ゆうしさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうし

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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.0

自分が45歳だったら、本当に素敵だと思えただろうなあってタイプの嘘臭さだった

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

関わった人みんなくそ楽しかったんだろうなあって思った

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.6

スピッツ的なわけわからん歌詞を、魅力損なわずにそのまま映像化したみたいな話

天使の涙(1995年製作の映画)

3.9

どこにもいけない人たちがどこにもいけないけど生きてる話

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.4

俺の目は節穴だったみたいで、二回目のバードマンはとてもよかった。

消化不良だからもう一度観たい。

「フィクション」なるレッテルがどれだけ不確かなものか、僕らの生にとってどれだけ無意味なものかを思い
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.7

これはすごい。

監督本人のことをめちゃくちゃ投影してるはずなのに、微塵もエゴを感じさせない。
『わたしはロランス』のときはそのエゴとあとは過度に抽象的な映像がウザくてあんまり評価できなかったけど、今
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.2

ごくごく私的で、めちゃくちゃありふれた理由で高評価。

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

4.3

主人公のルーカスが当たり前のように呟いた「誰にだって夢がある。だから努力するんだ」って台詞がえらく胸に突き刺さった。

努力をしている人にもしていない人にもおすすめできる素晴らしいドキュメンタリー映画
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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

3.5

アジア的雑踏と近未来SFを融合させた世界観を提示したのはすごい。

デッカードの扱いについては劇場公開版よりも最終版の方が好き。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.2

ストーリーじゃなくて感情を描いたもの。
筋書きを廃してイメージの羅列でそれを表現する技術は確かにすごい。

ただまぁそんな好みではないかな。

サブマリン(2010年製作の映画)

4.5

十代の男の子だけが幻視できる、世界の果てでのラブストーリー。舞台は1980年代のイギリスだけど。

心象の表現に最も親和性の高い形態は映画だ、と心の底から思わせてくれた。
現実と心象表現の比率が一対一
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.4

タイトルに騙されてほのぼの系センチメンタル映画かと思ってたけど、映画人の遺作にふさわしい、いかようにも語りうる深みのある傑作だった。

オールナイトのラスト一本で、三時間の長編で、特にエンタメなわけで
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グブラ(2005年製作の映画)

4.2

同監督による『細い目』の続編。

前作がオーキッドとアーロンの二人の世界に焦点を当てていたのに対して、今作は前作の周辺人物に娼婦と聖職者たちを加えた群像劇である。

今作の一番の特徴は、『細い目』のア
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細い目(2004年製作の映画)

4.0

現代マレーシアでは若干のタブーらしい中国系とマレー系の恋愛を描いた映画。

主人公のアーロンの言語センスと、画面全体に褪せたグリーンを流し込んだような色使いが見所か。生活感まるだしのロケ地なんだけど、
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.2

低彩度の画作り、禁欲的な音楽、暗示的なカットを要所要所で用いる手法が、ストーリーの救われなさと切なさに合っていた。

本来なら色鮮やかに、ポップに映るはずのものを、全編を通してまるで誰かの思い出みたい
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.3

映画のマジックがあった。めちゃくちゃ好き。
狭い画角を多用していたり、説明的なカットやセリフがほとんどなくてそもそも台詞そのものが最小限だったりで、とにかく二人の世界を表現するのに余計なものを全部削ぎ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

2.1

全然だめ。結論のための筋書きって感じがめちゃくちゃ鼻につくし、「映画の内容が内容なのにマルーン5起用するのどうなの笑」感がひどいし、その筋書きにしてもあまりにご都合主義がすぎる。低予算でいい映画作って>>続きを読む

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