前半はほとんど記録映画。トイレ清掃員の主人公が「朝起きて身支度して仕事に出かけて清掃して帰ってきて銭湯行って居酒屋でチョイ飲みして寝床で本読んでから寝る」日々がひたすら繰り返される。本当にこのまま最後>>続きを読む
スタローンとステイサムの二枚看板なシリーズだけど、今回はかなりステイサムの映画になっている。スタローンも歳をとったとはいえ、飛行機を操縦しているだけだったのはちょっと寂しい。序盤の酒場のシーンも見てい>>続きを読む
サメ映画としてはかなり異色の作品。何しろ、最初の20分くらいはほとんどサーフィンの映像になっているのですが、それが妙にカットも凝っていてスローモーションも入るしで普通におしゃれ。サメによって壊される平>>続きを読む
昔の映画なので、災害のスペクタクルシーンにミニチュア感があるのは仕方ないかな。
ヒロイン役のいしだあゆみさんはきれいで色気もあるけど、演技はあまりお上手ではないですね。w 物語上のポジションとしても>>続きを読む
サメ映画というかパニックホラーのセオリーに忠実な感じはある。犠牲になる順番とか以前の行動がフラグになるところとか。普通ならちょっと難アリくらいの性格や行動が、この手の話だと致命的になるわけである。まあ>>続きを読む
普通の映画。セリフもお話もカメラアングルも目新しいものがない。7年前にシン・ゴジラという革新的な作品があって、その後にこれを出す意味がわからない。
全てが予想通りに進むのでわかりやすくはあるが、定食>>続きを読む
シリーズの最後を飾るには何だか締まりのない出来に見える。2時間半以上という長さも冗長な印象を与えるだけになってしまっているような。長くてもいい映画はあるし、たとえば「TAR」は最後まで緊張感を持って見>>続きを読む
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自分は見たままを素直に受け取ってしまうせいか、主人公ターが被害者のように見ていたのですが、ネットのレビューを見ているとむしろ加害者っぽいですね。
とはいえ、視点がほぼ常に主人公の側からであること、演>>続きを読む
まずタイトルがいいですね。スピッツにふさわしい形容詞だと思います。
映画としては、奇をてらわず素直に撮っている印象。監督が最後のインタビューで語っているように、そのまま撮ればいいものができるというこ>>続きを読む
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「すずめの戸締まり」はあまり乗れなかったので、それならこれはどうだろうと思って見てみたのですが、結構いいですね。最後までテンション高めで見ることができました。
身体の入れ替わりという謎の提示から始ま>>続きを読む
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新海監督の作品を一つも見たことがない自分がいきなり最新作を見たわけですが、個人的にはあまり乗れなかったというのが正直なところです。
主人公のすずめが出会ったばかりの男を自宅に入れるのは年頃の女の子と>>続きを読む
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予備知識無しで見ました。
1) 主人公もヒロインも整いすぎた顔立ちの美形で田舎町の風景からはちょっと浮いている気が。特にヒロインはキリッとした美人で、ガンダムシリーズとかに出てきても違和感がなさそう>>続きを読む
「ペンギン・ハイウェイ」のスタジオ・コロリドの新作ということで見てみましたが、タイトルやPVを見たときの「よくわからない、地味」という悪い予感が当たってしまったようです。
1) 映像は相変わらず素晴>>続きを読む
1) 一言で言うならよく出来たB級作品。
2) そんな映画に当代一のスターであるブラッド・ピットが出ていいのか、とも思うが、とことんついてない主人公をそつのない演技で表現していて悪くはない。
3) 奥>>続きを読む
1) 静かに不安を煽る雰囲気は良い。得体の知れない何かの正体を小出しにしていくことで興味を繋いでいる。
2) とはいえ、若干もったいつけすぎで盛り上がるまでが長い気も。
3) お猿のゴーディーの残虐シ>>続きを読む
1) 構図、カメラワーク、テンポは◎。おかげで最後まで飽きずに見られる。コントラストの効いた画面が良い。
2) ストーリーの緊張感やカタルシスはもう一つ。人間対ゴジラ、ではなくウルトラマン対「禍威獣(>>続きを読む
ジョボビッチのシリーズに比べると、ドンパチ&アクション成分は抑えめでホラー感を重視した感じですね。敵とどう戦って生き抜くか、という戦略的スリルは自分でプレイするゲームにはかなわないので、この方がいいの>>続きを読む
かつて栄光の日々を過ごした孤独な老人が異文化の若者と交流するという話はイーストウッドの過去作にいくつかありますが、雰囲気というか運命の過酷さには割と差があって、カレーに例えるなら「グラン・トリノ」が辛>>続きを読む
初代の映画3部作とこれを見て思ったのは、ガンダムは人が死にまくる話であるということでした。自分が普段緩めの作品ばかり見ているせいかもしれませんが、重要なキャラであっても容赦なく死なせていくのは驚きで、>>続きを読む
ヒロインというか恋愛劇の主役がミライさんになっていてびっくり。失礼ながら彼女が美人設定だとは思っていなかったので。映画版の描写に限りがある中では、なぜミライとスレッガー中尉が親しくなっているのかよくわ>>続きを読む
第1作ほどではないですが、こちらも聞いたことのあるセリフが結構出てきますね。かの有名な「ジェットストリームアタック!」とか、「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ!」とか。ランバ・ラルがアムロを見て「い>>続きを読む
おっぱい目当てで見に行ったら爽やかなジュブナイルだった、という作品。主人公アオヤマ君のとことん理詰めで考えるところがいいですね。のっけから自分の未来についての計画を真面目くさった調子で話し始めて、しれ>>続きを読む
「閃光のハサウェイ」の予習として見てみたわけですが、まず思ったのが今のおたく界隈で定形のように使われる名言のオンパレードということ。主人公アムロがガンダムに初めて乗り込むときの「こいつ、動くぞ」から始>>続きを読む
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絵と音は100点。相変わらず戦闘シーンにおける衛人の動きはかっこいいし、弾を打つときの「ドン!」という音は腹に響くし、ドルビーシネマなど良い設備の映画観で見る価値は大いにありますね。
一方でお話とい>>続きを読む
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原作を読んでいたせいなのかどうか怖くはなかったですが、楽しめる映画でした。陰影のはっきりした映像やスローモーションを使った演出、印象的な音楽の使い方などはミュージックビデオっぽさもあり、見ていて退屈し>>続きを読む
今更ながらムービープラスで放送されていた字幕版を見ました。3時間超を飽きずに見られるのはさすが名作なだけはありましたが、 思ったほどはのめり込めず。テレビで見たせいもあるのかも。やはり、巨大な豪華客船>>続きを読む
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上映時間は48分と短いですが、割と中身は充実してますね。戦闘シーンの作り込みはもちろん、きちんと各々の高校やキャラの見せ場を作っているのは毎度のことながらすごいと思います。強いて言うなら、あんこうチー>>続きを読む
シュワ映画は吹き替えに限る、というのは玄田哲章さんの声と演技が素晴らしくハマっているからですが、この映画もその例に漏れません。朴訥な感じの、でもまるで無口でもない正義のヒーローにはピッタリの声なんです>>続きを読む
映画冒頭、暗闇の中に響き渡る唸り声と謎の生き物のシルエットに「ゴジラか?」と思いましたが、基本的にはいつものネコ歩きでした(当たり前)。北海道とミャンマーを交互に映す構成で、一度に2回分を楽しめる感じ>>続きを読む
「ナウシカ」の焼き直しとも言われるが、こんなに力を入れた焼き直しもない。絵の躍動感は大幅に増し、話はよりシビアで骨太なものになっている。ヒロインの可愛げはナウシカのほうがあるけど。
「ナウシカ」だと男>>続きを読む
頑張って作っているとは感じましたが、傑作と言うには今ひとつかも。ホラーにつきまとう課題として実体がわからないもののほうが怖い、というのがありますが、この映画でもなにかわからないものであった前半の方が怖>>続きを読む
キレのある映像と音でグイグイ見せますね。アクションはそんなに派手ではないのですが、そこに至るまでのタメが心地よい緊張感をもたらしていてだれずに見られます。悪役連中のキャストが皆、それぞれの役柄に合った>>続きを読む
敵の正体を最後の最後まで明かさず、静かに恐怖を盛り上げるスタイルは好みです。直接的な残酷描写も控えめで、悲鳴を上げるシーンもほとんどないから画面が騒がしくないのもいい。登場人物も家族4人がほぼ全てと言>>続きを読む
一言でいうと、まとまりのない映画ですね。ハチャメチャでやたらと物が壊される点では直前に見た「ブルース・ブラザーズ」と似ていてむしろスケールアップしているくらいですが、ちょっとストーリー上の軸があちこち>>続きを読む
何も知らずに見たらかなり滅茶苦茶なノリでびっくりしましたが、これも映画ですね。とにかく大量の人と物(特に車)が登場して大騒ぎ、挙げ句に片っ端から壊し壊されるという、一種のお祭り状態がとてつもない非現実>>続きを読む
映画のタイトルというか「チャッキー」というキャラクターは知っていたのですが、ただの人形が殺人鬼になるからくりは知りませんでした。犯罪者の魂が入っているなら容赦のない殺しぶりも納得ですね。割と序盤から犠>>続きを読む