ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

こんな風に人生は転がらないだろう…と思いつつも、フィクションとしての楽しさを堪能した。
私はゼメキス作品ととにかく気が合うのだと思う。
ヒロインが父親に性的虐待を受けていることを示唆する場面があるのだ
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ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.6

歌人の枡野浩一さんがイ・チャンドン監督作品の中で一番好きだと言っていたので観てみた。私はこれが初イ・チャンドン。

どんな映画なのかも知らずに観たのだが、観ている最中にこれは基になった事件があるのでは
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.5

自分をまともだと思ってる奴とかまともそうに見える奴の方が実はヤバいっていうことがこれでもかと表現されていた…
伊藤沙莉主演だけど語り手の立場なので、恒松祐里の役の方がフィーチャーされてたなー妹が胸糞だ
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俗物図鑑(1982年製作の映画)

3.5

青年がインタビューされて、アナウンサーをやり込めるシーンが良かった

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

『勝手にふるえてろ』が良かったので期待しすぎた…
上映時間が長く、テンポが悪く感じた。
同監督なら『勝手にふるえてろ』の方が断然好みだったし、脳内の自分が登場する作品だったら今年公開された『おらおらで
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天使(1982年製作の映画)

1.5

好きな人は好きなんだろうけど、私にとっては全く好みじゃなかった…
劇場に行こうか迷ってとりあえず配信で観てみてよかった…

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.7

子どもたちとおばあちゃんが一つのことを諦め、一つのことはやり遂げるのが良い。今を生きる子どもたちにとっては酷な話かもしれないけど、現実もこんなもんだ…

「魔女」を実在するものに置き換えてみると、めち
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トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.0

周囲の人の証言にとりとめがなく散漫なドキュメンタリーに思えた。
カポーティのパーソナリティはよくわからなかったが
「変わっていく人生の中で本当の自分を見失わないために」
と、養女に日記を書くように勧め
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて鑑賞。
全体的に色味や服が好みだった。
劇中の「党」「党員」という単語が何を指すのかわからなかったのだけれど、観た後にハンガリーの歴史を調べて戦後にソ連に占領されていたと知って納得
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.0

オンライン試写にて鑑賞。
全体的に話が薄い中、食料品店の店主のキャラクターが良かったのでもっと彼の活躍が観たかった。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

オンライン試写にて鑑賞。
佐々木が時折見せる寂しげな表情や、いたたまれなくなって泣き出すシーンが良かった。

音楽の付け方や全体的な撮り方がどことなく豊田利晃監督っぽくて、影響を受けているのかなとちょ
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.0

『ブラックキス』よりはマシというか普通だった。
どっちみち大衆ウケする作品じゃないからもっと狂気じみてた方が良かったと思う。

(原作は未読です)

ジェリーフィッシュ(2007年製作の映画)

3.0

想像してたより暗めな映画でインナーチャイルド的なあれだった。
3つの話が交差するのだが、ヘルパーの人とおばあさんの話は好み。
新婚夫婦の話なんかは「うっ」と思うオチがつくので、こういう情勢の中では観な
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.0

いまいち。色んな年代の人が出てくる割に人物像が描き分けられていない感じがした。
同監督作品は『君が世界のはじまり』の方が圧倒的に良い。
作るごとに良くなっていっているということだからこれからが楽しみ。

バーフライ(1987年製作の映画)

3.0

ブコウスキー作品なら『酔いどれ詩人になるまえに』の方が好みだった。
バーフライは脚本、酔いどれ〜は原作だから厳密には違うタイプの作品なのだが、描かれていることがほぼ同じなので、マット・ディロンの演技と
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ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

3.0

パリのナイトクラブ・クレイジーホースでルブタンがプロデュースした「ファイア」というヌードショーのドキュメンタリー作品。
綺麗だしおしゃれなんだけど、映画としては退屈だった。
ダンサー紹介で1人1人がス
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