ゆえんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ゆえん

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フリークス・シティ(2015年製作の映画)

3.0

これぞB級!

設定はぶっ飛んでいますが、それらが人類同士の分断を可視化しているようで、お互い攻撃的になる姿なんかも なかなか社会派なテーマをコミカルに描いてくれていて良かったです。

身体を張ってい
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.3

いや、思ったよりホラーやがな!!!というのが最初の衝撃でした。
冷静に考えるとミイラ映画なのだからそりゃそうなのでしょうが、なにも身構えず鑑賞したせいでビビりまくって周りの方に迷惑がかかってしまったか
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.0

わたしは「ミュージカル好き」と自覚しているのですが、それは「俳優陣の上手な歌を聴くのが好き」とほぼ同義なので、かなり邪な「ミュージカル好き」なわけでして、今作はみんな歌が上手じゃないので、もはや愛しさ>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.0

大ファンであるPentatonixがカメオ出演しているとのことで鑑賞しました。
わりと一瞬でしたがJourneyの『Any way want it』は疾走感があって最高でした!

そして、アカペラにお
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.9

保育園か小学校低学年くらいのときに親がDVDを買ってきて観てから、めっちゃハマっていた記憶があります。

最後のシンクロのプールサイドの振り付けからゲーセンでダンスゲームをするシーンの振り付けまで覚え
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.3

地上波でやってくれていたので鑑賞しました。

前作もまだ見ていなかったのでなめていました、ミニオンの可愛さを……
なんだあいつら愛しさの塊ですね。

グルーさん悪党とは思えない根の優しさが滲み出ててめ
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銀魂(2017年製作の映画)

2.9

33分探偵しかり勇者ヨシヒコしかり、福田雄一作品が好きだったので、若干の怖いもの見たさもあり鑑賞しました。

面白かったです!
でも2回目以降はいいかな、という感じ。

やはり原作のキャラクター自体の
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

ホテルの内装の色合い・インテリアどこを見回しても綺麗ですね。
きっとどこで一時停止しても画になるんだろうな〜。

シンメトリーな構図の閉塞感、一人称視点や人物を背後から追うショットの先の見えない緊張感
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.9

どうやら私は父子愛に弱いようです。
まんまと泣きました。
バルボッサ大好きです!!!
1番痺れたシーンでした。
傲慢で自分の利益になることしかしていなかったようなキャラクターだったのに、根は慈愛に溢れ
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.8

原作もアニメも全く知らぬまま、地上波でやっていたので息抜きに鑑賞しました。

タイムリープものはだいたい不条理だし、何かを得るためには何かを失わなければならないというジレンマに陥るのが常ですね。
結局
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ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

3.0

魔女のヤンデレが過ぎる(笑)
200年もの間一途に想い続けているという点ではある意味ピュアネスなのかもしれませんが、「私を愛さないのなら苦しめ」っていうのは全然"愛"じゃないですよね。
独り善がりで横
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

2.5

Siaの『Alive』が主題歌だったのと、設定が面白そうだと思って鑑賞しました。

ですが、なんだか釈然としないまま終わってしまいました。
最後の絹子に言ってやりたい「そんなんで許される思とんか!!!
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.2

穏やかで少し華やかな時間をずっと見つめていたいような、ほどよいリズム感の作品でした。

なんで当時の車やインテリアはこうも魅力的に映るのでしょう?
お洋服たちも、シンプルなのに力の抜けた着こなしや色彩
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チョコレート・シティ(2015年製作の映画)

2.7

メンズストリッパーはこんなにも恋人や親から軽蔑されるのだろうか?ととても疑問に思いました。
どちらかというとダンスパフォーマンスのイメージが強いので不思議でした。

他の映画と比べてしまうのはあまりし
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

とんでもなく出来過ぎでしょ!!!
世界設定の精巧さが素晴らしすぎます!

記憶から人格形成までの流れとか、それらが変化していく過程とか、各々の脳内で認識している情報とかの描かれ方・設定にいちいち感嘆し
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ジェレミー・レナー 逆転のメソッド(2009年製作の映画)

2.4

ジェレミー・レナー目当てで鑑賞しました。

多分みんな騙されたはず、「ジャケットはジェレミーがど真ん中なのに主役じゃないの!?」と。
わたしもそのひとりです。

ジェレミーの役がずっと軽率かつあほな感
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スラム砦の伝説(1984年製作の映画)

3.0

絵本を朗読してもらっているような浮世離れした作品でした。
もはや"面白い・面白くない"の規範に嵌めてはいけないような神妙さがあります。

随所に映されるシンメトリーな構図、パースという概念が生まれる前
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

4.3

なんて幸せな映画なんだろう。
2人の暮らし方がとても微笑ましくて胸がいっぱいになります。

"幸せの在り方"を考えさせてくれる素敵な作品でした。

彼ら自身は自分たちの生き方に満足し、誇りを持って絶対
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ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995年製作の映画)

4.4

幼少期の素敵な思い出です。
当時はまだまだVHSが主流で、文字通りテープが擦り切れるほど繰り返し観ていました。
きっとこの作品で"クレイアニメ"に魅せられたんだろうな、と思います。

アードマンアニメ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.4

やっと観られました!

笑いあり涙ありでとても楽しめました。

マーベル作品の共闘シーンで、ワンショットで目紛しくフォーカスが入れ替わり立ち替わりする演出が大好きなので、目が足りない!って感じにすごく
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.1

ちょいミーハーな母に連れられ佐藤健を観に劇場まで足を運んだことを覚えています。

結果、亀田誠治さん最強!!!!!!!!ってなりました。
劇中歌が素晴らしいです。
大原櫻子さんの歌声もなかなか良かった
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

ドリスとフィリップの明け透けな関係性に心惹かれました。
誰しも「障害者」に対して少なからず同情や気遣いを過剰にしてしまっているのかもしれないな、と思いました。
「感動ポルノ」なんていう表現もあるくらい
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.0

何も難しいことを考えずに劇中の勢いにノるだけのコメディ映画を総じて「あほ映画(褒めてる)」と呼んでいるのですが、まさにそんな作品です。

真剣にあほな事を繰り広げている、まさに壮大なコントのような感じ
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

ヘドウィグは本当に女性として生きたかったのだろうか?と思わずにはいられませんでした。

愛に飢えていたときに「自分が女性なら愛してもらえる」という状況に置かれたからカットしただけで、自身の性別なんてど
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.8

ゲイの兄が「FtMのヘテロ」の感覚というかセクシュアリティを理解できていなかったことが1番もどかしかったです。
"セクシュアルマイノリティ"で一括りにしてしまうのは早計ですが、所謂"ストレート"の人達
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.2

やはりスピルバーグ監督のスリルの描き方が凄まじく大好きです!
お家で観ていると結構声を上げてしまったりするのですが、まさに鑑賞中自分でもうるさい自覚があるくらいハラハラさせられてとても楽しめました。
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.3

濱田岳くん演じる通訳の
「だいたい」って台詞が妙にツボだった記憶があります。

もう一回くらい観たい作品ですね。

ジェフリー・ダーマー(2002年製作の映画)

3.6

まずひとつ言いたいのは、実在した猟奇殺人・食人鬼をモデルに制作された作品ですが、スプラッタやサスペンス、パニック系を期待しちゃうと大外れだと思います。

わたしはジェレミー・レナー目当てで観たので最高
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キャビン(2011年製作の映画)

3.1

ホラー映画好きでいろんな作品を観てる人なら後半の怒涛のパーティ展開でテンションが上がるかもしれません。
私は全然観ないので知らないところも多かったけれど、興味を引いたキャラクターもいて、ホラー映画も観
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

4.0

小学生の頃何度も繰り返しみていたくらい大好きな作品でした。

思春期独特の反抗心や無鉄砲さがとても快活で観ていて元気になれました。
佐々木蔵之介の演じる駐在さんのちょっと大人気ないところも微笑ましかっ
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.0

前情報なしに観に行って馬鹿みたいに泣いた記憶があります。

当たり前に存在するものが自分にとってどれほど掛け替えのないものなのか改めて考えさせられました。
劇中で失われていく物を自分に置き換えたとき、
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.4

好きな人と嫌な人、これらは紙一重なのかもしれないと考えさせられた作品でした。

他人の行動、言動、仕草に対して感じる好意や嫌悪感は自分の在り方次第で変えられるのかもしれない、
同じことでもまったく違う
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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

2.9

観てて胸が苦しくなった記憶があります。
実在するかも定かでない"謎のクラブ"という虚像を追い求めて、無理をして虚勢を張っているような虚しさをおぼえました。
「虚」ばっかりになってしまった…

3人の友
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.4

苦しくもあり、心温まる映画でした。

リンコのママさんが最高でした。
あんな素敵な母になりたいものです。
強く自立していて、明け透けで自分の選択に絶対の自信があり、娘への愛を惜しみなく注ぐ姿は素敵でし
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靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

2.5

他人に成り替わることは、それなりの度胸と柔軟さと頭の回転が必要だよな、と思いました。

結果上手く?収まった事件たちなのかもしれないけれど、母のためとはいえお金を手に入れようと無責任に他人のふりをして
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.4

結構前に見たっきり再鑑賞していないので内容はうろ覚えななのですが

「わたしもボクシングはじめたろかな!?」と思ったことと、強姦を通報する明け透けさに好感を持ったことと、邦画の濡れ場はねちっこくて好き
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