白い雪が寒々しいポーランド。子どもたちの遊び声。くすんだ茶色の小さなコートはうっすら雪をかぶっている。
修道院。静かな讃美歌。髪も手足もすっぽり僧衣に覆い顔だけみせた修道女たち。
この素朴な美しさそ>>続きを読む
実際の戦争ってどんなファンタジーよりファンタジー。余裕でぽーんと理解の範疇を超える。
でも「彼らは生きていた」のです。あのファンタジーの世界で生きていた、と、言うのです。
小さい白黒カタカタ映像が画>>続きを読む
あれもこれもと詰まってはいるけど詰めたせいで微妙に薄くなってないか?といった印象でいろいろとピンときてないのですが、とりあえずロケ地はすぐ調べました。
マカボイのせいで小寒いノルマンディーの海への憧れ>>続きを読む
ゾンビミュージカルっていうからショーンオブザデッドのDon't Stop Me Nowにあわせてゾンビ退治みたいなノリノリなやつを期待してしまいましたが、なんとファースト・デキャピテーションまで30分>>続きを読む
誰が何会で何会とは何会の分家で…
とか思い出すことと覚えることを拒否してしまい話はまるでようわかってないんですが、
コノヤローバカヤローが気持ちよすぎてアウトレイジはぜんぶ好き。コノヤロー聞くために見>>続きを読む
アウトレイジでは加瀬亮がいっちゃん悪いと思ってたんですが…
たけしと野球はちびっちゃうぜコノヤロー
このレビューはネタバレを含みます
サムってつまり、そういうことですよね?
弟であり、甥っ子であり、ってことですよね?
三男であり、長男であり、ってことですよね?
1+1=1、ってことですよね?
どんでん返った時よりもそのことがぼやっ>>続きを読む
でた!
棒読み意地悪ブラックコメディ風刺劇。
つまり大好物。ひさしぶりに叫び笑いしました。最高。
話の入口は習いごと映画だけど、もちろん素直な習いごと映画なワケないですね!だって棒読みだもん。
護身>>続きを読む
偽物のマイクミルズ映画、てなかんじ。
演出とか、監督あんた弟子ですか?ってくらいマイクミルズ風でちょっと期待するのに、
ちがうなあ、なんでこんなに余韻が無いんだろ。
似て非なるもの感。そうなると風な>>続きを読む
Written and produced by
CASEY AFFLECK & JOAQUIN PHOENIX
この文字列が画面に映った瞬間がいちばん笑った瞬間かな。
脚本書いたんだね…。
思いつ>>続きを読む
ナンの話やっ、
ていう与太話を数分聞いたあとの
黒服集団+スローモーション+あの曲+意味不明だがなんか言いたくなるタイトル
これでもうこの作品の8割見た気になったんですが、一応最後まで見たら
エン>>続きを読む
ジェシーくんの顔を時折サバンナ高橋にすげ替えて見るんだけど、
ぜんぶ「こんな高橋は嫌だ」の答えなんですけど
相当脚色はしてるらしいですけどね…
ただその脚色が、うますぎて、構成演出もろもろ巧すぎて、ラ>>続きを読む
昭和歌謡も含め時代時間場所まるまるはっきりしない鬱々とした雰囲気づくりが凝ってて好み。
それに文学文学したこのお話がよく似合う。
ただわたしも自分の分身つくることあるからこれが他人事じゃないのがやだ。>>続きを読む
嫁に一句無茶ぶりされてスベる籠池のおっさんはどういう気もちで見たらいいのですか?
わたしもどちらかといえばリベラルに寄っていて、右の人が言うことはあんまり好きじゃないし、とある丸顔の自民党の政治>>続きを読む
恋はデジャブ的な話かな、なら知ってる、とはじめはナメくさってたんですが、は?
ビルナイのせいで泣かされたんですけど。
悔しい。
リチャードカーティスなんで当たり前にペラいけど、まあでも素直に良い話。>>続きを読む
外の目を引く見た目だけじゃない。内部こそがこの建物の真髄。ホールもロビーもあんな格好いい構造だったなんて。そう、これは内側の複雑さが外側に出ただけなの。
―――ベルリン・フィル
横に上に、放射状に>>続きを読む
大和田伸也似の上司と共にフォークリフト研修。
座学の時間にはR指定な教習動画も見るけれど、信也がしっかりやさしくレクチャーしてくれる。恋の相談も交えつつ。たばこの煙もふかしつつ。
この信也の持つ大きな>>続きを読む
でた!
もう大好き◎
人間はティルダさま以外皆ゾンビである。
この結論最高すぎる。
ていうかそもそもティルダ・スウィントンは人間ではない。
この結論も最高すぎる。
吸血鬼の映画で全く同じこと言って>>続きを読む
ユマサーマンもジュードロウも、あの人間離れした完璧な美しさだから、もうまさしく遺伝子の申し子、と納得だけど
今見るとついつい
あゝジュードロウの大事な髪の毛…
って思っちゃうからやっぱ彼も人の子だな>>続きを読む
コリンファースを白シャツで池に突き落とす脚本を書いた奴にまず感謝します。
すげえくだらなそうな見た目してますが、実は元ネタは18世紀の傑作小説『危険な関係』。そりゃあもちろんこの話は書簡体という特殊な>>続きを読む
ただのマチューアマルキストです。
さっきのさっきまでバルバラは架空の歌手だと思ってた者です。
映画のマトリョーシカ構造は面白いけど、バルバラを知らない時点でわたしはいくらマチューファンでも予選落ち。>>続きを読む
どうやら原題は違うようですが、セラヴィてのは魔法の言葉で、これさえ知っておけば大抵のことには動じなくなります◎
この言葉を知ってればテキトー共和国フランスでも問題なく生きていけます◎
スリランカ(だっ>>続きを読む
カミンスキー?
聞いたことねえな、
マティスに師事し、ピカソとも親交があり、ブルトンから助言を受けた盲目の画家?
そんな画家いたのか!
逆になんで知らないんだ?その時代の芸術家はそれなりに知ってるつも>>続きを読む
F1好きの父が出てくる名前全てにきゃっきゃ反応してわたしの後ろで実況解説してました。
ただF1を知らないわたしにとって最も不可解で解説してほしかったのが最後の5位か3位か、という場面、
いや競馬じゃ>>続きを読む
シリアルキラーがお家建てる映画だっていうから、ドラマ版ハンニバル的なノリに至るのかと、その狂気のアートにわたしを美術スタッフの下働きに使ってくだせえ!と思うような(ミシェル・ゴンドリーとかウェス・アン>>続きを読む
わたしは1年も住まない予定だった家すらモノであふれかえった人間です。
最初は、長く居着くわけじゃないんだからこの1年弱くらい、最低限のモノで生きよう、神経質な殺し屋の家みたいなインテリアにしよう、
さ>>続きを読む
解剖学デッサンって、かっこよすぎる
血管の枝ぶりだとか筋肉の筋の流れだとか、観察して瞬時にかつ正確に描きとる技術がかっこよすぎる
仕事の後は世界がしばらく緑になること間違いなし。
筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定筆跡鑑定
な印象。
ご近所トラブル応用編
そこに仁義なんてものは、いらない。
意地悪すぎるラストシーンに脚本家の性格が少々心配になる。
あのねえ、かわいい。
蜘蛛食べちゃうってナニ?
蜘蛛食べちゃってしんどくなるって、ナニ?
はじめてのはみがきってナニ?
お口真っ白にしてはみがきってナニ?
かわいい……。
ジョンCライリーもはや飼い>>続きを読む
その一、監督がオタクなのが明らかすぎる映画にハズレなし。
みんなエドガーライト監督の映画好きでしょう?
そういうことです。彼がオタク映画英国代表ならば、オタク量産国フランス代表はご存知フィリップラショ>>続きを読む
2作目は国境を越える、ってどこぞの二日酔い三部作と発想がいっしょ笑
こちらも負けず劣らずギャグがエグくて最高。
ただ先住民のあたり、フランス人ってあいつらギャグかと思ったら意外と本気で馬鹿にしてたりす>>続きを読む