ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.6

ソフィア・コッポラは『マリー・アントワネット』しか観ていなくて、つまらなかったので本作も期待せずに観たのだがとても良かった。
父と娘の数日間が淡々と描かれるのだけど不思議とまったく退屈しない。他の作品
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.0

リンクレイターの作品全部観ようかと思ってたけど別にいいかな…と思うくらいには他の作品との類似点が多すぎる。
一日とか数時間の話作るの本当好きだな!監督本人が野球やってたっていうのもあるけど、野球本当好
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パパってなに?(1997年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

暗い。主に冬の旧ソ連が舞台なので観ていて寒い。
母親が一人で産み落としたため、主人公の少年は実の父親を知らず
母親が引っ掛かった内縁の夫を父親として慕うのだが…という話。
義理の父親はかなり悪い男なの
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

3.5

北野武が好きな10本の中に入っていたので観てみた。
名作とされるのはわかったけれど、私はあんまり…
キャラクターの濃さはいいけれど、ストーリーが演劇的だから好みじゃなかったのかも。せっかくなら、劇場の
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.0

貧乏で甲斐性なしの夫を支える妻の話で暗かった。
しみったれすぎていて、お松が綺麗であること以外に見どころがない。
太宰原作だったらもっと滑稽で笑えるところがないと…

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.0

オンライン試写にて鑑賞。
物語の緩急があまりなく、全体的に静かな映画なので途中で眠たくなった。
鑑賞者が思っているようなことを主人公が言ってくれるところはすっきりした。

天空の草原のナンサ(2005年製作の映画)

3.5

モンゴルの遊牧民の家族に演技をして貰ってドキュメンタリー風に撮っている一風変わった作品。
主人公の少女・ナンサが洞穴で犬を見つけて連れ帰り、父親に返してこい!と言われるくだりがあり、監督がインタビュー
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ良かった…戦争映画だけど、ちゃんとエンタメ作品としても面白いし結末も好み。
ブラピもマリオン・コティヤールも素敵で終始眼福だった。
劇場で観れば良かったなあと思ったし、これまでに観たゼメキ
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フォーリング・マン 9.11 その時、彼らは何を見たか?(2006年製作の映画)

3.5

9.11の時に撮られて新聞に掲載された、ビルから垂直落下している人 ”フォーリング・マン” が一体誰であったかということを中心に据え、被害者遺族の死生観について描かれたドキュメンタリー。以前そこまで言>>続きを読む

夏至(2000年製作の映画)

3.0

黒髪、緑色の部屋、青色の服の組み合わせがとにかく美しい!
その反面、ストーリーにはこれといった個性はなし。
オチそれかーい!ってなるし。
とはいえ同監督の『ノルウェイの森』よりはずっと良い。

長女が
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水上のフライト(2020年製作の映画)

3.0

オンライン試写にて鑑賞。
生きる道は一つじゃないということをシンプルに描いている気持ちのいい映画だった。
来年のパラカヌーの放送も見たい。

PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)

3.8

オンライン試写にて鑑賞。
タイトルしか知らず、ストーリーも一切読まずに観たので、本当にマックスが撮りためたビデオを繋ぎ合わせているとばっかり思っていた。
観た後に「え?監督マックスじゃないの?脚本ある
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鼓動(2019年製作の映画)

2.0

暗い…この監督の長編を観たいとは思わない…
そして日本の短編あるあるだが、短編にしては長い上にエンドロールも長い。