よしおスタンダードさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

よしおスタンダード

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レストレポ前哨基地 PART.2(2014年製作の映画)

2.8

No.2746

・現地の村の長老たちを「あいつらは米軍とタリバンの間をうまく立ち回ってるだけ」と揶揄する場面があるが、それなら長老たちにも話を聞かないと。

・兵士たちはみな「また戻りたい」「この絆
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ドグラ・マグラ(2010年製作の映画)

1.1

No.2745

ゲームを見ているようですね。作るの大変なのでしょうね。

私はゲームというものをまったくやらないのですが、この映画のCGは、すごいんですか?!

動きとか自然なんですかね!?

それ
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レストレポ前哨基地 PART.1(2010年製作の映画)

3.2

No.2744

撮影班にも危険が及ぶ中、最前線でカメラを回したことには、単純に敬意を表したい。

しかし、米軍兵士と現地住民(非戦闘員)との話し合いで、

「(一般人を巻き添えにしたことや家屋を破壊
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アルマジロ アフガン戦争最前線基地(2010年製作の映画)

3.8

No.2743

最初は何も起こらなくて退屈だ、と言っていたデンマーク兵たちが、

いざ、戦闘を体験すると、

まるでドラッグでもやっているかのように、異様なハイテンションになっていく過程が怖かった。
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

3.4

No.2742

原作の『ドグラ・マグラ』は、いわゆる、日本探偵小説三大奇書の一冊。

ちなみに他の二冊は、小栗虫太郎(おぐり・むしたろう)『黒死館(こくしかん)殺人事件』、中井英夫『虚無(きょむ)へ
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虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

No.2741

※小さなお子様をお持ちの方は、かなり覚悟して見た方がいいです。私には子供はいませんが、それでもかなりメンタルやられます。

まず、このような高評価にしたのは、子供が助かったから、とい
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天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

3.0

No.2740

ザラザラとした質感。
ヒリヒリと痛む内面。

若者たちのささやかな日常に、突如「天安門事件」が混入してくるさまは、

同じく、若者たちの生活に「戦争という非日常」が混入してくる「ディ
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ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.7

No.2739

ヨーゼフ・ボイスのことを知ったのはいつだったろうか。

私が20代前半、ウォーホルにはまっていて、彼のシルクスクリーンで見たのが最初か。

または、直接、ボイスの作品を都現代美術館か
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ミッドナイトムービー(2005年製作の映画)

3.6

No.2738

現在では「カルト映画の金字塔」となった作品群が、いかに今日の位置を占めるようになったか、

アメリカの深夜上映の歴史とともに振り返る。

やっぱり映画って、どの時間帯に見るかって、と
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ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

3.3

No.2737

ついにこれを見る日が来てしまいましたが!

なるほどなるほど・・・

なるほどとしか言いようがないwww

ありとあらゆるお下品な画像、動画が溢れ返ってしまっている21世紀の今から見
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.3

No.2736

ご存知カルトの帝王(この呼び方もどうかと思いますが)、デヴィッド・リンチのドキュメンタリー。

本人の語りで、どういう経緯で映画監督になったのか、細かく追っていきます。リンチ入門編、
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.1

No.2735

この映画単体で見れば、これはこれで世界観があってそんなに言うほど悪いとは思わないのですが、

やっぱり「マッドマックス・シリーズ」の3作目として見ると、確かに物足りない。というより、
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ホドロフスキーの惑星(1994年製作の映画)

3.3

No.2734

スイスの監督によって制作された、カルト映画の巨匠ホドロフスキーのドキュメンタリー。

というより、後半は、この映画の監督自身がホドロフスキーのご指名によってセラピーを受けるという展開
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

No.2733

初めて見ました。

なにこれ、前作の続き物とは思えないほど、雰囲気がまったく違うww

時代設定もいつなんだかよくわからないし、近未来のようなSFのような、すごい世界観!!

前作の
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.8

No.2732

これがのちの感動作「ロレンツォのオイル」と同じ監督だというのだから、面白いんですよ。

もっというと、ジョージ・ミラーって医大出身で医師免許も持ってるっていうんだから、もはやマッドマ
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作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

No.2731

J.T.リロイって、なんとなく名前を聞いたことがあったような気がしてたんだけど、それは多分、ガス・ヴァン・サントの「エレファント」に名前がクレジットされてたからかな。

でも、リロイ
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精神0(2020年製作の映画)

3.0

No.2730

前作「精神」では、どちらかといえば、患者さんたちの方に多くスポットが当たっていた。もちろん、山本先生のお振る舞いや信念も伝えていたけれども、私にはちょっと物足りなかった。

単純に「
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精神(2008年製作の映画)

3.0

No.2729

私もかつて、心療内科にお世話になっていた時期がありました。

山ほど薬を飲みましたし、たくさんの精神科医の先生とお話しする機会がありました。

今は、いろいろあって、いろんな人に迷惑
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

4.3

No.2727

イーサン・ホーク監督による「自分探しと音楽讃歌」

シーモアさんの言葉には、重みと説得力がある。

才能と実績があるから当然である。

シーモアさんから見て「グレン・グールド」の特異
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ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

3.4

No.2726

1990年の製作当時、
ホドロフスキー監督:61歳
クリストファー・リー:68歳
ピーター・オトゥール:58歳
オマー・シャリフ:58歳

クリストファー・リーが「ロード・オブ・ザ・
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

No.2725

「青臭いなー」「青春厨かよw」で片づけたらそれで終わっちゃうんです。

この監督はやたらと裸になるし、ナルシストなんだろうなーって思って、苦手な人もいるのは当然だし、気持ちもわかる。
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創造と神秘のサグラダ・ファミリア(2012年製作の映画)

3.4

No.2724

ガウディの亡くなり方のインパクトが強すぎて強すぎて・・・。

47/60 https://www.uplink.co.jp/cloud/features/2311/

アイガー北壁(2008年製作の映画)

5.0

No.2723

山岳映画の大傑作。
最後まで釘付けでした。

救いのない展開ではあるけれども、

それでも、ルイーゼにとって、

「何もしない後悔」ではなく、「最後まで大切なことをし抜いた結果として
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.0

No.2722

この映画の持つ、芸術的なまでの頽廃感、耽美性の構築への最大の貢献者は、なんといってもイザベラ・ロッセリーニでしょう。

ロベルト・ロッセリーニとイングリット・バーグマンの娘という、超
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ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(2011年製作の映画)

3.1

No.2721

マルチ・デザイナーの巨人、チャールズ・イームズとレイ夫妻のドキュメント。

イームズといえば、やっぱり「イームズ・チェア」が有名だけど、

こんなにいろいろ仕事していたとは、特に映像
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

No.2720

タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」を見た時に、

「あぁ、これからは、ナチスやユダヤ人迫害を描いた映画も、描かれ方が変わっていくのだろうか」

と感じた。

この「ジョジ
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バレエボーイズ(2014年製作の映画)

4.6

No.2719

ドキュメンタリー版「リトル・ダンサー」。
短い尺ながらも、とてもよくできている。

このアップリンクの見放題ラインナップには
「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」
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裸のいとこ(2013年製作の映画)

3.0

No.2718

東日本大震災から間もない、福島県南相馬市が舞台。
それはそれで意義がある。

しかし、この映画を被災者や、当地南相馬の人が見たらどう思うか、と考えたら、やはり評価するのは難しい。
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ツイスト(1992年製作の映画)

3.4

No.2717

アメリカの「ダンス」の歴史。

ツイストの誕生秘話。

だんだん商品化され、なんでもありになっちゃって飽きられちゃう流れは、今も変わらない。

サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.5

No.2716

文化や芸術というものが、決して単体で出現したわけではなく、民族・歴史・魂と深く結びついていることが

改めてわかる。そう、芸術とは「表現」なのだ。

44/60 https://ww
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ジャン・コクトー/真実と虚構(1997年製作の映画)

3.2

No.2715

詩人、小説家、劇作家、評論家、脚本家、画家・・・あらゆる方面にその才能を遺憾なく発揮したジャン・コクトー。

彼は映画界にも深く関わりました。

このドキュメンタリーでは、ゴダールや
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ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.9

No.2714

孫のアイスクリームを何が何でも奪おうとする、あの怖いほどの執念と、

踊りに対する執念、飽くなき追求は、

この人の中では同じ熱量なのだろう。

43/60 https://www.
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アート・オブ・ウォー3(2009年製作の映画)

2.0

No.2713

ついに3になったら、ウェズリー・スナイプスどっかいっちゃったww

それでも続編扱いなのか。

ソウル・パワー(2008年製作の映画)

3.8

No.2712

ボクシング好きにも
ソウル・ミュージック好きにも

両方楽しめるお得さ。

モハメド・アリとジェームス・ブラウンが並んでると、
もはやどっちがミュージシャンで、
どっちがボクサーかわ
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パープル・バタフライ(2003年製作の映画)

3.4

No.2711

【"闘争"の名の下に押し潰された、感情と感情の交錯、ゆらぎ。その存在の脆さと淡さは、まるで、闇に彷徨う"ムラサキの蝶" の喘ぎ】

ロウ・イエらしさがよく出ている作品ともいえるし、
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