焦げすーもさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

焦げすーも

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娼年(2018年製作の映画)

2.9

意外とコメディータッチで、年配夫婦との交わりには笑わせてもらった。もちろんエロシーンは多いのだが、くどさを感じた。
中盤までは様々な女性の欲望が垣間見えて興味深かったのだが、幼馴染とのやりとりの展開が
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.0

豪州旅行からの帰りの飛行機で鑑賞。
男女差別の実話物で、おっさんテニスプレイヤーのボビーがヒールだと思っていたが、なかなかどうして。スティーブ・カレルが演じるボビーが愛らしいのなんのって。
ウィンブル
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

5.0

頭を軽くして心を風船のように大きく膨らませられる、そんな映画。
絵本風の冒頭のシーンから目が潤んできたのはなぜなのか。そして、プーとクリストファーロビンの思い出の場所(あの何でもない特別な場所)で彼ら
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

愛すべきマ・ドンソク兄貴大暴れ映画。グーパンチがこれだけ似合う俳優はいないでしょ。脚は遅くて鈍足なのもご愛嬌。
韓国映画には珍しく好意的に警察が描かれているのが意外だった。

エグザイル一味にいそうな
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.3

熱血スポ根物×インド映画という見たことない組み合わせ。レスリングのシーンは手に汗握る大迫力。強い者に立ち向かっていく父娘のファイティグスピリットに心を動かされた。

また、前作PKとは打って変わって腹
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.7

ステイサムの大暴れを期待していたのだが、薄味のドラマと不要な笑いどころを入れてきたせいで台無しに。没入しきれなかった。
終盤のヘリコプターは完全に茶番だし、エンディング音楽のチョイスはなんやねん(激怒
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.8

DVDで完全に寝落ち。音楽の心地よさのなせる技か?
ポリコレ的な寓話なのだが、違和感をところどころ挿入してくる。(特に性的なシーン要る?)特に心を動かされることもなく淡々と寝落ちしたので低得点。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.7

娯楽作品としては上々。何より赤ん坊のジャック=ジャックが魅力的すぎる。赤ん坊の無邪気さとヤンチャ度に何度笑かされたか。堅物デザイナーのおばちゃんが惹きつけられるのもよく分かる。

前半はMr.インクレ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかくポンっ!!思い出すたびに腹の底から笑いがこみ上げてくるフレーズが最高かよ。
“低予算のゾンビ映画らしいが、なにか仕掛けがあるらしい”くらいの前情報に留めておいて大正解だった。

(開演前)
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.7

序盤はほっこりホームドラマ、中盤はサスペンス、終盤は心にズシンとくる社会派と複数のレイヤーから畳み掛けるような構成に圧倒された。
前評判から勝手に「私は、ダニエルブレイク」のようなガツンとメッセージ性
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

良くも悪くも期待を裏切らない綺麗なお話。主人公オギーの成長は周囲の人たちから与えられる無条件の慈愛があってこそなのだろうなと感じた。

自分としては、主人公のオギーよりも周囲の人たちのエピソードのほう
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.3

クビになったポスドクが大暴れするアホアホ映画(もちろん褒めている)
生活のために化学者が合法ドラッグを作るというと「ブレイキングバッド」が想起されるが、シリアスさは皆無で笑いに全振りしたシナリオ。
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.8

日本のどこかの会社がねじ込んだと思われるあのエンドロールのせいで台なし。アナ雪初放送でフジテレビが「みんなで歌おうありのままの〜♩」視聴者投稿をエンドロールに流したのに匹敵する酷さ。
会社責任者は人参
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

メディアものだと新聞記者の熱量にフォーカスが当てられるのが常道だが、今作品では経営者に目線が向けられているのが独特だった。
トムハンクス演じる前のめりの編集長が、経営者の決断の重さに気づくシーンがこの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.6

アキラのバイクやガンダム、キングコング、往年のレトロゲームなどが大量に登場してくるという予告で出し過ぎなのでは?本編尻すぼみになるのでは?という一抹の不安を軽く吹っ飛ばす出来。
もちろん本編の重要なテ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.2

おどおどしたロック様www
ゲームによく出てくる同じセリフを繰り返す、ストーリーテラーモブキャラwww
良くも悪くも安心して見られる展開なので、予告編を超えるようなシーンは特になかったというのが正直な
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

2.9

ラスト30分までの前座部分が長すぎて単調に思えたのが残念。最近見た邦画でどんでん返しだと”22年目の告白(主演:藤原竜也)だが、この作品と比較するとラスト30分も中程度のヤマでいま一歩という印象。
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.8

「好きこそものの上手なれ」とは言うけれども、迷いもなく本気で物事に打ち込むことができるのはある種の才能。この物語は才能など有していない、そして熱意も周囲の者に劣ると自覚しながらも、迷いながら物事に打ち>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

ライオンキングとバーブバリそしてちょっとしたスターウォーズ風味を混ぜた全部のせ映画。万人にオススメできる。

ヴィランのキルモンガーと忠臣ポジションの女戦士オコエが強くて魅力的なのが何より良い。ヒーロ
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羊の木(2018年製作の映画)

3.1

バランスの歪さをどう捉えるかで評価が大きく分かれるへんな作品。

何もない田舎の描写、奇祭のろろ祭りなどはものすごく良い。
冒頭の「いいところですよ。ひともいいし、魚も旨い。」の繰り返しは、物語世界に
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.7

主人公のしかめっ面が非常に印象に残る映画。
娘を失った主人公のとった奇策が引き起こす何度にも渡るどんでん返し。
行き場のない怒りをぶつける主人公については痛快に思いつつも、どうしようもない事件はあるよ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.4

映画を観てこれだけ疲れたのは久しぶり。

兎にも角にも奴隷剣士カッタッパ萌え。
序盤のおとぼけコミカル演技、父バーフバリとの格闘コンビネーション、結果的にバーフバリを裏切るまでの心情、しまいにカッタッ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

お気に入りの前作を超えられなかったため、点数は辛め。

まさかのエルトン・ジョン大活躍なのだが、自分が見たかったのはそれじゃない。
狂った悪役と大暴れするキングスマンのエージェント達のアクションは大幅
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.6

年明けギンレイホール2本目。「ローマ法王になる日まで」に続きまたまた信仰絡み。
侵攻側のソ連軍が修道院を襲い、多くの修道女が子どもを身籠ってしまうという衝撃の実話。
信仰がドグマのように凝り固まってい
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ローマ法王になる日まで(2015年製作の映画)

3.2

信仰者というよりも、上司と信念の間で揺れる中間管理職の悲哀の話と受け止めた。

アルゼンチンの軍部独裁については知識が全くなかったので驚かされるシーンが多かった。特に軍部が捕らえた民衆を飛行機に乗せて
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.2

ポワロが善と悪の二分法で物事を語っている前半のシーンが気になっていたら、そういう結末に導かれるための伏線だったのね。説教くさいシーンでややくどさを感じてしまったのは残念。

推理披露シーンは最後の晩餐
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.7

これはローグワンを軽く超える「特別な力を持たない者」たちの物語だ。
その象徴が整備士のローズ。登場時に「器量の悪いアジア系娘wwお笑い芸人にいそう。」と思った自分をぶん殴りたい。フィンとのやりとりを見
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

アメコミ好きの友人と鑑賞。鑑賞前にキャラの特徴が分からなくても十分楽しむことができた。
・フラッシュ最高。おとぼけでいい味を出していたし、動きのCGがよい。
・ワンダーウーマンには前作から惚れている。
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

2.3

監督の作風からして穏やかな雰囲気の感動作かと思って見たのだが、ほとんど心を動かされなかったのは何故なのか。

・編むものとして3人で作ったものが悪ふざけとも感じられてしまったこと
・主要人物3人があま
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.3

ダイアナが想像以上に強く、相方役のスパイは添え物かと見せかけて最後にらしい生き方をしてくれたのが一番心に残った。
「僕は今日を救う。君は世界を救え。」その言葉とともにダイアナに渡したのが、時計(現在に
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.0

劇中で対峙するゴジラから畏れや絶望感が全く感じられなかったのが何より最悪。内閣総辞職ビームの2万分の1以下の強さでは?ろくに火炎放射も吐かないゴジラなんて。。
地球を離れることになった時点のゴジラの脅
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HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION(2017年製作の映画)

4.1

祭がとうとう終わってしまった・・という空虚な気持ちだ。

今回は無名街爆破、スモーキー瀕死という予告編でルードの出番がどうなっちまうんだ・・と心配していたが、まさかの展開でSWORDの中で一番目立って
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

1.8

絶賛されていて恐縮だが、自分にとっては限りなく睡眠に誘う作品という感想しか出てこない。
前作のようなカルト的人物たちは出てこず、アクションは弱い。ひたすらウェットなシーンと心象風景。そこがいいという人
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.3

最近読んだ町山智浩さんのアメリカ映画本に書かれていたネタバレをものともしない怪作。怖い映画は得意ではないが、気味悪さとアクションの割合が絶妙でドントブリーズに近いものを感じた。

主人公が招かれるアー
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

2.5

猿の惑星 新世紀 と比べると明らかに質の落ちた作品で残念。

ヒール役の大佐の行動原理がよく分からないうえに全く魅力的でない。前半はストーリーが退屈、後半は舞台が一箇所に留まって盛り上がりも今ひとつ。
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.2

全二作からテイストが変わって、やや大人しめの作品。ピエール瀧と西田敏行は大暴れしていたが、それ以外の登場人物のキャラ発揮具合が弱く勿体ない感じがした。

とはいうものの、「迷惑もハ◯ーワークもあるかい
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