yoko45さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)

3.8

マコノヒーらしい映画。俳優の役作り・体作りに感心する映画の一つ。評決のときから20年以上、映画に関わるマコノヒー自身と今作の主人公の持つ情熱は似ているような気がします。エドガーラミレスも良いです(この>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.2

これは参りました。最後泣きっぱなし。めちゃくちゃで有り得ない設定は度外視、父と娘の親子愛の話として観ることができました。黄色い風船、素晴らしい子役、愉快な服役囚たち、気球、12月23日、しばらく頭から>>続きを読む

JOY(2015年製作の映画)

3.6

 蝉の絵本や披露宴の光景は笑ってしまいます。ジェニファー・ローレンスがみせる喜怒哀楽に感心。声が印象に残る面白い女優です。

ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.5

愉快でないことばかり、唯一の救いは家族だけ。社会の中で生きる以上、誰しも主人公のような境遇に陥る可能性も。社会問題を扱う意味でダニエルブレイクや午後8時の訪問者を連想。

アイヒマン・ショー/歴史を写した男たち(2015年製作の映画)

3.7

 世界に伝えようと奮闘した方々のおかげで今も資料や映像が残り受け継がれている。収容所から生還した方の体験談が当初真に受けられなかった面があったのならそれも悲劇。アイヒマンが何者かは学者、研究者に任せる>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.9

 認知症役のクリストファープラマー、1965年のトラップ大佐から50年後、素晴らしいです。ブルーノガンツ(ヒトラー最後の12日間を観たあとだったので)もう少しみたかった。ディーンノリス、態度豹変の演技>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞。市民まで巻き込み多くの犠牲を出すなか、異常な地下壕の12日間。この人物を感情ある一人の人間として描くことに議論があり(自分も否定的)、秘書の回顧も家族的で中立性がないと思われます。が、過>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

 久々に観終った後も悶々と考える映画に出会う。記憶、良い意味で裏切られました。巨大・縦長な物体内での重力の反転や異星人との接触の場面は新鮮。混乱に陥った地球が英雄的な主人公の活躍で救われるような派手さ>>続きを読む

劇場版 シドニアの騎士(2015年製作の映画)

3.5

今の感性を知りたくて鑑賞。弐瓶氏がアキラや風の谷の影響を受けたとの情報も鑑賞理由。ラブコメだったんですね。観ながらヤマト・ガンダム・エヴァの残像が頭をかすめるのは自分の年のせいか。光合成、中性(性別未>>続きを読む

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

4.2

6月12日のラヴィングデイ(アメリカ)知りませんでした。かつて異人種間結婚が裁判で争われていたことも。人種差別を扱う映画は闘争的、暴力的な場面があったり悲壮感や絶望感を伴うものが多い印象ですが、本作は>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

アメリカ的な仕上がり。原作と比較せず割り切って楽しむべきです。ヨハンソン適役、映像○。自分とは何か、なぜ素子はネットの世界に行ったのか、なんて考える原作とは別物ですね。自分のルーツは探していましたが

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

 最初から面白く最後はまさかの涙。
 同じ時間を共にしている家族は宝。
 背景のドタバタ戦闘を無視した会話、空間、時間がたまりません。口が悪くても気持ちが通じ合う瞬間も良いです。最後涙する展開、葬儀、
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.4

 良かったです。観たあとに自分は若い頃どうだったかなと振り返りました。はじめは家族構成や人間関係が分からず唐突に叔父の事件が出てきて戸惑うも後になって納得。ヘルメットとバイク二人乗りの場面をもう少しみ>>続きを読む

ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.0

 想像と創造力、行動力、忍耐力、色々な力を持った方。5才,10才で描いた絵は子どものものとは思えない繊細さ。彼女は生きるために必要な分だけ自然から分けて貰う基本的なことを当たり前に行ったのだと思います>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

 冒頭から子役に導かれるように引き込まれました。走る姿に胸を締め付けられます。施設から養子に出され子役はここで終わりかと思いきや、大人になってからも回想などで子役とその兄、母親が度々スクリーンに現れ、>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.5

 見事、涙。ここまで純粋に真っ直ぐなら文句ありません。
 エマワトソンを美しいと感じました。冒頭、酒場、図書館、舞踏、最後の花片が落ちた後、そして再生復活、多くの場面が印象に残ります。上映時間も長く感
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.7

 映画館で観た方が迫力があると思い鑑賞。ジェニファー良かったです。ハンガーゲームを観ていくうちに最後の方は下降気味に感じていたので。クリスブラットを殴る蹴る場面は持ち味発揮でしょうか。あまり肌を露出し>>続きを読む

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.9

音楽なし、高揚感なし、淡々と流れる物語、しかし飽きない、眠くもならない。女優の力に誘導されて引き込まれた感覚。主人公の横顔と煙草をふかす場面が多いのが印象的。ダニエルブレイクの次に観賞、欧州の社会情勢>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

 政治家から庶民まで多くの人に観てほしいです。
 人としての尊厳を失うまいとする主人公、助けられた家族が助ける側に回る光景、他にも胸に迫る印象的な場面が多くあります。ゆりかごから墓場までの国はどこへ。
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

 サミュエルこういう役◎他の欧州俳優陣も。動き新鮮。少し切り過ぎふっとび過ぎの感ありますが、続編どうなるか

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.7

これは感想難しいです。3つの色調が印象的。純粋で内面重視の話。あの砂浜での描写に驚き、固まってしまいました。影像も演技も良いとは思うのですが・・この切り口は理解が追いつかないです。アカデミー賞どういう>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

ほとんどオールスター祭典、もう訳分からなくて4.0.どこに焦点をあてて観ればよいやら。少し気になるヴァンキャンプ

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.3

作品を生み出すために多くの時間と情熱を捧げた二人の友情。主演二人は良いのだが、なぜか惹かれなかった。自分が文学をよく分かっていないためか。やはり手紙、気持ちが伝わる。

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

3.4

 DVDで。自然が豊かなフランスの島の景色は大きいスクリーンで観た方が良いかも。
 夫婦、親子、男女関係はやはりフランスの国柄を感じますが、それぞれが抱える悩みは国柄関係なく共通するもの。観終わってノ
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

理屈抜きで面白い。これはMARVELの革命では?クリスエヴァンス、ヨハンソン最高です。レッドフォード老いました・・信頼してこそ組織は機能する、でも簡単には人を信用できない、深いです。22○、da○さん>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

出演者みな若い…。最後のジュード・ロウ、旅に出ると言ってまさかと思いましたが・・あの場面はつらいです。
内容は20年前の映画とは思えません。遺伝子関連技術は進んでいますが、その進歩や情報の恩恵を受ける
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.1

やっと観れました。温かい映画。小論文(死の谷に進む600人の軽騎士)「誇りある人を目指して勇気を持て、失策した指揮官(自分に命令する人)のためにも祈ってやれ」は印象に残る言葉。終盤主人公が自分で進路を>>続きを読む

ヒトラー最後の代理人(2016年製作の映画)

2.9

これほど淡々とした映画も珍しい。しかも殆ど尋問。
実際の取り調べもこんなものだったのでしょうか。映画としては回想の場面があってもよいのでは。
命令の着実な遂行が絶対、異議を唱えること疑問も持つことが許
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アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2016年製作の映画)

3.5

青黒の色調相変わらず。ベッキンセイル、一作目から13,4年?がんばってます。もう一回あるのかな。娘役強い

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.4

 こういう視点、作り方もあるのか、独特です。カメラの動き(主人公の表情と背中からの撮影中心)、音楽なし、そのため映画を観るものはサウルの目となり耳となり周囲の状況を想像することに集中できます。
 受け
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.7

過去の過ちと向き合い前へ進むために。ドイツ歴代首脳によるイスラエル国会でのホロコースト謝罪演説が行われているのもバウアーのような方々がいたからでしょう。では日本は?勉強になりました。でもおしい・・性的>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.8

面白い。観ている間ずっと口もとが緩みつつ親子のやりとりにくすぐられる。ラッセルクロウ久々に良かった。これは二作目期待してしまいます

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.9

2Dで。最初の映像が新鮮で話も面白い、エンシェントワンが透明感あり知的、でもおしい、最後の敵のあの映像、暗黒の敵の描き方は難しいですね。時間のループも・・オールユーニードイズキルで徹底的に見せられたか>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.4

家族で鑑賞。驚きです。その人の持つ雰囲気は内面からにじみでるもの。生田の目が本当に女性のようです。桐谷も素朴な感じに好感持ちました。このすばらしい子役は誰でしょう、今後活躍してほしいです。編み物の場面>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

2019/02/08再鑑賞
この映画、ラストが素晴らしい
二人のうなずき、人生そのもの
あらためて観て本当に良かったです
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2017/02/2
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.3

これはいいですね。笑えるし泣けます。
優しさと優しさはぶつからない、いい言葉です。伝え合うことが大切。
駅のホーム、電車、階段、停電、待合室、こういう古典的な作りが好きです。
阿部寛、天海祐希、面白い
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