やまさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.5

これが本当に普通。
ラストが最高だ!ととても印象に残っていたが
見返してみるとそれまでが死ぬほど退屈だ。

要は何も起きない。
ちょっとしたコントが広げられるだけで、
ラストまでの静けさが表現されてい
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.7

舵のとり方をミスってる感じはする。
でも面白い。
ジョーンズもクラーケンもヤバい奴感は確かにある。

2からウィルもエリザベスも溶け込みすぎてくる
キャラクターを知りすぎると、もっと欲しくなる。魅力的
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.8

ジョニーデップが何にでもなれると
証明した映画だと思う。

1が一番良いと思った。
続々と陽気な奴らが集まってくる。
酒場の奴らもみんな血気盛んだ。
その中でのウィルターナーの存在は
目立つし、エリザ
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.8

ジャウムコレットセラ監督作品。
エミリーブラントって永遠に良いなぁ。
いつになっても素敵だ。

ドウェインジョンソンも加えて
さらに、この監督って、、、
ヤバすぎるでしょ!と思っていたが、
意外と普通
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余命10年(2022年製作の映画)

4.0

テオアンゲロプロス監督の「永遠と一日」が一瞬映ったのを見逃してない。
そして差し入れにリポビタンDの箱詰めが
ちらりと映ったのも見逃してない。


藤井道人監督の作品は分かりやすい丁寧さがあると僕は毎
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

記念すべきアイアンマン1。
こちらも久しぶりに観た。
冒頭の場面を再確認したくて鑑賞したのだが、
面白くて全部観てしまった。

ロバート・ダウニー・Jrのキャラクターは最高だし、有名なラストのセリフは
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.3

レビューがたまりにたまっているのだが、
先行して書く。

何年も観たいと思っていた今作品やっと観れた。
ブレッソン映画の中では、やや物足りなくも感じたが、それでも永遠に観ていられる。
画がいちいちカッ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.9

昔観た時には
単なるパニック映画としか思わなかったが、
こりゃあいい。

宇宙と地球にいる人が手を合わせる、
赤ん坊と父親であるのがまたさらに良い。
こんなの泣ける。

また別の家族で、
娘と別れる場
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

前の「ウエストサイドストーリー」は、観たことがない。
カミンスキーのカメラは最高。
冒頭が最高すぎる。

冒頭とダンスシーンは予告でも散々観たが、
グレーディング含めてかなり良い。
こういう場面を観る
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アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

4.3

スコセッシ映画。
であるが、他レビューでもあるようにブニュエル的アプローチを感じます。

ただの会社員が深夜に出来心から、様々な災難に遭遇し街から出られなくなる話。

いわゆる"不条理"映画なのだが
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(1963年製作の映画)

4.0

小さい頃に母親に
「そんなに映画観てるなら、ヒッチコックぐらい見ときなさいよ」
と言われ小学生の頃だったか中学生の頃に観た記憶がある今作品。

その後も一部分などで何度か観たことはあるが久しぶりに全編
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

新作がとても楽しみで鑑賞。
なかなかなかなか気持ちが悪い映画。
カニバリズムとか何だか知らんが気持ちが悪い。

ただ冒頭の人を食うために、相手を車に轢かれさせる場面とか、どういったらこの思考に辿り着く
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.7

昔の名作を現代風に落とし込むって最近多いな。
snsの映像を使うとかとても多い。


シンプルにバケモンと彼らの攻防は良かった気がする。
ベットの下に鏡を利用する場面、バケモンがドアの後ろに隠れるのに
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悪人(2010年製作の映画)

3.8

深津絵里の赤色が印象的な映画。
妻夫木が殺してしまうきっかけに正直無理矢理を感じてしまうが、最後までどん詰まり感があっていい。

こうなるしかないという男女の逃避行は、
どの年代の作品観てもいいもんで
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

ティムバートン映画は子供向け用に見えるが
トラウマになりかねない絵で構成されてると個人的には思ってる。
チビおじさんがあんな風に踊ってるの最高だし怖い。曲もいい。チュイーンチュイーンオーディローング
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テッド(2012年製作の映画)

3.7

テッドのビジュアルが本当に好き。
ぬいぐるみなんて買ったことないのだが、テッドだけは実家に1匹、自分の家に1匹ある。
いつか僕の家のテッドも目が覚めて欲しいもんだ

ふざけたシーンばかりで、
ひたすら
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

4.0

7?8?年前の大学1年生の頃に出会った今でも毎日のようにぺちゃくちゃと映画の話をしている友人と初めて観に行った映画。
かと言って思い入れも特になく内容もすっかり忘れていた。
時間が経ってあの頃よりは映
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

良かった。
踊る場面のシャッターに映る影が美しかった。
あんなのが撮れたらどれだけ最高か。
羨ましい。

反復映画。
同じ場所、同じ人、でも違う。
最後は全て逆順に進んでいく。
この解放感たまらないな
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.8

面白い。
飛行機→家でほぼ完結している映画。
飛行機の場面は動けないからこその展開の数々であった。家の場面は扉の裏を使っての攻防。
めちゃくちゃ良い。2つの扉の裏を意識させる。

キリアンマーフィがカ
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アンノウン(2011年製作の映画)

4.0

ジャウムコレットセラ監督作品。
面白すぎる。
事故により気を失い、目を覚ますと自分を名乗る男がいて…。といった話。

シンプルに面白い。
この監督の映画はヒッチコックとまでは言い過ぎだが、アトラクショ
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スルー・マイ・ウィンドウ(2022年製作の映画)

3.8

スペイン恋愛映画。
隣の金持ち男に惚れてしまう話。
顔面が最高レベルの女性だから許されたストーカー行為と顔面が最高レベルに高い男性だからこそ許される変態行為の繰り返し映画。

彼らに限らず取り巻きの顔
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

3.8

ずっと気になっていた今作。
やっと観れた。
「セブンシスターズ」を作った監督とは思えないほど無茶苦茶馬鹿馬鹿しい。
しかし、妙に楽しい映画である。
この撮影現場は絶対に楽しい。
てかこんなの僕も作っち
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

3.6

とてもグラフィカルな作品であった。
「2001年宇宙の旅」を想起させられるようなデザインの施設でもある。

イマイチ何が起きているのか謎な映画であったが
(むしろ監督のやりたい演出を詰め込んだ映画にも
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.8

デンゼルワシントンがガチで怖い。
しかし、どこか優しさも滲ませている表情だとも思った。「孤狼の血」は今作の影響少なからず受けていそう。

1日の出来事にしては贅沢がすぎる。イーサンホークを悪への道を誘
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ソルト(2010年製作の映画)

3.9

随分と昔にも観たことがある。
面白い。
警察署を出てから逃げ切るまでの流れが良い。
ノンストップアクションとはまさにこれ。

その後の展開も良い。
やっていることは基本的に同じではあるが、物語が進むに
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

「ストレンジャーシングス」のような「ゴーストバスターズ」。
それなりに面白いが物足りない。
毒がないというべきか。

母親がシガニーウィーバーの立ち位置同様に
キツイシーンがあるのは笑えた。
ラストが
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

また仕事が大変なことになっていて、
映画観れないしレビューが溜まっています。

ちょうどレビューを書いている最中に
監督がお亡くなりになったことを知った。

このチープなCGが逆に良いという作品。
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.3

超大傑作。
イーストウッドは過程の美しさ、人間がどう動いたか、過程に人間の本質を見出すような作品が多いイメージ。

動と静が上手く絡み合っていて
ただその静の瞬間にも感情の動きがあり、
これはアンジー
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テイキング・ライブス(2004年製作の映画)

3.8

おもろい。

もはや犯人は始まった瞬間からイーサンホーク以外ありえないのだが、アンジーとの掛け合いが良い。
犯人と気づいていないアンジーの様子を見る映画だこれは。

これまで彼女の出演映画はあまり観て
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.8

昔、死ぬほど金曜ロードショーとかで放映されていたはず。
印象的な場面が多い。

ガキの頃に観た映画というのは、
どうしてこうも記憶に突き刺さっているのか…。

久しぶりに観たが、
この監督の映画はシン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

よかった。
彼の映画は観て分かる通り独創性の強い絵作りをしている作品ばかりだと思うが、個人的に何か違うなぁと思っていたが、ストーリーなのだと思った。話が妙に邪魔していたんだなと認識した。

今作品は全
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DEATH DAYS(2021年製作の映画)

3.7

「プールに金魚を」ほどの味わいは感じられなかったが今作品も変わらずこの監督らしいワードセンスが光りまくってる映画だと思いました。

ほぐし水でここまで引っ張れるのは良い。
このどこかATG映画らしさを
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

コイツをいい奴に仕立てるのは流石に無理があるみたいだ最高。

前作は目の見えない彼を仕掛けとして演出していたと思う。2では主人公らしく足枷として機能していたと思う。
なかなかエゲツない演出が多かった記
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.8

ここまでくると1に比べて見劣りする。
なぜなら全ての手札をもう使い切っている。
しかし、2人のキャラクターが良いので突っ走れてる。

お祭り?のような場所にてダフネが襲ってくる場面が最高だ。彼女も最高
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.9

もう一つ人生があったら、
殺し屋になってみたかったと生まれた時から思ってる。そんな人は楽しめるのではないかと思う。

派手な演出はなく、
今も活躍するベテラン俳優さんたちによる貫禄が
この映画を作り上
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.8

演出の宝庫だと記憶していたので鑑賞。
このでかい怪物がどのようにして暴れるのかをしっかりと楽しませてくれる。

砂埃は舞うし、柵や建物やぶっ壊しまくる。
彼女がズボンを脱いで逃げるのが、良い意味でダサ
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