ゆえんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゆえん

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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

ルーツを探す旅とか、歴史修正とかストーリー面白い。
エルサの歌にもまんまと泣いた。

クリストフの歌唱パートがやかましすぎてめっちゃ笑った。80'sとかのMVっぽさを意識してたのかな?あ~こんなときに
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

4.2

ずっと悪夢を見ているような居心地の悪さ。
さながら絵画のような美しい画が延々と続いているのに、不穏さがべったりと付き纏っていて観ている間はずっと緊張状態だった。
最低限の色調で無機質な街並みはとことん
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

何が悔しいってビートルズを充分に知らなかったこと。
お隣の老夫婦はちょっとした小ネタでくすくすと笑いをこぼしているし、泣いているのか鼻をすする音も聞こえてきたし、存分にこの作品を楽しんでいらしてなんと
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ハルク(2003年製作の映画)

2.4

たしか小学校低学年くらいの頃に観て以来ただ悲しい話であるという記憶以外なく、配信終了間近ということもあって鑑賞。

まず映像の演出がとってもダサい。
ストーリーもずっとつまらなくて気絶しそうだった。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ゴッサムシティって日本のことですか?と思えてしまうくらい現実味があって冷や冷やした。
彼の怒りは共感できるし絶望も手に取るようにわかる。
それが彼だけの問題ではなく、社会全体に蔓延している様子もはっき
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.6

トム・ハーディ見たさに再生したこの作品。
姿勢や口調、歩き方で二役を演じ分けているのがシンプルに感嘆した。


これは“依存”のお話なんだろうか。
幾度となく商売を邪魔されてもレジーはロニーを「殺せな
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俺のムスコ(2012年製作の映画)

3.8

アンディ・サムバーグ好きフィルターがかかっていた所為なのか、途中で不覚にもうるっと来てしまった。
ベースは下品なドタバタコメディなのになんか悔しいな…

なんせアンディ・サムバーグが終始かわいくてもう
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タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.5

連続殺人事件を追っている割りにはのんびりとした進行で、度々流れる音楽もコメディ然としていて不思議な感覚だった。

じわじわくる面白さで、爆発的な何かがあるわけではないけれど見終わったらにんまりとするよ
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.9

めっちゃ“ラブ”のお話だった。
愛しかないじゃないか。

3姉妹に対してはじめこそ虐待さながらの待遇だったのに秒で絆されてて笑った。
月泥棒とかどうでもよくなるくらいこの家族の愛らしさにほっこりして良
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.4

エルトン・ジョンの曲をもっと予習していけばよかったとその点だけ反省。

オープニングタイトルから鳥肌が立った。
そのあとすぐに始まるミュージカルシーンでは身が震えるほど感動が込み上げて、開始5分と経た
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.7

I have nothing to prove to you.

最高のエンパワメント映画。
キャロルとマリア親子の関係性が最高。
強い。みんな強い。

縛られている所為で抑圧されているだけで、実力
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

七つの大罪

よく聞くモチーフだけどもきちんと知らない。
気を抜くと誰にでも訪れる罪。

「“罪のない人”だなんでよく真顔で言えるな」って台詞になんだか身につまされた。
法には触れてないけど正しくない
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インセプション(2010年製作の映画)

4.7

とんでもない面白さ!!!
最後のシーンがエグい。

何にも言うことがない。
どこを取っても良い。
うわ〜興奮した〜〜〜

なんでもっとはやく観ておかなかったんやろ。
劇場公開当時は小学生だったから何も
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.3

ホラー全然得意じゃないくせに前々から気になっていたので借りてしまったこの作品。

視点を固定したり、視野が限られた状態を描いたり、“それ”の全容が明らかにならないカメラワークにすることで不穏なものを感
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.2

DC映画には全く触れずにきてしまって初めて見たこの作品。
DCへの馴染みや思い入れがないまま見た所為なのかイマイチ乗れず…

ストーリー展開がなんだか上滑りしてる感じがしておもしろポイントを掴めないま
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メン&チキン(2015年製作の映画)

3.5

なんという気味の悪い作品。
終盤にかけては下手なホラーより怖かった。

異母兄弟の狂人っぷりがほんとに怖い。
暴力に物を言わせるし倫理観がガバガバだし、それなのにコミュニティが狭い所為でこれで成立して
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.9

タイトルとジェイソンという仮面を被った殺人鬼のキャラクターとざっくりと「キャンプしてた若者が続々と殺される」というあらすじはなんとなく知っている程度で鑑賞。

ジェイソン出てこねぇじゃん!!!

あの
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ペット(2016年製作の映画)

3.6

なんて可愛いキャラクターたち!

前情報なしに見たからこんなにドタバタアクション映画だとは思っていなくて予想以上に楽しめた。

下水道の元ペットたちの幅広さに複雑な気持ちになった。
日本でもラスカルが
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

シリーズをきちんと履修せずに鑑賞したものの随所で泣かされた。

「誰かのため」は本当にその“誰か”を思ってのことなのか。
忠誠は正義なのか。
迷子なのは誰なのか。

これはシリーズの復習をしなくては。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

配信終了間近だったので鑑賞。

怖くな…い………?
どちらかと言えば少年少女たちの青春ムービーの側面に面白さを感じて、ホラーのハラハラぞわぞわする感じはほぼ皆無と言っていいほどだった。(個人差はある)
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

どう考えてもヘヴィーな内容だろうな…と敬遠していたものの地上波放送してくれたのでやっと鑑賞できた。

鑑賞前のイメージと比べて何倍もライトで見やすくて逆に驚いた。
演技が自然で、本当に生活を覗いている
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

壮大すぎて感動の連続。
3回劇場鑑賞したけどまだまだ観足りない。
絶対に円盤を手に入れようとこんなに思った作品ははじめて。

自分の中でMCUというものが尊すぎてレビュー出来ずにいた。
結局なにも言葉
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アラジン(2019年製作の映画)

4.1

こりゃ良いわ!!
こんなに評判が良いとは露知らず、ジャヴァイアちゃんのエンド曲を劇場で聴きた~い程度のノリで観に行ってみたらえらい素晴らしかった!

価値観のアップデートが自然で感動した。
ジャスミン
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.1

数年前に一度見たきりで、途中のDon't Stop Me Nowが最高だった記憶しかなかったけど改めて見てみるとめちゃくちゃ面白い!

ロングショットでのんびりとしたゆるさもあるのに唐突に短いインパク
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

猫は最強。

猫の存在ひとつで環境が様変わりするのは微笑ましいし、生きる糧となるのはグッとくる。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

人種差別というものを知識として知っているだけで体感してこなかったから、この作品でその悍ましさを垣間見た気がする。

「白人は黒人に潜在的に恐怖(肉体的劣等感?)を抱いているから、社会構造として虐げるこ
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

あらすじなどから勝手に“人ではない何か”に追い詰められるスリラーかと予想していたので、存外サスペンスというか“やっぱり生きている人間が一番怖い”系のやつでハラハラした。

誰を信じる信じないとか、それ
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

ヒーロー活動による街の破壊や損害とか、他人任せにすると自分が弱くなるとか、“ヒーロー”へのネガティブな意見もめちゃくちゃ理解できて複雑な気持ちになる。
対して、パー家はヒーローとはいえただの人間だから
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

おんもしろかった!!

ティーンの初々しさがかわいい。
優しすぎるのも考えもの。
“すべきこと”と“したいこと”の比重とか悩むのよくわかる。

いや〜〜期待を大きく上回ってほんとに楽しめた!

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.8

う〜〜〜ん。
もったいぶって思わせぶりで間がたるい。
全体的に比喩的で 察してよ、わかるでしょ?という風に感じた。

合わなかった、以外に言い様が無い。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.2

良すぎる……
言葉にできない
私の足りない頭で綴った言葉なんてチープ過ぎて情けない

余韻で今でも涙が溢れそうなくらい中盤からの心にグサグサくる展開は予想をはるかに上回っていた。
正直、序盤は「あれ、
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

フランクとドウェーンの距離感が好きすぎた。

なんかもう全体的になんにも上手いこといってない展開だし、しれっと法に触れてるしその点では釈然としないけれど、オリーヴははちゃめちゃに可愛いし、最後は家族み
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サラ、いつわりの祈り(2004年製作の映画)

3.0

物理的にも社会的にも自立して生きていけない少年は身近な大人に依存する他なく、側から見たら劣悪な生活環境でもすぐに順応できてしまうことへの残酷さをまざまざと感じた。

向こうの法律とか制度を全く知らない
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.3

なんともチクチクするお話。
勝手にもっとコメディチックで愉快さがあると期待してしまったのはちょっと失敗。

ショットや衣装、小物はお洒落でかわいい。
この作品でのグウィネスの可愛さが振り切れてた。いつ
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世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

3.7

可愛さがここまで極まるともはやあざとい(めっちゃ褒めてる)
冗談抜きで毎秒フォトジェニック。

“フツー”を求めて洗脳されたように異端を排除していく大人たちには狂気すら感じたし、消費者は所詮市場に踊ら
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キングダム(2019年製作の映画)

3.1

上映機材のトラブルで元々予定していた映画が観られなくなったので、代わりに観たこの作品。

好きな人はたくさんいるのだと思う、という感じ。

歴史がからっきしダメで、原作の漫画も一切触れてこなかったので
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