よしのさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

よしの

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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.5

久々に再鑑賞。
黒澤映画はモノクロが殆どだけど、今作や『どですかでん』等、カラー作品も結構好き。

多少説教くさい印象は残るものの、映像がエラく叙情的なため、そこにやられてしまう。

学校の怪談2(1996年製作の映画)

5.0

ジュブナイルホラー。「学校の怪談感」としか言いようがない雰囲気。やっぱり何度観ても良い。最高すぎ。多分に思い出補正が働いていることは否定できないけどそれでも。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

そんなに期待はしていなかったのだけど、ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングが主演ということで。

期待値の低さも相まってか、めちゃくちゃ面白くてびっくりした。70年代風のオフビートな雰囲気を残しつつ
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.5

吉祥寺バウスシアターの爆音上映で観たのが初見。18歳。不良ともバイクとも無縁だったけど、そういうことじゃない。

久々に再鑑賞。なんも言うことねー。最高!

ファウンド(2012年製作の映画)

2.5

逆に凄いな、と思った。
映画をはじめとした、大抵の物語で成敗されるべき人物が、最後まで考えを改めることなく終わる。なんとなく『ナイトクローラー』を思い出したりした。

ラストショットの突き抜け方は素晴
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孤高の遠吠(2015年製作の映画)

2.5

ゲリラ撮影による生々しさと、演者(ヤンキー)の方々の狙い以上の力を発揮しているだろう奇妙な盛り上がり。超低予算ということで、バイオレンス描写に多少の物足りなさは感じはしたが、それ以上に全体を通してのエ>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.5

再鑑賞。
途轍もない面白さ。最後の落とし方といい、マジに最高すぎ。
どう考えてもスコット・ピルグリムvs世界なのに、この邦題は最悪。確かに戦うのは元カレ軍団だけど、そんな小さな話じゃないだろ。助けてく
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咲 Saki(2016年製作の映画)

2.5

原作未読。むかーしテレビアニメの一期を流し見していた程度で、実写ドラマに関しては一話も見ていないのでほぼ丸腰での鑑賞。

前半は正直全然面白くなくて困った。対局中に見えてくるドラマパートは、この手の映
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キャスパー(1995年製作の映画)

3.0

幼少の頃に一度観てそれ切り。割と好きだったとは思うのだけど、ほぼ記憶に残っていないので、果たして本当に面白かったのか確かめるつもりで鑑賞。
あーいかにも90年代のファミリーコメディ。そしてそのテイスト
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

2.5

もっとこう、アッパーな感じの作品を想像していたのだけど、物凄くじめじめしていた。していたのだけど、興奮させられてしまう。
とにかく痛い。バイオレンス描写がいちいち痛い。上手い。
犬怖えなあ。犬怖え。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

うおおなんだこれすげー面白い。
照明といいカメラの動かし方といい、ぐいぐい映画に引き込まれてしまう演出のパワー。環境音の使い方なんかも物凄く不気味で最高に面白い。
話の推進力も保ちながら、それ以上にま
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

2.5

これは結構好きだった。
まず映像が良い。ものすごくテンポがよくて飽きさせない。画面を引っ張る役者の方々も素敵な顔をしていて素晴らしいキャスティング。

ただ、主人公と、シングストリートというバンドがあ
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

主人公3人のボンクラっぷりが絶妙。きちんと年相応に調子こいているにも関わらず滲み出てしまうどうしようもなさが堪らなく良い。クリストファー・ミンツ=プラッセのまったく似合っていない不良風の話
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キャビン(2011年製作の映画)

3.5

そのまんま『ファニーゲーム』なタイトルバックで始まる映画は、『ファニーゲーム』がメタ・バイオレンス映画の構造を呈していたように、メタ・ホラー映画な作りになっていて、僕のような俄かファンにもたまらないシ>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

2.5

『素晴らしき哉、人生!』を下敷きにしたようなハートフルコメディ。感動するシーンもあったが、やや大味な印象。主人公のスタートラインがそもそもそんなに悪い状況に思えなかった点も乗れない部分ではあった。しか>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

2.5

劇中で言うところの「奇妙なこどもたち」が可愛くて可愛くて。
ただ、もう少し突き抜けたダークさというか、フックが欲しいところはある。
とはいえ普通に楽しめる。

サミュエル・L・ジャクソンのアッパーな芝
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キックボクサー リジェネレーション(2015年製作の映画)

2.5

1本の映画として観たら駄目な部分も目立つのだけど、ヴァンダムファンとしてはヴァンダミングスピリットが継承されていく様子は当然良いよね。
それでもやはり最後はキックで決めて欲かった感はあった。

西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

3.5

公開当時以来の再鑑賞。
相変わらずバイオレンス描写は良い意味で容赦無いチャウシンチー映画。それにしても冒頭いきなり女の子が亡くなってしまうのはキツイ。しかしそれすら笑いに転化させてしまうセンス。

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

3.5

とにかく足し算、足し算で面白くしている。映像も良くテンポ良い。

ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

3.5

コレコレ〜っていうシーンの連続で楽しい映画。
繋がりはないもののSPL2ということで、ドニー兄貴が出演しないのは残念ではあるものの、それを補って余りあるトニージャー、ウージン。
ドナーを巡った香港版『
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

スノーデン事件に関してはほぼ知識がなく、予告編等も見ていなかったので真っさらな状態での鑑賞になったが、こんなことが起こっていたのかと凄く怖くなった。
スノーデンの愛国心には心を打たれたし、とても筋の通
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

公ここまで来たのかと溜息が出るほどのビックリ映像体験にのっけから顔が緩んでしまう。そしてそれが全編通して飽きずに続く。これだけで充分に素晴らしい。最高。
悟りのシーンとか、見せ切ってくれるの嬉しすぎる
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導火線 FLASH POINT(2007年製作の映画)

3.5

まさに全身の毛穴で受け止めるべき映画。怒濤の如く襲いかかってくる恐ろしいほど完成されたアクションシーンで完全にエクスタシー。間違っているか否かでは計り知れない圧倒的な正義を拳で叩き込むドニー兄貴の雄姿>>続きを読む

SPL/狼よ静かに死ね(2005年製作の映画)

4.0

あまりの救いのなさの中に僅かな光が見える終わり方が好きすぎてならない。
アクションシーンは言わずもがな、サモハンキンポーとドニーイェンの闘いは勿論、ウージンとの闘いも素晴らしい。絶妙な間合いの取り方が
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.5

素晴らしいアクションシーンの数々に、出ちゃいけない感じの汁が溢れ出してくる。
ますます続編が楽しみになる。

酔拳2(1994年製作の映画)

3.5

久々に。
コミカルなアクションの中に恐ろしい計算が見える。素晴らしいエンターテイメント。ジャッキー、本当に凄い。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.0

ストーリー的に大きな驚きというのはないのだけど、その着地の仕方は意外性がある。妙に腑に落ちる、落とされてしまう巧さ。

それから、とても良いベン・アフレックが見れて満足。きちんと狂っているし、きちんと
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

原作は数年前に一度読んだ切り。大筋は覚えていたが、比較考証が出来るレベルではない。

まずもうアバンが素晴らしいのなんのって。暗闇に夜の音が響いて、タイトル。気持ちが良い。

日本人キャストは良い芝居
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太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.0

色々な角度から切り込んでいける映画ではあるが、ひとつの見方として、ジンミちゃんをヒロインに据えたアイドル映画として観ることが出来る。
とにかく彼女が健気で、殊勝で、特に太陽節で朝鮮舞踊を披露するにあた
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.5

日本人がしっかりイヤな奴として描かれていて最高。
アクションシーンのカット割りすごい