ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.3

平均点高い映画ほど刺さらない法則に当てはまってしまった…
アメリカの卒業シーズンを描いた映画を観るにつけ、日本にプロム文化がなくて良かったと心底思う。あの卒業式に私がいたらシラッとしているか、そもそも
>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

3.0

Eテレで放送されたものを鑑賞。
内戦の激しさは短編映画祭で同様の作品群を観ているので、1本の映画として目新しい点は特になかった。
こんな世界に産んでしまってごめんなさい、ではなく、子どもの命を最優先に
>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

色々はっきりばっちり映りすぎ。
見えるか見えないかっていうのがジャパニーズホラーの怖さじゃなかったっけ…

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.0

なんでこんな男についてっちゃったの…
本編は終始不潔感が漂っていて、あまり面白味がなかった。
ただ、エンドロールは一見の価値あり。

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.5

ナチスに美術品を略奪された人々の来歴と美術品のその後を追ったドキュメンタリーなので、ヒトラーVS.ピカソというより、ナチスVS.美術収集家だったし、現ドイツ国家VS.持ち主の子孫でもあった。
そりゃ美
>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.0

こういう話を観ると大事に出来ないなら子どもを作るな、産まれたら死ぬ気で大事にしろ、と思ってしまう。
虐待もだけど子どもに金の無心をしている時点でもはや親じゃない…

全編通して起伏がなかったので観たこ
>>続きを読む

化粧師 KEWAISHI(2001年製作の映画)

3.3

セットで撮ってます!感が前面に出すぎ
タイトルの割に化粧するシーンが少なすぎ
椎名桔平、急に自分語りしすぎ
池脇千鶴、大きい荷物背負わされすぎ
田中邦衛と柴田理恵の間に菅野美穂は生まれないと思う

>>続きを読む

HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.8

売れっ子絵師や若い絵師に嫉妬しつつも自分がどういう絵を描きたいのかわからない若き日の北斎。そして病に倒れて昔のように絵が描けなくなる老年期の北斎…
ものづくりをしている身としてはどちらの北斎にも共感せ
>>続きを読む

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて鑑賞。
全体的にテンポが悪く、コメディ映画として中途半端だった。
このストーリーとキャストだったらもっと面白い作品になりそうなのに…
実在する映画のタイトルとか人名とかオマージュを
>>続きを読む

その名にちなんで(2006年製作の映画)

3.5

インドからアメリカに渡った女性の苦労が描かれるのかと思いきやそこは意外とあっさり終わった。
息子・ゴーゴリの恋愛・結婚・その後の顛末が切ない…
人間ってどこで生まれ育っても同じような悩みを抱えるもんな
>>続きを読む

ひゃくはち(2008年製作の映画)

3.5

#本と雑談ラジオ きっかけで鑑賞。
チームのことを考えているように見えたノブが豹変する様子を見て、野球って何よりもチームワークが大事なんじゃないの!?と思った。
主人公の雅人が結局のところ最初から最後
>>続きを読む

アンナとロッテ(2002年製作の映画)

3.5

思いやりのない登場人物が多くて、観ていて疲れた…
人の運に優劣をつけるのは馬鹿馬鹿しいことだけれど、どっからどう見たってアンナの運命の方が過酷で、ロッテは我儘だなと思った。
ロッテは金持ちの家に貰われ
>>続きを読む

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞。
血の繋がりのない人々が家族のような関係を形成する話が好きなので好みだった。
ただ地味っちゃ地味かな…ありがちなストーリーではあったと思う。

主人公の片腕であるヴィラがいつ
>>続きを読む

あなたの不幸はわたしの幸せ(2017年製作の映画)

3.5

イタリア映画祭2021にて鑑賞。
12分に恋愛・社会情勢・コメディ要素がぎゅぎゅっと詰まっていて存分に楽しませてくれた。
就職もできるといいね…

いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.5

こういう作品を観ると「その時々をしっかり生きよう」と思うのだけれど、すぐ忘れてしまうんだよな…そういう日常に埋れがちなものを思い出すために映画ってものがあるのかもしれないなあ。

舞台挨拶中継付き上映
>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.6

現場の人々の職務を全うしようと奮闘する姿が映画という形で残されてよかった。後世の人たちにも観てほしい。

それにしても総理なんで来たの感すごかった。
実際なんで行ったのかって言われてたもんな。
誰か止
>>続きを読む

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.6

サムくらいの歳の頃、親戚の漁師の昆布干し手伝う夏休みを過ごしていたので激しく嫉妬した。私もこんな夏休みを過ごしてみたかった…
じいさまの言う通り思い出を作るのは大切だけれど、量より質が大事だと思う。
>>続きを読む

フィオーリ、フィオーリ、フィオーリ!(2020年製作の映画)

3.0

イタリア映画祭2021にて鑑賞。
本作の前におまけ的についてる同監督のフェラガモのCMがかっこよかった。
本編自体は短編映画祭のプログラムに入っていたら埋もれる感じの凡庸さだった。インタビューの対象者
>>続きを読む

快楽殿の創造(1954年製作の映画)

3.5

鳥籠のようなものをかぶっている女性とか、ヘップバーンのような女性とかが出てきて衣装や美術が好みだった。あと、頭がやたらと長い男の蕩然としている顔が何度もしつこく出てくるのがツボ。
全体的に秘宝館っぽい
>>続きを読む

ルシファー・ライジング(1972年製作の映画)

3.5

これまでに観たケネス・アンガー作品の中で一番好き。
相変わらず訳わからないけれど衣装や美術や風景が素敵だった。
どことなくホーリー・マウンテンぽさもある。

https://youtu.be/4o6H
>>続きを読む

スコピオ・ライジング(1964年製作の映画)

3.0

サブリミナルバイク・サブリミナル猫。

本作が影響を与えているというニコラス・ウィンディング・レフンの『ドライヴ』は観たことないのでそのうち観る。

https://youtu.be/GDuu-m0-
>>続きを読む

ラビッツ・ムーン(1950年製作の映画)

3.0

1979年の7分バージョンを鑑賞。
女の子がかわいいのと、曲が良い。

https://youtu.be/gIyxIhpLGQk

人造の水(1953年製作の映画)

2.5

ひたすら水が流れる映像が続き、眠気が差してきた。
うっかり映画館で観てしまったら催しそう。

https://youtu.be/yUO6Q9RQPG0

花火(1947年製作の映画)

2.5

内容の割に長い。なぜこんなボコボコにされなきゃいけないのか…

https://youtu.be/MLDQ59wbQuY

我が悪魔の兄弟の呪文(1969年製作の映画)

3.0

寝る前に観たので悪夢見るかなと思ったけれど、逆に良い夢を見た。

https://youtu.be/lMeqKCVJ3cA

プース・モーメント(1949年製作の映画)

3.0

キラキラしているのになんだか不気味。
逆回転で撮ってるのかと思いきや早回しか…
ボルゾイが4匹出てくるよ。

https://youtu.be/bw31ZAhHkaQ

Kustom Kar Kommandos(原題)(1965年製作の映画)

2.5

車をふわっふわのファーで撫でまわす短編。
カスタムされたシートは女性器というより便座に見えた…

https://youtu.be/cW7Dk4z2oiQ

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて鑑賞。
生徒vs先生のコメディかと思いきや、どんどん違う方向へ…
フックスが良いキャラしてただけにあまり生徒の活躍が観られなくて残念だった。

フランス映画にありがちな露骨な下ネタ
>>続きを読む

さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

3.6

遺された者が気丈に振る舞う姿に弱いので開始17分で泣いた。
邦題がすばらしい。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.3

登録し忘れ。公開当時鑑賞。
離婚の流れが現実よりも綺麗に描かれていたような…
観た後で調べてがっかりした覚えがある。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.6

登録し忘れ。公開当時鑑賞。
プレゼントキャンペーンでTシャツが当たったのが良い思い出です。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

大人が子どもの話を聞いてくれなかったり、聞いてくれても微妙に話が通じない感じがキツかった。
宿題はしろ、赤ん坊の面倒は見ろ、お使いにも行けって
こんな環境じゃ子どもはまともに勉強できないよなあ…
まだ
>>続きを読む

ペルセポリス(2007年製作の映画)

3.7

イランに生まれたことによる苦労が描かれつつ、人間関係・恋愛・結婚・離婚などどの国に生まれてもぶつかり得る困難も描かれていて、友人の話を聞いているような気分になる作品だった。
主人公のおばあちゃんが素敵
>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.5

のどかな映画だった。
オリジナル曲が出来た後「メッセージ性が強い歌詞だな」とかメンバーが言うんだけど、字幕がないから全然わかんないのが笑えた。

棺桶ダイブ!

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.5

母と次女の関係性が良かった。
夫はもうちょっとしっかりせいよ…