yさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.1

私なりに感じたフェミニズムってこうあるべきなんだって。結婚or出産して家事や子育てをしながら社会で今まで通り生きていく不便さにあーだこーだと声を上げる女性に対し、少なからず贅沢だと思っていた。フェミニ>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

2.9

言葉一つ一つ、場面一つ一つが重い。1時間過ぎるまで思ってたのと違うって事がしんどかったけど、1時間過ぎたらへんから漸く登場人物の背景に寄り添えるというか、のめり込んでいった。「一緒に笑ったりできないん>>続きを読む

愛の棘(2014年製作の映画)

3.6

全てにおいてイライラさせる感じがリアル過ぎる 最後の涙は、彼女へでなく自分自身へなんだろうなと私は思いました

裸のランチ(1991年製作の映画)

3.1

ずっと嫌なものを見る目で観てた。監督がただの変態なのか、はたまた実体験なのかとか想像して楽しめる作品 このヌチャぁ〜とした特殊メイク、造形が一番ワクワクする笑 なんでんかんでんの社長にしか見えないヴェ>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.8

あなたは幸せ?それとも幸せなふりをしてるだけ?_観る前、序盤どんなサイコスリラーなんだ…?と思ってたのがラストは静かに涙が溢れた。冒頭の美味しそうに見えない食事、綺麗な映像、流れる音楽、話が進みながら>>続きを読む

恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.8

"あなたが濡れたら機械は錆びる"って名言過ぎない?笑_ママの恋人がとにかく素敵。恋する事、愛する事の苦しみ歓びを目一杯感じれる映画。たとえそれが、何であろうと

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.0

ずっとお洒落_冒頭、ラストの愛の台詞なんて永遠記憶に残るだろう。小さい頃、部屋で父が流した音楽の一つがまさかマイルス・ディヴィスだったなんて観なきゃ永遠に知れなかった

アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.9

ヤンシュヴァンクマイエル的な"アリス"かと勝手に思って観始めたら全く違うアリスです笑 1回目ビビり倒してて誰が誰かさえまともに追えず、余韻覚める暇もない内に全部を知ってから観た2回目それはそれは怖過ぎ>>続きを読む

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.9

これが実話なんだから。脱獄過程のハラハラドキドキも、ストーリーも最後まで気が抜けない

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

早く大人になりたいと願う日々はもう来ないし、青春(こんな青臭くて眩しい日々)は二度と味わえないんだよなぁ

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

一瞬一秒でも力抜いたらもうお終い感_ジェットコースターの一番最初の山場で諦めて首振り回されるタイプの私には1度目の感想が溜息しかなかった。内容が難しいと思ってたけど2度観てわかったのは逆行がもう意味わ>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.9

しんどい、重い、暗い。
それでも母を求め愛してるのが苦しい

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.8

昨日まで知らなかった者同士が簡単に出会える様になった世の中、もし知りたくなかった過去をふとしたきっかけで知ってしまっても変わらず愛せるかな_知ろうとしたのは勝手だし、嘘だったのかもしれないけど、愛して>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.2

夫婦になったら「別に知らなくていい事」「別に言わなくていい事」「別に聞かなくていい事」"別に"が静かに積もっていく 知ったところで言ったところで聞いたところで…って思っちゃうのも良くないなって小さく思>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.1

確かに、ボーダー2つの世界だった_。ファンタジーなのかと勝手に思ってたらしっかり重い社会派だった。けれど突っ込みたいシーンは個人的に多々あって、りん◯ろーにしか見えなくなる瞬間とか、苦手なキスシーンは>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

主人公2人(バディ)がめちゃくちゃよかった_サスペンスにもコメディにもヤクザ映画にも何にも属さず、退屈せず、無駄なく「なぜ?」は置いといて目の前に差し出された仕事と人間関係にだけ視点を置いてるのがとて>>続きを読む

シャンドライの恋(1998年製作の映画)

4.0

ラスト3秒が永遠となる作品_私はこのラスト好き。映画として二人の心情として、この一瞬に全て要約されてた気がする ラスト15分で全て持ってっちゃう映画は幾つかあっても、ラスト3秒で全て掻っ攫う映画はこれ>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.5

不気味of不気味…。
どれが現実?どれが夢?いや、ただの妄想?…観終わっても巻き戻したとしても不気味な事と隣人ウザいって事以外何も明確にわからない怖さ、逆にその2つがハッキリとわかるリアルな怖さ笑 要
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

4.2

いやラスト…!私は、めちゃくちゃ面白かった。最初の2人で燥いでるシーン大好きだな あれあってのどんどん雲行きが怪しくなってミステリーに突入してく感じ。大々的に派手な何かがあるわけじゃなく静かに背筋に感>>続きを読む

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

丁寧にページを捲る微官能小説みたいなフランス映画_愛し合う時間は未来なんて要らなくて、今この瞬間2人だけでいいと感じる絶頂が幸せだとよくわかる、物憂げな美しさを噛み潰すえっち

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.9

アンハサウェイの口が裂けるなんて可愛い情報だったんだな_本編は想像以上にダークでブラックでアダルトだった。私みたいな思春期にパンズラビリンスやナニーマクフィーに思い馳せてワクワクしてた人間には、たまら>>続きを読む

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

3.3

もっと派手に暴れてほしかった!女の友情が一番"グロい"… ちょいちょい挟む小ネタと音楽がいちいち良くて「ファイナルディストネーションじゃん」は、大笑いした

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

ラスト「あぁ…目覚めてしまったんか…」この一言に尽きる 直視出来ずに目を覆いたくなる箇所が数箇所あるけど、あからさまに、血が飛び交うシーンよりも静かなグロさが多々あってしんどかったり、何より口から髪の>>続きを読む

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.3

"薬、ダメ。ゼッタイ。"の、なんで?を知れるいい作品 もし、その一瞬の快楽に溺れたくても興味本位で手を出そうなんて思えないくらいに怖い テンポが素晴らしく悪夢

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

4.1

植物を愛でる全ての人へ_
最初は戸惑った尺八の音がどんどん大きく感じて癖になる 何から何まで不気味で、何が真実かわからなくなった。観終わった後、目の前にあった植物と目が合った気がして…

ロバと王女(1970年製作の映画)

4.2

おとぎ話は、こうでなきゃ_レトロで不気味な世界、たまらない。"できなかった事をたくさんしよう"の一つが、お菓子をたくさん食べてみたいってキュンキュンした お父様が座ってたお目目クリクリの白いモフモフの>>続きを読む

ストーカー(2002年製作の映画)

3.2

うわ…何とも切ない?やるせない?哀しい…?余韻でじわじわ考えてしまう

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

思ってたのと全然違った(いい意味で)
「聖なる鹿殺し」で惚れたバリーコーガン君目当てで観た もっとシリアスなのかと思いきや、パニックおバカ青春白書…笑 後から後からヤバいかも…最悪だ!ってパニくる心情
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.8

静脈と動脈が交わり感じる鼓動___
愛は愛だとありのままの愛を描くドランが大好きでファンで尊敬している もどかしさやリアルさに胸を締め付けられドランの笑顔に救われる 彼の作品は2、3日余韻が続くけど嫌
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

5.0

いやー面白かったぁぁ
予想できるようで予想出来ず後半一気に引き込まれて私息してた?状態
アレックスを見て「マーヴィン!!!!」って心が叫んでしまった。あー何も言いたくないけど言いたいううっ
9つの国の
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.6

シンメトリーに気付いてから一気にゾッとする バリーコーガン君のファンになりました

BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

‪目線がエモくて___似たようなの毎年夏に観るけど 少年と一夏の恋と揺らめく水面、美しいにも程がある🎽好きっていう感情に悩む心が切ない