YusukeMiyanishiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直この話がどこまでノンフィクションでどこまでがフィクションなのか困惑してます。

村の収録シーンが印象的でした。炎を前にして村人を追い立てる。撮影が終わっても泣き続ける子ども、ぐったりと反応のない女
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.3

何でこれが日本であまり知られてないか不思議に思うほど素晴らしい作品。

自分がサンタだと信じる老紳士のクリングルから始まるこの物語、前半は彼が大手百貨店で販促役のサンタクロースを請け負う所から、後半で
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グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.2

南ベトナム、ラジオ、軽口、同僚、お堅い上司、検閲、美女、ベトナムの親友、ベトコン、テロ、戦争。

基本は他の戦争映画と同じく戦争の虚しさや介入への疑問が描かれてますが、信頼できる同僚やトップ指揮官、少
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.8

学校、親、片思い、果ては自分自身など様々なものに抑圧された今へ立ち向かう勇気を、詩の授業を通して培わせる映画。

詩は素晴らしい!と鼓舞する映画ではなく、勇気を持てど、どうすることもできない現実も描い
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

シリーズ初見。インターセプターの扱いとマックスが所々神格化されてる所を除けばかなりよかった!

初めっからおいかけっこの連続でその合間にイカれ狂った世界を垣間見ることができてはじめから腹一杯!主要キャ
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デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

3.3

昔ならかなり響いた作品だと思うけど今観てみればよくある話になってしまってるかな。確かにこの死刑囚の話は悲しいけども「さまよう刃」とかを見ると死で裁かれるべきひとは必ずいるわけで、そこからの話は政治的な>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.6

SFという柱にヨハネスブルク(主にダイ・アントワード)を肉付けした感じ。

セッション(2014年製作の映画)

4.2

新人監督が短い期間でこれだけの映画を撮ったと考えたら感慨深いモノがある。

内容はスポコンもの?なんだけどたまたまyoutubeで見た小島監督の言う通りアクション映画ですねこれは。

シーンのテンポが
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.5

なんだろう。仕事に対する向かい方と言うのが良く考えさせられる。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

とある三人が愛を求めようとした話。

この話はゲイやダウン症などの話が出てきますが、核となる点は「家族」である点だと思います。

家族で居られることの愛と素晴らしさがこの映画からは感じました。

もしも君に恋したら。(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

中々前に進めないラドクリフを観に。

どことなく「500日のサマー」を感じる。でもこっちの主人公の方がナヨナヨしてて共感が持てた。あとやたら生理的に生々しいジョークなのはお国柄なんだろうか。フールズ・
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.8

全く正反対な二人が魂をぶつけ合い成長していく物語。何より一番驚くべきなのは実際にいた二人だと言うこと。

やっぱりロン・ハワード監督と史実ものって合いますよね!映像もとても綺麗でした。

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.0

水や草など、自然が凄く綺麗でした。ヒーローがお笑い役だと色々面白くできて良いね。

ただラプンツェルの目が大き過ぎて不自然に感じるところも...(^_^;)

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

長い映画の筈なのに、終始画面を釘付けにされたのは一流の監督と原作者がいてこその賜物ですね。結婚とは何なのか。

始めの台詞と最後の台詞がこの映画のテーマな気がして、とても印象的でした。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.2

画面がでかいTCX、ドルビーアトモスで鑑賞。

爆弾を抱えた子供のシーンから「命の価値観」が 麻痺したという感覚がとても簡単に伝わってき て素晴らい演出だと感じました。

主人公のイラク戦地でのスナ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これは今までのSFとは違って高次元のSF映画だと思う。

キップ•ソーン監修のこの映画、途中まで「火の鳥」を思いながら観ていたが全然違っていてこの映画は困難と希望について描かれていて、予告編の「Rag
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イコライザー(2014年製作の映画)

2.9

「トレーニングデイ」のコンビで贈るこの映画。
いつバトルが始まってもおかしくないような終始張り詰めた感じで面白かったけどちょっと疲れました(汗)

もう何作目かわからない「退職したスゴ腕オッサン」シリ
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.5

相変わらずこれを超える次回作作れるの?と心配するくらいの豪華なキャストとこれでもかというほどのバトル!ただ大画面やとCGが分かり易い作りなのが残念。ただ気になってもやっぱ面白いものは面白い。

そして父になる(2013年製作の映画)

4.5

日本人だからこそ見て欲しい映画。

家族とはと問いかけた映画。演出も演技も本物ののそれの樣で自然と自らの家庭を重ね合わせながら観ていました。
何が正しいとか、何が間違っているとか、家族はそういったもの
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

同監督作品でキアヌ主演の「フェイクシティ」が好きだったので密かに期待しながらレンタル。

やはり警察とギャングのいきなり誰が撃たれてもおかしくないピリピリとした緊張感を終始帯びていて良かったです!
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プロデューサーズ(2005年製作の映画)

3.2

多少古臭さは感じるもののやはり面白かったです。

色々アブないネタをコメディミュージカルにした一本。歌のないところはだいぶ昔の映画なので仕方なく平凡なのですが、オネエのオーバーアクションとかちょくちょ
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

2.5

独特な世界観を演出した映像が独特でギリアムを思い出した。けど原作が自分には合わなかったかなー。後半のストーリーは昔の話によくある話で時代に翻弄された人達の想いが載せられてただただ悲しい。エターナルサン>>続きを読む

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.5

前半は幸せの塊のような展開で後半はゆっくりと喪失へと下降してラストのシーンはとても切ない。最後の方は何かいい意味で火の鳥を思い出した。映像はよく撮れていると思う。上野樹里の何を考えてるか分かんないよう>>続きを読む

ラスト・ワールド(2013年製作の映画)

3.0

「終末を目前に、人類存続のためにどのような人物を選ぶか?」と言う思考実験を題材にした映画。哲学好きなら楽しめそう(º∀º)