やすやすさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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滑走路(2020年製作の映画)

4.5

とっても切なくてとっても悲しくてとっても
胸が痛くて本当に苦しくなった。それでも観
て良かったと心の底から思えました。
三つのエピソードが絡み合い平行で描かれま
すが徐々にその謎が解かれて真相が明らか
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

うーん、これは期待外れでしたね。一昔前の
刑事ドラマの様です。ネタとして意図的にし
ているのかと思うほどセンスが無くとにかく
全てがダサいです。冒頭の主役二人の写真入
りクレジットタイトル不要です。コ
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

4.5

くぅーーー泣けたーーう、うぅー
のび太のおばあちゃん…。゚(゚´ω`゚)゚。
幼い頃に最初の劇場版、のび太の恐竜を父親と
一緒に鑑賞して以来40年ぶりに劇場でドラえも
んと再会しました。当時コロコロコ
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水上のフライト(2020年製作の映画)

4.2

今作の主役を演じた中条あやみさんを私が知った
のは3年前に公開されたチアダンを鑑賞したのが
きっかけでした。それまで彼女のことを全く知ら
ずスクリーンに映るスラッと背が高くキュートな
顔を目の当たりに
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罪の声(2020年製作の映画)

4.5

いやいや実に見応えがありました。実際に起きた
事件を元にした物語だからこその重みをこれでも
かと感じた。事件当時は私自身は子供だったけど
学校でも友達と話した記憶は今でも残っています。
その幼き日々の
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風の電話(2020年製作の映画)

4.2

風の電話とはいったいなんだろう?
「天国に繋がる唯一の電話」ってこの映画は
オカルト、ファンタジーなのかと当初思って
いた自分が本当に恥ずかしい。
この電話線が繋がらない風の電話は実際に岩
手の大槌町
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星の子(2020年製作の映画)

4.2

芦田愛菜さん目当てで鑑賞しました。なので事前
に内容はあまり重視せずに新興宗教が絡む家族の
ストーリーとしか把握していませんでした。
でもって楽しみにしていた愛菜さんの何とも愛ら
しい制服姿と繊細さが
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

4.5

大好きな作品です。人から感動出来る映画を聞か
れる度に勧めていました。竹内結子さんの追悼の
思いを込めて久しぶりに鑑賞。
やっぱりラスト15分が圧巻。ヒロイン、澪役の竹
内さんの一人語りがひたすら続き
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

-

今さらミッドウェイか〜…昔チャールトン・へス
トンやヘンリー・フォンダらオールスターキャス
トの作品TVで見たな〜。まあ日本の運命を変えた
決戦を劇場で体感するのも悪く無いかなと思い足
を運びました。
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

4.5

物語の骨格はラストレター(LL)と一緒です。
だけど今作の方がより涙腺を刺激されてLLでは
泣かなかったシーンまでも涙してしまった。
それはなぜだろう…。一つには既にLLを観てい
ることによって世界観
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.2

2003年のイラク戦争の勃発を何とか阻止しようと
尽力した勇気ある女性の物語。
全編緊張感に満ちあふれて画面にくぎ付けとなり終
始見応えがあった。
鑑賞後に主に2つのことを考えずにはいられなかっ
た。
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

5.0

もう感動で胸がいっぱいです。見終わって
夢見心地です。こんな素敵な作品はなかな
かお目にかかれません。藤井監督の作品を
これまでもいくつか見ましたが過激な演出、
ストーリーが強い印象を残していました。
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

4.0

面白かったです。とても引き込まれました。
原作未読で予告編やあらすじで見聞きした
ストーリーを信じていたので今作を観て自
分が青くて痛くて脆い人間であることを痛
感しました^^;

人の本質が色々と覗
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千羽づる(1989年製作の映画)

-

1954年、広島市内のとある小学校6年の生徒
たち。みんな明るく元気な子ばかり。終戦か
ら10年近く経ち表面上は原爆の惨禍を脱した
様にも見える。
あれ、この映画って原爆投下の放射能が原因
で発病した
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

4.2

全国で僅か16館しか上映してなくて硬派で
集客力無さそうな作品をよくぞ新潟で公開
してくれました。しかもミニシアターでは
なくシネコンで。これはありがたいです。
知らなかった歴史的事実や実在のジャーナ
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

4.3

浜辺さんと北村君が再び共演。アニメを含めば
3度目の映画での共演。キミスイで5回劇場に足
を運んだ自分としては観ないわけにはいかない。
キミスイの時は一般的には2人ともほぼ無名だっ
たこともあり北川景
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(2020年製作の映画)

4.2

仕事が休みだったので幸い先行上映を鑑賞
出来ました。とっても良かったです。期待
した以上の出来栄えでした。
ロマンチックな雰囲気に包まれつつ同時に
人生の苦難、厳しさがこれでもかと描かれ
ていました。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

「スタンドの片隅で愛を叫ぶ」
そんな熱く燃えたぎるフレーズが頭に浮かんだ。

ほぼほぼ舞台は甲子園のアルプススタンドの一角
のみ。こういう作品をワンシチュエーション映画
と呼ぶのでしょうか。
元々舞台
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バハールの涙(2018年製作の映画)

4.1

日々何かと戦っている女性は世界中に数え
切れないほど存在している。でも銃を手に
取り最前線で本当に敵と対峙している女性
は稀であろう。そんなSF近未来世界の様な
驚くべき話が現実にある。それがクルド人
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

5.0

鳥になれ〜おおらかな〜翼を広げて〜
五輪真弓さんの名曲が思わず頭に浮かんで
歌いたくなりました。興奮と感動でボロ泣
きです。
これはもうリアル「ニルスの不思議な旅」
ですね。子供の頃に見ていた懐かしい
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トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡(2016年製作の映画)

4.0

今作で千葉に銚子電鉄なるローカル線が細々
と運行していることを知りました。そして廃
線の危機にさらされ存続が危ぶまれているこ
とも…
そこで電鉄盛り上げのために地元の高校生が
電車と高校生ランナーのリ
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マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

4.5

ああ、こんなに魅力あふれる女性がかつて
インドに実在したんだ。とにかく興奮と感
動と信じられない思いで胸がいっぱいにな
った。勇猛果敢とは彼女のためにある言葉
だろう。大声で味方を鼓舞する姿に思わず
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ステップ(2020年製作の映画)

4.5

物語の概要から鑑賞前に覚悟していたけど
もう涙、涙でした。
幼い娘を残して妻が病気でこの世を去る。
人生って本当に過酷だし運命の残酷さを呪
いたくもなる。でも悲しみにくれたところ
で事態は何も変わらな
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.3

うん、うん、これは面白い。アナさんこの作品
でいったい何人の野郎どもを殺したのだろう。
次々と群がる敵をバッサバッサと華麗に打ちの
めす。モグラたたきの様にどこからともなく湧
き出てきたら頭にズドン
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

長澤まさみさんがビッチ、毒親、性悪女ぶりを
これでもかと体現してくれました。貧しい親子
が生きる姿をひたすら追い続けた作品を最後ま
で退屈せずに鑑賞できたのは長澤さんの美貌を
含む魅力がかなり貢献して
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

劇場にて鑑賞。昔TVで一度見た記憶がある
けど大きなスクリーンと優れた音響で体感
すると印象が全く違う。あまりの素晴らし
さにただただ感動させられた。冒頭から久
石さんが紡いだ壮大で美しい曲が流れ作品
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左様なら(2018年製作の映画)

4.2

一人の女子生徒の事故死、その後に起
きたイジメをきっかけにクラス内の人
間関係が微妙に変わっていく様子が実
に丁寧に描写されています。
ボス的な女子に反抗的な態度を見せた
為に仲間外れにされる主人公。
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デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

4.1

ベトナム戦争を描いた作品を劇場では初めて
観ました。この戦争にオーストラリアの兵士
が参戦していたとは思いも寄りませんでした。
作品のタイトルは一見するとピンと来ないで
すが自陣にも着弾する危険性があ
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旅立ち 〜足寄より〜(2008年製作の映画)

4.3

松山千春さんが歌手としてデビューする
までの経緯を初めて知りました。さらに
彼が生まれ育った北海道の足寄をあしょ
ろと読むことも恥ずかしながら同様です。
松山さんの才能を見いだしてくれた恩師
の様な存
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.8

歌うことが何よりも好きな夢見る少女が
歌手としてスポットライトを浴びるまで
の苦難を描くインド版「スター誕生」の
様な物語を鑑賞前は頭に描いていました。
でもそれはとんでもない浅はかさせであ
ったと気
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

これは劇場で観たのは大正解でした。1950
年代前半の物語に触れてこんなにも身につ
まされるのはなぜだろう。それは昔話では
無いから。今作で描かれている朝鮮半島を
取り巻く世界は当時から今に至るまで続
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愛を積むひと(2015年製作の映画)

4.8

たくさんの愛があふれた感動作品でした。夫
婦愛、親子愛、過ちを犯した者への赦し…
長年連れ添った妻の死とともに気力を無くし
生ける屍の様に成り果てた男。しかしその亡
き妻から届いた複数の手紙が男に生き
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.5

「家族ゲーム」の森田芳光監督がこんなにも
面白い作品を残していたとは思いもよらなか
った。殺人事件を題材にしているので面白い
というのは語弊があるかもしれない。いや、
本当に見応えがあってズブズブ引き
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

5.0

劇場にて全くの初鑑賞です。
繰り返し幾度も流れる美しくも悲しげな旋律が
胸をこの上なく切なくさせる。特に言葉になら
ない女性の歌声が本当にうっとりするほど魅惑
的だ。スキャットの言葉しか知らなかったが
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もみの家(2019年製作の映画)

4.6

不登校の女子高生が地方の自立支援施設
で農作業に励み集団生活を通じて自身を
見つめ直す物語。
昔スパルタ教育で話題になったヨットス
クールとは大違いで極めて優しさに満ち
溢れた雰囲気。「北風と太陽」で
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

4.3

映画鑑賞のメリットは様々ですけどその中
の一つとして知らなかった現実を目の当た
りにすることが挙げられます。あるいは既
に知りえたことを切実なものとして実感出
来ることも大きな意義があります。
今作で
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