジノ・ハウス(2017年製作の映画)

3.0

ジェレミーレナーを見たくて観賞。
せっかくクールなヒール役っぽく登場したのにこんな仕打ちだなんて😂😂

娘の進学資金を稼ぐため、だったはずが調子に乗ってグレードアップしていって半ば目的を見失っている様
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何者(2016年製作の映画)

3.4

全員どこかで見たことある人物像でうぎゃ〜と かゆくなる感覚。
登場人物たちの微妙な間とか視線とか会話のニュアンスが あるある大喜利 じゃないけど、そういう感じがして面白かった。
全員わかる。心情お察し
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.5

サイモン・ペッグ目当てに鑑賞。
序盤のへっぽこ強盗(?)との会話がすごい好き。そこで銃にまったくビビってない様子からてっきり殺し屋側の役柄かと思ったら思いも寄らない展開で "失望した"。

つい数日前
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親友のカミングアウト(2015年製作の映画)

3.8

観賞後にすごくハッピーな気持ちになれる。

カムアウトされて「なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ!」ってアダムに詰め寄るシーンがあったけど、そりゃあんな“ゲイ”をネタにしたり女性関係の下世話な話
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

最後のカットかっこ良……
畳み掛けがとんでもなく気持ちいい。

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.8

文字通りのノンストップコメディで面白かった。

祖父がやる事なす事全部クソで終始さっさとくたばれ老いぼれ(中指を立てる絵文字)って感じだった。
その所為で笑わせるためのネタでさえ苛立ちが勝つシーンも少
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ペット・セメタリー2(1992年製作の映画)

3.0

序盤はジュブナイルものっぽくてかわいいかと思えば妙に無駄な軽いエロシーンがあったり、グロくて痛いシーンを増してみたり、散らかってんな〜という印象。
前作だと蘇ったらすっかり理性を無くして無差別殺人鬼と
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.6

救いが無い。
父ルイスが悪い結果が起こるとわかっていながら希望を託してしまう心情も理解できなくはないけど、妻の件はさすがに学べよとしか思えない。
あと正直、あの年齢の子供から目を離しすぎててこの両親に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

痛快だった。

60年代の時代感とか映画をよく知らないせいで小ネタを逃している気がしてならないのが唯一悔しい。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.4

ちょっとこれは面白すぎるな
前作と間を空けずに観たおかげで開始5分ですでに面白い。

ホラー要素もちゃんとありつつ、コメディとヒューマンドラマ要素が増して更にアツい展開になっててめっちゃ良い。
ギーク
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

面白い!
ホラーがどちらかというと苦手な自分としてはホラーパートはこのくらいだととてもありがたい!

タイムループを繰り返すうちに開き直ってハメを外しだすところとかコメディ要素も程良くてすごく楽しめた
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

すげ〜〜
全編イケ散らかしてる!
アニメーション作品だからこその2次元的な表現とコミック風の表現がふんだんに詰め込まれてて素晴らしかった。

シリアスな場面で登場人物がコミカルに作用する「緊張と緩和」
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.5

ほぼワンシチュエーションのコメディだからかなり舞台っぽい。
お家でぼーっと観るのにちょうどいい。
ヘラヘラ笑ってリラックス出来るからかなり良い。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

ポケモン全員かわいい〜〜
毛並みや表皮のテクスチャのリアリティがすごいし、仕草も実在の動物をモチーフにしているであろう愛らしさで街に溢れているポケモンたちを目で追うだけでも楽しめた。
かくいう私はほと
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.9

毒親と夫のミソジニー&支配欲と夫の友人ショーンの承認欲求が絡み合ってトーニャの人生が壊されていったのかと思うと辛くて仕方がなかった。
とはいえこの作品の全てが真実とは限らないし描ききっていないトーニャ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

Birds of Prayは観に行ったのにまだこちらは未鑑賞だったのを思い出しやっと観れた。

兼ねてからイマイチだという評判だけ薄っすらと小耳に挟んでいたせいでバイアスがかかってしまっていたのか、た
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.6

最高のモキュメンタリー作品!!
タイカさんのコメディのテイストが好きすぎる。

俗世とは一定の距離を保ちながら暮らすヴァンパイアたちが本人たちは至って真剣だけどどこか抜けていたり、ある意味ピュアだった
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ラ(ブ)(2015年製作の映画)

3.7

全体的な雰囲気はすごく好きだけど、登場人物の相関図がいまいち掴みきれなくて、その所為で誰が誰にどんな感情を抱いてどんな意図でこんな行動をしたのかっていうのがわからなくて「私なにか見逃してる???」とな>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.8

ホルガ村の倫理観はどうかしてるとは思うものの、エンディングはなんだか気分が良かった。
それに特段グロに耐性が無い私でも不思議と平気だった。全体的に画が綺麗だったからだろうな。

ある意味「個」が極限ま
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.4

最高にシスターフット映画!
鑑賞前から出演者など制作側のインタビューでも言及されていたフェミニズムをビシバシ感じて歓喜で震えた。
想像以上に目まぐるしいアクションシーンの連続で全員クールで堪らない!!
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グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

3.0

配信終了間近にやっと鑑賞できた。

評判が悪いことだけ聞いて観たので、そこまで悪くもなくないか?くらいの感想。
とはいえ、特にこれと言って面白味も無かったので当たり障りのないライトに観られる作品である
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なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

3.8

優しい映画だった。

プレッシャーに思っていたことから距離を置いて視点を変えれば「もっと大事なことがある」と気付けたり、しなければいけない事よりしたい事に目を向けられるようになったり。
人間は変化を恐
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.2

無垢なブルーノが素朴に差別を疑問に思い問いかけると、疑問に思うこと自体が悪いかのように周りの大人が諭してきて友情さえ否定される。違和感があっても8歳の少年には対抗する術もなくただ堪えるだけ。すべてがお>>続きを読む

ムーラン(1998年製作の映画)

3.5

いや、時代感とか文化・伝統ということは頭では分かっているものの、やっぱり男尊女卑・家父長制がゴリゴリすぎてツラい。
あと、どの国の軍隊の描写にも付き纏うホモソーシャルとマスキュリニティ、マッチョイズム
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.3

ネイディーンに肩入れしすぎてずっと死にたい気持ちでいっぱいだった。
与えられているものにもっともっと自覚を持っていかなきゃな、と再認識させられた。
どうしても自分が向いている方向からのレスポンスを求め
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

貧富の差で見えてるものってこんなにも違うんだよな、と改めて突きつけられて悔しくなった。

悪意がないところが怖い。悪意とかじゃなく生活を命をかけてやっている。そうせざるを得ない社会構造が怖い。
いや、
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.7

面白い!!!!
謎が明らかになったかに思えた状態で進んでいきどうやって収束するんだと思考を巡らせていたところに更なる種明かしがあって脚本上手すぎて良い〜〜〜!!!!

もっとシリアスなミステリーかと予
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.3

最初からプーさんたちの可愛さと、別れを知ってなおその瞬間を楽しもうとする姿勢に泣けてきてしまった。

「何もしないをしてるんだよ」って言葉が最高。
私も何もしないをできる大人になりたいな。

キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

端的に言って、わからない。
良いのか悪いのか、全然なんだかわからない。
きっと予習が必要だったはず。

私はOfficial髭男dismの藤原さんの吹き替えを聴きたいという邪すぎる理由で観に行ったので
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.7

思い込みと打算的な判断は良いことない、とつくづく思い知らされた。

FBIのずさんさや犯人と決めにかかれば人権もへったくれもない様子が悍ましかった。
メディアの世間の目を引ければ裏どりもあってないよう
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

良〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜👏🏻👏🏻
コメディとドラマのバランスが堪らない。
プロパガンダ教育がもはや滑稽に見えるほどに振り切れていて、コメディ故なのか本当にあんな感じだったのか、あれを信じ込んでいたとし
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.7

活動弁士は発声が独特というか能や歌舞伎など伝統芸能のものと近くて、高良健吾が売れっ子弁士役の割りに発声がイマイチだぜ〜😂ってのが自分的になぜかツボでそればかりが印象に残ってしまった。

全体的なドタバ
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.6

女性軽視な主人公ダミアンが逆転世界で抵抗を見せる中この世界での女尊男卑な構造に迎合して自分の気持ちを押し込めている男友達や父、この作品の権力者アイコン的なアレキサンドラに遊ばれた男性が放つ「誇らしかっ>>続きを読む