よしのさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

よしの

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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

2.5

前後編もので、なかなか前編を超える出来に持っていくのは難しいようで、これは後編がお話を閉じなければならない義務を背負ってしまっているからか。

前作はかなり好きな映画だったのだけど、結局後編は、前編で
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

2.5

金属のキリキリ音や、ガスが噴き出す音、水の轟音、爆発音、とにかく音が怖くて、効果的に使われていた。

やりすぎな伏線はどうかと思ったけど、でも実際の事件なんだもんなー。

映像も大迫力だった。

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

1.5

テレビ屋がテレビを題材にした映画を撮るってんだから、今度こそ信じているぜ君塚監督!

結果:平常運転

舟を編む(2013年製作の映画)

3.0

ザ・お仕事覗き見ムービー

なかなかに説得力がある美術、配役。良い映画。

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

2.0

行われていることのの壮絶さに相反して、アメリカの、所謂ハートフルコメディ特有の緩い空気が流れ、そして俺はその空気にどうしても馴染めないことが多いんだよな、と再認識。良い映画なんだけどね、好みの問題とし>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.5

うおー怖え! ジョエル・エドガートンは大好きな俳優で、初監督作ったら観るしかないんですけど、怖え! でもニヤニヤしちゃう! 怖すぎて! あと胸糞悪い!怖い!

とっても楽しい映画でした。
あと今作は絶
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

2.5

ファイナルは先に映画館で観ていたので、僕は今作で完結です。

清々しいまでにキャラで押していく演出も、3作目にもなれば板についてきているというか、寧ろ待ってました感まで出てきてしまう。

とにかく相変
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クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)(2013年製作の映画)

2.5

なんで急にクローズシリーズを観てみようかって、今作に広瀬すずが出演してるからだよ! ここまで長かった!
ようやく広瀬すずを拝めた! ありがとうございます!
しかも! 柳楽優弥まで! ありがとうございま
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

2.5

黒木メイサのダンス、それから主題歌には前作と同じく爆笑。
リンダマンという名前がここにきてまた爆笑。

内容は前回と同じく、突き抜けた面白さはないものの、つまらなくはない。

クローズZERO(2007年製作の映画)

2.5

以前結構流行ったんですけど、当時観れていなくって。

んー。確かに三池監督作だけあって、アクションには迫力ありますし、特に山田孝之は良い感じなのだけど、他はあんまり魅力がない。コメディとしても、微妙な
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

あんまり期待していなかったのだけどスゲー面白かった。つか、楽しかった。
これで劇場長編1本保たしているのは素直にビックリだし、映像の迫力にはもっとビックリさせられてしまう。

ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

2.5

んー。いかにも白石監督作といった仕上がりで、わかりやすく言えば『グロテスク』と『コワすぎ最終章』を足して2で割ったような映画に仕上がっていて、それなら絶対好みな筈なのだが、どうにも中途半端。
尺や予算
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.5

公開日に鑑賞。
前作よりこっちの方が好きだったのは、前作に対する批評的な視線が、セリフや脚本からは勿論、映像的にも読み取れるようになっているからか。

それにしても、弱いんだよな、この手の話には。観終
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コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

3.5

評判のすこぶる悪い吹き替え版で鑑賞したけど、アンジャッシュそんなに悪くなかったけどね。

ペンギンとのひそひそバトルを始め、いかにもワーナー印のバッグスバニーショー的映像の面白さ、下らなさは勿論、会話
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

高校ん時以来。続編公開のタイミングに合わせて再鑑賞。

いかにも90年代のシャレオツ感が怒涛の如く。それが却って良い感じにダサくて見物。

登場人物たちとの共鳴によるライド感は得られなかったものの、俗
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聖の青春(2016年製作の映画)

2.5

無難に仕上げたな、という印象。
正直、ただの難病モノの域を出ていない感があって、せっかく将棋という勝負の世界を描いているのだから、そこにしか存在しない何かを見せて欲しかった。

映画としての手堅さはあ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

どうしようもなく泣けてしまった。

3部構成になっている今作だが、それぞれシャロンを演じている俳優の佇まいが抜群に良い。理解を拒絶するような眼の演技、しかし確かに存在する、承認を請う表情。

あまりの
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.0

とにかくたのしい映画だった。
ごちゃごちゃした演出が多いにもかかわらず、整理の仕方がうまいのか、ものすごく観やすく仕上がっていて感服してしまう。

話自体の軸それ自体にフレッシュさがあるかといえばそこ
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SING/シング(2016年製作の映画)

2.0

吹き替え版にて鑑賞。

基本的にすごく良かったし、感動もさせられたし、吹き替えの声優もハマっていた。
ただ、それを踏まえた上で素直に首肯できないのは、要所要所の爪の甘さが目立つからだろうか。

メイン
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

原作未読。

これはまず、設定が最高に好み。
指せば指すほど人を不幸にしてしまう零くん。しかし将棋以外に生きていく術が無い彼の境遇、好きなんだよなー。掃いて捨てるほど見飽きた設定ではありながら、ここに
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

その昔、おぎやはぎの「メガネびいき」というラジオ番組の中で、最強動物決定戦という企画がありまして、ゲストの加藤浩次がゴリラを推していました。曰く、最強云々は置いておいて、ゴリラはプロレスができると。エ>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

キツイんだ、小さい女の子が、やっぱり。見てらんない、でも見ちゃうのね。

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.0

面白くはないけど、つまらないわけでもない。
ほとんどサンプリングといっていいレベルで使われている、数々の過去アニメに対するオマージュも、これといって意味もない(ようにうつる)ため、はぁそうですか以上の
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

期待通り、どころか、ピクサー製作も含め、ここ最近のディズニーCGアニメでは抜きん出て良かった。良かったというより、ダントツで好みの作品だった。

自分の意思とは無関係に、半ば強制的に海に選ばれてしまう
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

2.5

原作はオニ星人を倒したあたりまで読んだので、今作で描かれている大阪編はまったく知識がない状態。
公開時の評判の高さは伺っていたので割と期待して鑑賞。
それなりに楽しめる出来だった。

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.0

ジェイソン・ボーンより肉体的説得力のあるジェイソン・ボーンことイコ・ウワイスが、かつての同僚をバッサバッサぶっ倒していく。殴るイコ様、殴られて痛がるイコ様、終始恍惚とした表情で見守るしかない筋肉ポルノ>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

2.5

テレビ局出資映画のダメな部分が露骨で、しかしここまで露骨であれば、なんつーか、慣れる。しかしそれでも、こんなに面白い話、しかも広瀬すず主演、勿体無い。もっとどうにかなっただろうに。

無論、広瀬すず以
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

いわゆる"全部盛り"系の映画なのにもかかわらず、足し算引き算のバランスが凄まじく、全体的に見てスマートにまとまってて嬉しかった。

こちらにすり寄ってくるような笑えるシーンもあれば、唐突に突き放された
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

序盤、邦画にありがちなあまりにもデフォルメされた若者描写に多少げんなり。あと、電源が入らなくなってスマホの画面を鬼のようにタップする描写、ガラケーじゃないんだから〜。

とはいえ、話自体の面白さに助け
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.5

10年ぶりくらいに再鑑賞。

もちろん筋は覚えていたのだけど、思ったよりも雫が物を書き始めるにあたっての葛藤に時間が割かれていて、恋愛映画の印象が強かっただけに、それよりも創作の業に関する印象が今回強
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KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)

3.0

うおーコレは劇場で観たかった! 公開時に行くか悩んでいただけに勿体無いことをした。

アクションのテンポがとにかく良いし、終わり方も好きだった。

トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

2.5

ポップで、馬鹿馬鹿しく、それでいて大掛かりな映画、ありがとうございます。

ただ、ドニー兄貴が久々の悪役ということで相当期待していたのですが、全然違ったことだけ肩透かし。もっと極悪非道なドニー兄貴を観
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

冒頭でいきなり掴まれてしまう、圧倒的な絢爛さとポップさ、「古き良き」に対して良い意味でギャップをもたらしてくれるトヨタのプリウス等々。
もう序盤のミュージカルシーンで涙ぐんでしまって、そこからグイグイ
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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.5

久々に再鑑賞。
黒澤映画はモノクロが殆どだけど、今作や『どですかでん』等、カラー作品も結構好き。

多少説教くさい印象は残るものの、映像がエラく叙情的なため、そこにやられてしまう。