naeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

カルト(2012年製作の映画)

2.9

オタクが好きそうなB級ホラー映画という感じで突っ込みどころとか気にせずエンターテイメントとして観ると面白いと思います。三浦涼介が良いです。

コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

3.9

撮影者の妄想が過熱していく様、妄想と現実の奇妙なリンクで境界がぐちゃぐちゃになり発散していく狂気、さらにはこの作品自体が事実であることを匂わせたまま終わっていく演出に非常にゾッとしました。謎の多い作品>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.4

どこまでも救いがなくよかったです。人が壊れていく過程は見ていて惹かれるものがあります。
俳優の方々の演技はみなさん素晴らしかったけど、でんでんさんは特に凄かったと思ってます。
内容は面白かったですが、
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.6

物質主義に対する疑問、批判が軸になっている作品だと思って観ています。
モノにありふれた生活をしていると現実が見えなくなり、人生の価値を見失います。周りのモノに捕らわれすぎて、生きている実感が沸かない、
>>続きを読む

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

3.0

観ていてやはりプロパガンダ映画だなぁとは思いましたが、このような映画を作る当時の時代背景や後世の映画界に与えた影響も含めて興味深く面白かったです。
劇中流れるベートーベンやショパンがとても合っていて見
>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.2

子供のころぶりに観ました。
SFパニックとして楽しめますが、技術の発展イコール人類の幸福と呼んでいいのかという技術者倫理的なテーマもあり、面白かったです。子供のころ理解できなかった設定等も理解できた気
>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.1

タップダンス素敵でした。出演者も表情がよくて、ミュージカルはあまり見ないのですがとても清々しい気分になりました。
蛇足ですが、これ見た後に時計じかけのオレンジを見ると劇中の倫理観の触れ幅がすごくて面白
>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

見ていていい気分にはなれませんでしたが、その点リアルに描かれていて面白かったです。善悪の分別がわからなくなりますね。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.0

自分の死期を知っていたら何を期待するのだろうか。死期間近の老人たちが互いを刺激し合って最期を楽しみながらすごす姿に心惹かれた

ソウ2(2005年製作の映画)

2.3

面白かったです!
一作目と比べると、衝撃よりも胸糞の方がはるかに上回っていました…

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ブラピ、クルーニー、マット・デイモン、かっこ良く面白かった…
クライムシーンは素敵で見惚れました。主人公夫婦が寄りを戻すのがどうしても受け入れられず、そういうところが良いというのはわかってはいるのです
>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.0

政争が好きなので、面白くみられました。テンポも良かったです

アス(2019年製作の映画)

4.6

衝撃のホラー映画でした。
設定も奇抜で面白く、伏線もかなり張られていて、最後はゾワっとしました。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

人あたりがよく、優しく、みんなから愛され、威厳があり、信頼されるおじいさん。
人生は人と人との心の繋がりであって、人生成功している「風」の人もそこが曖昧になってしまって不安定になりがちなのかもしれませ
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

誰のため何のためと周りから尋ねられてもフォレストガンプはフォレストガンプとしての人生を走っていく。
彼の波瀾万丈の人生から多くのことを学びました。

Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.1

緊張感にびくびくしながら観ました。
設定などもっと知りたいです。

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

2.4

前作を見た後だからかCGが多かったからか、生々しさが足りないと思ってしまいました。ストーリー展開は主人公補正が効きすぎていてなんだかなぁという感じでした。また、目の前の人間が「仲間かthingかわから>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.4

恐怖と涙のゾンビ描写の合間に繰り出される小ネタの数々にふふっとなります。円盤を選びながらゾンビに投げつけるシーンが呑気で滑稽でシュールで一番好きです笑

レック(2007年製作の映画)

4.1

展開が雑な部分もありましたが、パニックホラーとして十分に楽しめました。心拍数上がりすぎて死ぬかと思いました。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.4

オープニングから徐々に不穏になる雰囲気も疑心暗鬼の犯人探しも観ていてとてもハラハラしました。
邦題は少しごちゃごちゃしていて残念ですが、原題The Thingとあるように名前のないまさに未知で未解明の
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

「看病」という名の「支配」。いつのまにか完成している支配構造に対する疑問を描いているように思います。
劇中のマクマーフィーの奇行の動機も、婦長や病院に対する反抗心というのもありますが、大部分は「自由」
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

肌の色の違いを利用してこれほど面白いサスペンスを作れるというのが凄い。「何かがおかしい」という違和感があちこちに張られていてしっかりと狂気も味わえました。とても怖くてよかったです。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

拷問で「悪行をする」という選択肢自体を省くことに、倫理的な善はあるのか。人間の悪の部分を省くこと自体は道義的に善なのか。様々な問いかけに、倫理観がぐちゃぐちゃになります。
劇中の登場人物は、主に「悪」
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンススリラーとしてとても面白く観られました。
不慣れながらも情熱ある新米のFBI捜査官と本事件同様過去に娘を殺されたトラウマを抱えながら捜査に協力する冷静なハンターのコンビもよかったです。明らか
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

妻と浮気相手を殺したという冤罪を掛けられて刑務所に送られるという絶望的なオープニングですが、劇中全体を通して喜怒哀楽に満ちていて、作品自体は希望を捨てずに生きる人生の価値を謳った人間賛歌となっています>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.4

立場、境遇のまったく違う2人の友情が描かれていますが、それらが良い意味で全然気にならなかったのが尚更よかったです。良い年した大人がふざけあう姿はまるで男子中学生のようで、羨ましく思えました。

サイレントヒル(2006年製作の映画)

2.2

悲しい話でした。
クリーチャーが不気味でとても良かったです。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

臨場感ある描かれ方に驚きました。戦争映画全般に言えますが、教科書などで学ぶ戦争は単なる歴史的事実としてしか認識できないものですが、そのリアルを作品を通し実際に体験しているかのように思えるのって凄いです>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品を鑑賞し、歴代ゴジラを未鑑賞であることに恥ずかしさすら覚えました。

一見ただのパニック映画ですが、この国の様々な問題を映し出しています。
縦割り行政の弊害。東京一極集中の欠点。「想定外」に対
>>続きを読む

高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.4

元ネタがあるそうなので読んでみたいと思います。
恋愛のすれ違いというテーマにゾンビを掛け合わせるのは秀逸で面白かったです。

ミスト(2007年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

何度見ても最悪の気分です笑 ラストシーンでも良い意味で絶望に叩き落としてくれる映画では随一ではないでしょうか。息子の「モンスターには殺させないでね」という願いが叶ってしまうのも皮肉です。
霧の向こう側
>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

2.4

スプラッター映画ってこういうのだよねと思いました。
目の動きのような細かい部分の演出も丁寧で気持ち悪かったり、悲鳴が悲鳴すぎてこみ上げるものがあったり、とても不気味で恐ろしく最高でした。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

ほんの少しだけネタバレになるかもです。


前半を後半で補完してコメディの体をなしています。後半を観ながら張り巡らされた伏線に納得したり、裏のコミカルな設定が面白くて笑ったりしました。途中で切らずに最
>>続きを読む