Vermontcurryさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Vermontcurry

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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

2.5

3作目にして突然いちいちギャグを挟むようになりソーの性格まで純朴なヒーロー属性から皮肉煽り屋に変わってしまった。
ダサくて真面目だった2作目までよりは本作のテイストの方が合っているのかもしれない。
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスとして見たら全く面白くない。
重要な情報は中盤までに全て出揃ってしまい残りの数十分はどう自白に追い込むかの一点に費やされる。
どんなミスリードが仕掛けられているのかと身構えてたら全てがそのま
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

まさかまさかのスタローン。
今までと言っても既にフェーズ3だがMCUの中でこのシリーズが一番面白い。
二作目にしてもアベンジャーズと合流する気配が全く無い本シリーズがそれで良いのかという気もする。
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

『スパイダーマン NWH』を先に観たばかりに謎の存在だったカンバーバッチがようやく出てきた。
そこでは話が通じない変人奇人の類のように見えたが性格に難アリなだけで意外と普通の人間らしい。
こんなシュー
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

上映中は作画と演出に圧倒されっぱなしだったが鑑賞後に色々と考えていたら不満点もふつふつと湧いてきた。
しっかりと練られているであろう設定や現象の理由が深く説明されることなく小さな「今の何?なんで?」が
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

虐殺を種全体の生存の為の「間引き」として位置付けるセオリー自体は特に新しいものではないし
アメリカの外国の政治介入への批判も今に始まったことでもないが
それをSFディストピア社会と絡めて一つの物語に落
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

スパイダーマンの初出はこんなにもあっさりだったんだな。
高速道路前後のアクションは意図的なカメラ揺れと早回しで目が回ったが
空港のハチャメチャは文句無く面白い。
正直ヒーロー物で民間人の死者数が何人だ
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アントマン(2015年製作の映画)

3.5

思いっきりミッションインポッシブル。
これくらいコメディに振り切っているのがヒーローものとして実は丁度いいのかもしれない。
ヒーロー化の経緯などいつも以上に雑な部分もあるがそこら辺にはもう完全に慣れて
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

ニワトリがあまりにもマッチョ。
予告の時点である程度の予想はできていたが昔は凄かったジジイと異国の少年とのロードムービーという
今までのイーストウッド監督兼主演作品のキメラのような映画。
そんな作品群
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.0

やってることは殆どアイアンマン4としてでも通用しそうな内容だった。
新キャラクターお披露目とクロスオーバーの熱さに大部分を依存している今までのMCUと似たような作り。
地球の生物の進化のために大量破壊
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予告犯(2015年製作の映画)

1.5

「明日の予告を教えてやる」という日本語の締まらなさにいきなり違和感が。
2chのニュー速・VIP・なんJ辺りで好まれていたネタのてんこ盛りといった内容だが
公開から7年程しか経っていないにしても当時の
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

MCUフェーズ2もここまで来て新規タイトルがまさかの一番の面白さ。
熱い直球ストーリーと息をつかせぬ迫力満点の映像で最高のハリウッドアトラクション映画だった。
主要キャラ五人全員好きになっちまうよ。
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.0

カーアクション回。
キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウの肉弾戦コンビは戦闘スタイルも見栄えも丁度いい所に収まっている。
暗躍組織の野望はとりあえずこいつのせいにしておけば話にはなるヒトラーの便利
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.0

あまり深く考えるなってことなんだろうが
ストーリー展開があまりにも偶然に頼りすぎじゃないか。
あとアベンジャーズであれ程の大惨事を引き起こしたロキをどう見たらいいのかが自分の中でいまいち定まっていない
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.5

綺麗に締まったしこれが最終章でもいいんじゃないか。
宇宙規模のアベンジャーズから一転また国家転覆と世界征服を目論むテロリストというローカルな話に戻ったが
拡張性が無限大のアイアンマンの設定を存分に生か
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

名前だけは聞いていたが原作の小説と初の映画化はWW1とWW2の間だったのか。
Netflixにしてはと言うと失礼な話になるが配信専用とは思えない程に骨太で重厚な戦争映画。
派手な任務や見せ場といったエ
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

エドワード・ノートンは一体どこへ行った。
最初は折り合いが悪くても最後には阿吽の呼吸で暴れまくるのは正直わかりきっていたので
そこに至るまでの各々の葛藤劇には中弛み感も否めないが
そんなベタベタな展開
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.5

これは面白かった。
今までのMCUヒーローは癖のある変人ばかりでそれはそれで良いのだが
やはりこういった正義感溢れる王道キャラクターも一人くらいはいてほしい。
時代は飛んでWW2の話だが出てくる実存し
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

2.0

まだMCU鑑賞4作目だがこの主人公が一番ダサい予感がする。
エンドゲームまで観るという目標が無かったらそろそろマーベルはもういいかなってなってそう。

アイアンマン2(2010年製作の映画)

2.0

代役を立てるにしてもドン・チードルは似てなさすぎるだろ。
そんな彼が初めてスーツを着込んだ時は唐突すぎて声を出して笑ったが
そこからの展開はいくらなんでも滅茶苦茶すぎる。
ただのアイアンマン同士の取っ
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.5

さらっと捨てられる心理学者の彼氏かわいそ。
MCU初期だからなのか前作『アイアンマン』とは雰囲気が大きく違い
午後ローで流れる無名のノンストップアクション映画のようだった。
戦闘シーンの大部分を担うC
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異端の鳥(2019年製作の映画)

2.0

3時間近くこってりと時間をかけてしっかりと嫌な気持ちになっただけだった。
差別・迫害・暴力・嫉妬・性虐待などこの世にあらん限りの負を一人の少年に押し付けたような映画。
正直に言うと戦争という大きなバッ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.5

トムホ版スパイダーマンを先に観て「誰だこいつ強すぎるだろ」と思ったおっさんの物語をようやく。
正体は開発・営業・広報全てを一人でこなすワンマン経営の極みみたいな大企業のCEOだった。
アメコミのビジュ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

長い上映時間を感じさせない程に熱くて面白い映画だった。
映画館で観れば大迫力の映像と音響でまた全然違っただろうな。
特に中盤の7000回転からボルテージが一気に上がる。
エリートからこういった人柄の役
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LOU ルー(2022年製作の映画)

2.0

要はつよつよ婆ちゃんの一直線追いかけっこアクションな訳だが
人間の愛憎模様だったり史実の中東情勢を絡めてきたりと雰囲気は妙に終始真面目。
そのどっち付かずな作りに特筆すべき所も見当たらず。
おそらく記
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関ヶ原(2017年製作の映画)

1.5

小説という媒体で文字で示されて初めて理解が追いつきそうなセリフの数々を
こうも早口で捲し立てられると字幕抜きでは内容がさっぱり入ってこない。
これは大量の人物と思惑が交錯する長編を2時間30分に収める
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

「ファミリー向け」のタグが疑問に思えるほどに題材テンポから小ネタに至るまでとにかくすべてが大人向け。
一からここまでの世界観を構築するピクサーの作り込みにはいつも感心させられる。
CGも作品を重ねる毎
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.5

色々とドライと言えるほどあっさりしている所がそれはそれで良い。
何から何までしっかりと掘り下げていたら賛否の議論が白熱する内容になっていただろうなと。
黄色のバスを大黒柱に据えた画面の構図がいちいちオ
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サークル(2015年製作の映画)

1.5

ただ最後の一人になれば生還できるかもという希望的観測で最初から最後まで突き進む。
死に方は一つだけしかなく投票間隔も一定でとにかく抑揚が無い。
オチになっていないオチには90分であっても時間を無駄にし
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

ギラギラとした美術や半魚人のアナログな特殊メイクに
監督の趣味が色濃く反映されていることはこれまでの作品群と合わせて容易に理解できる。
上り調子でもあり冷戦下で道徳観に欠ける60年代アメリカの特色を強
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

『羅生門』を事前に観ていたから理解しやすい所もあったし
だからこそ部分的なアレンジで逆に混乱を招いた所もあった。
3つの章を経た後のタイトルにも据えられている最後の決闘を
まさかここまでネガティブな気
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

これは大好きなタイプの映画。
物語が核心に進む前の序盤から不思議と涙腺が緩みっぱなしだった。
国に思想を染められても健気に生きる子供の姿を見るのは辛いものがある。
重いテーマとコミカルな演出のバランス
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.0

元々の上映時間の長さに加えて地名や単語をググりながら観たら軽く3時間超えてしまった。
この「ワラ山の針」を探す作業の裏で山ほどの実を結ばない活動があったんだろうなと。
CIAの拷問に焦点を当てた作品も
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

成り上がりから絶頂期を経てやがて崩壊していくという
マフィア映画でよくあるようなストーリー。
徹底した自己利益の追求や保身ではなく友情が土台にあるのが本作の特徴か。
衝撃的な展開がある訳ではないが良い
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.0

勝手に想像していたよりも軽いノリだった。
威風堂々のやつはそれが許されてできるのであれば最初からやれと思わなくもない。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

後半のストーリーはそういえばこんなビターな感じだったなと観ていて何となく思い出す。
リメイクに賛否は付き物だがそんな議論を吹き飛ばす程にスピルバーグの演出が圧倒的。
ハイレベルな歌唱パートはもちろんの
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